「ビールはビールだけ?──モンゴルで驚いたお酒の飲み方」
更新日:9月5日

モンゴルで生活していて、日本との違いを感じたことの一つがお酒の飲み方です。
あくまで私が実際にモンゴルで見たり、一緒に飲んだりした範囲での話ですが、日本の居酒屋のように、
「ビールを飲みながら、枝豆や刺身、焼き鳥などを少しずつつまむ」
という光景を、私はほとんど見たことがありません。
ビールを飲むなら、ビールをひたすら飲む
特に印象的なのがビールです。
日本では「ビール+おつまみ」がほぼセットですが、モンゴルではビールだけをひたすら飲んでいる人をよく見かけます。
反対に、食べる時は軽いつまみではなく、肉料理などをしっかり食べながら飲むという感じです。
つまり私の印象では、
日本
お酒 + 少量のおつまみを何種類も楽しむ
モンゴル
お酒だけで飲む
または
食事 + お酒でガッツリ楽しむ
という違いがあります。
バーでも「おつまみ」があまりない
これが特に分かりやすかったのがバーです。
日本のバーなら、ナッツ、チーズ、チョコレート、乾き物など、何かしら軽くつまめるものが用意されていることが多いと思います。
ところが、私が行ったモンゴルのバーでは、そうした日本的な「ちょっとしたおつまみ」をあまり見かけませんでした。
私たちがお酒と一緒に何かつまみたいと思った時には、なんとオーナーがわざわざ近くのコンビニまで買いに行き、私たちのために特別に出してくれました。
これは逆に言えば、それくらい「お酒を飲むなら何かつまみが欲しい」という日本人の感覚が、モンゴルでは当たり前ではないのかもしれません。
そして何より、わざわざ買いに行ってくれたオーナーの優しさも印象に残りました。
「お酒+つまみ」は日本独特の楽しみ方なのかもしれない
考えてみると、日本の居酒屋文化はかなり独特です。
お酒そのものだけではなく、
「今日は何をつまみに飲もうか」
というところまで含めて楽しんでいます。
モンゴルでお酒を飲んでみて初めて、普段当たり前だと思っていた日本の「おつまみ文化」も一つの食文化なのだと気づきました。
海外で暮らしていると、こうした本当に小さな違いが意外と面白いものです。
統計やガイドブックではなかなか分からない、実際に現地で一緒に飲んでみて初めて気づいた日本とモンゴルの違いでした。

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