「平成元年あたりから〜平成16年式以前が最後の完成形、全くと言ってよいほど壊れない!その後、技術は進化したが、実用性はどうだろうか」2025年12月14日
- 後藤 友亮

- 7月19日
- 読了時間: 2分
この古いハイエースもそうですが、
排ガス規制前の平成16年式以前の車両は、今振り返ると「道具として完成されていた最後の世代」だったと感じます。
構造はシンプルで頑丈、無駄な電子制御はなく、壊れにくく、壊れても直しやすい。結果として圧倒的に費用対効果が高い車両でした。
その価値を理解していたからこそ、経営者時代は新車には見向きもせず、あえて走行距離が少なく程度の良い16年式以前の車体を探して購入してきました。
引退後、新しい年式のトラックを所有してみて、過去の選択が正しかったことを痛感しました。
現在の車両は、排ガス規制対応の名のもとに、各種センサーだらけで
環境性能を優先するあまり、実用性・耐久性・維持費は確実に犠牲になっています。
便利そうに見えるハイテク装備は、現場や日常使用においては「不要」どころか、故障時には足を引っ張る存在になります。
警告灯ひとつで動かせなくなり、余分な高額な修理費が発生します。
最低限必要な装備だけを備え、誰が見ても状態を把握できる。
そんな不便だが信頼できる車こそが、本来の働く車の姿だったはずです。
今になって、走行距離が少なく程度の良い平成16年式以前の車両が海外需要により急速に姿を消している理由がよく分かります。
それは偶然ではなく、分かっている人間がすでに確保しているからです。
これから先、
「環境性能は高いが、些細なことで走れなくなり、金がかかる車」
と
「多少古いが、黙って働き続ける車」
どちらが本当に価値を持つのか。
中古車市場がその答えを、示し始めているように思います。





コメント