目に見えて他国の通貨(自身が持ってる多種類外貨対)対で円が下落し続けています。2026年4月11日
更新日:7月26日
ここ数日、目に見えて他国の通貨(自身が持ってる多種類外貨対)対で円が下落し続けています。いま起きているのは、単なる「ドル高による円安」ではありません。
むしろ足元では、ドル自体が主要通貨に対して弱含む場面も出ています。にもかかわらず、円はなお弱い。つまり本当に深刻なのは、ドルに負けていることではなく、世界の通貨全体に対して円だけが沈んでいるような構図です。ロイターも、足元でドルが週ベースで下落する一方、円は低金利やエネルギー輸入負担を背景に弱さが続いていると伝えています。
日本から見ると、日経平均もゴールドも異常なほど上がって見えます。実際、日経平均は4月初旬の週に5.39%上昇し、金は2026年1月に1オンス5,110ドル台の史上最高値をつけました。ですが、その見え方をそのまま「資産がものすごく増えた」と受け取るのは危険です。そこには、資産価格の上昇以上に、円の価値そのものが落ちているという現実が混ざっています。
それは実質実効為替レートを見ると、よりはっきりします。BIS系データでは、日本の実質実効為替レートは2026年2月時点でかなり低い水準にあり、FRED掲載のBIS系列でも広義ベースで67.03まで落ちています。これは、円が対ドルだけでなく、幅広い通貨バスケットに対しても弱いことを示しています。
だから、今の局面で「ドル円が上か下か」だけを見て騒ぐのは、正直もうズレています。
本当に見るべきなのは、ドル円ではなく“対世界通貨で見た円の弱さ”です。
日経平均が上がっても、ゴールドが上がっても、それが「豊かになった」ことを意味するとは限らない。
もしかするとそれは、世界の中で円の購買力が静かに削られていることの裏返しなのかもしれません






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