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AIと議論しながら考えた、人手不足・ロボット化・これからの社会2026年6月16日

更新日:7月23日

最近、AIや人型ロボットの進化を見ていると、世の中は想像以上の速さで変化していると感じます。

現在、日本では人手不足が深刻化しており、外国人労働者の受け入れ拡大や高齢者の就労促進などが進められています。

しかしその一方で、AIや人型ロボットは驚くほどの速度で進化しています。

もちろん、あと5年で世の中の仕事の99%が完全に置き換わるとは言いません。

しかし、この1年の進化を見る限り、事務作業や営業、管理業務だけでなく、工場や物流、さらには建設現場などの作業まで、人型ロボットが担える範囲は急速に広がっていくと思います。

私は経営者として35年以上仕事をしてきました。

だからこそ思うのですが、今のAIやロボットの進化速度は、従来の常識で考えない方が良いのではないでしょうか。

さらに興味深いのは、最初から完全自律型ロボットになるのではなく、

「人間が遠隔操作し、AIが補助する」

という形から普及していく可能性が高いことです。

そうなれば、一人の人間が複数のロボットを管理することも可能になります。

つまり、人手不足と言われている問題そのものが、大きく変わる可能性があります。

私は以前から疑問に思っています。

もし国も企業も、

「AIとロボットが急速に普及する未来」

を想定しているのであれば、

なぜ今だけの人手不足を理由に外国人労働者の受け入れを拡大し続けるのでしょうか。

もちろん現在の人手不足への対応は必要です。

しかし、数年後に状況が大きく変わる可能性があるのであれば、日本人にとっても外国人にとっても慎重に考えるべき問題ではないかと思います。

また、私が気になっているのは別の点です。

それは、

「ロボットが仕事をする」

ことよりも、

「誰がロボットを持つのか」

です。

昔は土地を持つ人が強い時代でした。

その後は工場を持つ人が強くなり、さらに情報やプラットフォームを持つ企業が強くなりました。

そしてこれからは、

* AI

* ロボット

* 電力

* データ

を持つ企業が圧倒的に有利になる可能性があります。

大企業は最初は採算が合わなくても導入するでしょう。

なぜなら、経験とデータが次の利益を生むことを知っているからです。

その結果、資本力のある企業にさらに力が集中する可能性もあります。

一方で、私は現場の経験を持つ人間の価値はしばらく残ると思っています。

実際に私は先日、設置から25年経過した太陽光発電システムのパワーコンディショナーの故障を、AIと相談しながら調べました。

症状を伝え、写真を見せ、測定結果を共有しながら原因を追いかけました。

そこで改めて感じたのは、

AIは非常に優秀ですが、

「なんかおかしい」

という現場の違和感や経験から来る判断は、まだ人間が強いということです。

ただし、それも永遠ではないでしょう。

将来は、

「AIが診断し、人間が最終判断する」

という形が当たり前になるかもしれません。

そう考えると、本当に価値を持つのは知識そのものではなく、

AIを使いながら現実世界で判断できる人

なのだと思います。

私は昨年、35年以上続けてきた経営者を引退しました。

今振り返ると、本当に良いタイミングだったと思っています。

変化が怖いからではありません。

むしろ変化が大きすぎて、今の時代は企業として大きな投資判断をすることが非常に難しいからです。

AIはどこまで進化するのか。

人型ロボットはどこまで普及するのか。

金利はどうなるのか。

エネルギー価格はどうなるのか。

数年後の前提条件そのものが動いています。

だから私は今、

借金を増やさない。

固定費を最小限に。

身軽でいる。

そして小さな実験を繰り返す。

そんな生き方を選んでいます。

AIグラスを試し、音声クローンを試し、古民家を直し、林業を学び、太陽光設備を修理する。

大きな勝負をするのではなく、小さく試しながら時代の流れを観察する。

それが今の私には合っているように思います。

そして最後に思うことがあります。

私は、人手不足の時代はいずれ終わる可能性が高いと思っています。

もちろん全ての仕事がなくなるわけではありません。

しかし、多くの分野で必要な人員は減っていくでしょう。

これからの社会は、

「人が足りない」

から、

「人間は何をするべきなのか」

を考える時代へ変わっていくのかもしれません。

だから今の私は、無理に答えを探そうとは思いません。

むしろ、

答えを集める人生から、流れを読む人生へ。

そして、

時代がどこへ流れていくのかを一歩引いて見る。

そんな気持ちで、この大きな変化の時代を見つめています。


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