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- チェンソー特別教育3日目――終わるのが寂しくなるほど、価値のある講習でした
今回は、林業・木材製造業労働災害防止協会静岡県支部で受講した、チェンソー特別教育の3日目について感想をまとめます。 最初のきっかけは、近所の方から伐採を頼まれたことでした。 もし作業中に自分が怪我をしてしまったら、頼んでくれた方にも迷惑をかけてしまう。そう思ったことが、伐採について学ぼうと考えた理由です。 そこから、実際に林業の現場を見学する機会がありました。 そして、現場を見て驚きました。 伐採という仕事は、想像していた以上に危険を伴う仕事だったのです。 私は以前、鳶職の会社も経営していました。高所作業には常に危険が伴うことを知っています。 しかし、実際の林業の現場を見て、正直なところ、鳶職よりも危険なのではないかと感じました。 もちろん、どちらも危険を伴う仕事であり、単純に比較できるものではありません。 ただ、木が倒れる方向、枝の落下、地形、チェーンソーの扱いなど、林業には経験と知識だけではなく、常に危険を予測する判断力が求められることを実感しました。 現場の職人さんから「まず安全用具をそろえなさい」と言われ、お店も紹介してもらいました。 そのお店の方にも、チェンソーの特別教育を受けるよう勧められました。 こうして参加した今回の講習は、これまで受けたいろいろな講習とはまったく違いました。 講師は現役の林業の方で、研究にも取り組んできた方です。 現場での実体験に基づく説明は納得できるものばかりで、人の話を聞くのが苦手な私も、いつの間にか引き込まれていました。 少し残念だったのは、マイクの音が小さく、聞き取りにくい場面があったことです。 実は、申し込み書を送る先を間違えていたのは私でした。 そのため参加登録ができておらず、急きょ参加させてもらうことになりました。 席も用意されていなかったので一番後ろになり、聞き取りにくかったのは、そのことも影響したと思います。 それでも講習は楽しく、あっという間に終わりました。 今日で終わりだと思うと、少し寂しさを感じたほどです。 チェンソー特別教育で学んだ、草刈り機の燃料管理と刃の手入れ 刃の手入れと、刃選びの大切さ 今回、特に印象に残ったのは、刃の手入れと、刃の大切さ草刈り機やチェンソーの手入れについてです。 刃の手入れについても、なぜ必要なのかを具体的に教わりました。 切れ味の悪い刃を使っていると、作業効率が落ち、余計な力や体力が必要になります。 そして、切れの悪い刃を使い続けることは、事故につながる危険もあるそうです。 これは、現役の講師であり、労災事故の検証にも携わってきた方が、実体験をもとに説明してくれたことです。 機械にも負担がかかり、寿命を縮める原因になるそうです。チェンソーでは、切れ味が落ちると振動が増えたり、まっすぐ切りにくくなったりすることがあります。www.husqvarna.com 刃を研がずに使い続けるのではなく、正しく研ぎ、機械の状態も確認することが大切です。 刃の切れ味だけでなく、チェンの張りなども点検しないと、思わぬトラブルにつながることがあります。 使う前には機械を掃除して状態を確認することも、毎回欠かせないと教わりました。 驚いたのは、刃は、使い始めの新品よりも、正しく研いで状態を整えた後のほうがよく切れることもあるそうです。 刃の研ぎ方を学べば、切れ味を保ちながら長く使えるという話も印象に残りました。 どんな刃を使うかも大切だと教わりました。 講師の話では、マキタなどの機械でも、購入時に付いている刃が、どこのメーカーのものか分からない場合があるそうです。 林業の方は、刃によって機械の寿命や作業時の体力、安全面に違いが出ることを、現場で経験しています。そのため、刃選びにもこだわりがあるとのことでした。 講師は、刃を選ぶときは、刃物を専門に作っている、よく知られたメーカーの製品をおすすめしていました。 機械本体だけでなく、取り付ける刃にも目を向ける。その理由を、現場での経験を交えて聞けたのが印象に残りました。 草刈り機の燃料にも、知らなかった理由がありました 草刈り機をしばらく使わずに置いておくと、なぜエンジンがかからなくなるのか。 講師からは、燃料を長く放置すると状態が悪くなり、その燃料でエンジンを回すことで機械に負担がかかる、同じことを繰り返せば故障につながることもある、と説明を受けました。 古くなった燃料や混合燃料が機械の不調や損傷につながる場合があることは、メーカーの取扱説明書にも記載されています。ssc.stihl.com 講師の話では、草刈り機のような小型エンジンは、見た目以上にデリケートだそうです。 燃料の状態や日頃の手入れが、エンジンの始動や機械の寿命に大きく関わると知り、驚きました。 講師からは、使い終わったら燃料を抜くこと、そして、その日の燃料なら車などで使えるという説明もありました。 これは、現場で長年機械を使ってきた講師の実体験に基づく話です。 私自身も、バイクのキャブレター車を燃料コックを締めないまま、しばらく動かさないと、エンジンが壊れたわけではないのに、かからなくなることを経験しています。 そのため、講師の説明は自分の経験とも重なり、納得できるものでした。 取扱説明書に書かれた注意事項と、現場で長く機械を使ってきた方の実体験から得られる知識は、視点が異なることがあります。 ここでは、講習で聞いた説明と私自身の経験を紹介しています。 燃料や機械、車両によって条件は異なりますので、実際に燃料を抜いたり、別の車両で使用したりする場合は、それぞれに合った方法を確認したうえで判断してください。 もう一つ、エアクリーナーの点検や掃除も、毎回の手入れの一つです。私のチェンソーは、これまで3回ほど使っただけでしたが、今日エアクリーナーを開けて確認すると、思っていた以上に汚れていて驚きました。 講習では、エアクリーナーを外すときは、必ずチョークを引いてから作業するよう教わりました。そうしないと、周囲のゴミがエンジンの吸気口に入り込むおそれがあるそうです。何気ない掃除にも、きちんとした手順と理由があるのだと実感しました。 少し大きな木を切るなら、必ず特別教育を受けることをおススメします。 今回の講習で強く感じたのは、チェンソーは小型だから安全とは限らず、刃の状態や使い方によって、事故につながる危険があるということです。 切れ味の悪い刃を使うと、作業効率が落ち、余計な力や体力が必要になります。 さらに、切れの悪い刃を使い続けることが事故につながる場合もあると、現役の講師であり、労災事故の検証にも携わってきた方が、実体験をもとに説明してくれました。 切り方の手順や、林業の方ならではの技術、機械や刃の点検・手入れなど、教わったことを挙げればきりがありません。 一つひとつ理由まで聞けたことで、これまで何となく使っていた機械の見方が変わりました。 道具をそろえるだけでなく、機械の仕組みや手入れ、刃の研ぎ方、切り方の手順を学ぶことが大切だと感じました。 最初は、けがをして人に迷惑をかけないために参加した講習でした。 受けてみると、それ以上に、これから道具を使ううえで役立つ知識をたくさん得ることができました。 想像していた以上に価値のある3日間でした。 今回受講した特別教育について 今回の特別教育は、林業・木材製造業労働災害防止協会静岡県支部で受講しました。講習の案内や申込方法などは、公式ページでご確認ください。静岡けん木れん〖静岡県木材協同組合連合会〗 林業・木材製造業労働災害防止協会静岡県支部〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6 県庁西館9階TEL・FAX:054-252-3160メール:rinsai-sizuoka@m6.dion.ne.jp公式ページ・労働安全講習の案内 ※この記事は、受講者個人の感想と講習で聞いた内容をまとめたものです。講習の内容や申込方法については、公式ページをご確認ください。 協同組合かけはし/KAKEHASHI HUMAN MONGOL LLC 後藤友亮/GOTO YUSUKE 静岡県浜松市/モンゴル・ウランバートル 公式サイト:https://www.kakehasi.biz/
- モンゴルでのクレジットカード・電子決済で注意したいこと――現地の大手銀行員から聞いた桁違い請求と二重決済
モンゴルのクレジットカード決済で注意したい3つのこと モンゴルでクレジットカードを利用する際には、日本とは異なる通貨の桁数や決済方法に注意が必要です。 モンゴルで生活していて、日本との大きな違いを感じることの一つが、電子決済の普及です。 スーパーやレストランはもちろん、小さな個人商店や屋台でも電子決済が利用されています。 私の実感では、モンゴルでは現金を使う機会が少なく、電子決済が日常生活の中心になっています。 しかし、便利な一方で、日本人が注意しておきたいことがあります。 それが、モンゴルの通貨「トゥグルグ」の桁数の多さです。 今回は、私自身の生活経験と、モンゴルの大手銀行に勤務する現地の銀行員から直接聞いた話を紹介します。 日本人にはトゥグルグの金額が非常に見にくい 例えば、次の金額を見てください。 正しい金額 一桁多い金額 日本円の目安 5,000₮ 50,000₮ 約200円 → 約2,000円 15,000₮ 150,000₮ 約600円 → 約6,000円 50,000₮ 500,000₮ 約2,000円 → 約20,000円 100,000₮ 1,000,000₮ 約4,000円 → 約40,000円 ※日本円は比較しやすいよう、1円=25トゥグルグと仮定した概算です。2026年10月11日の実勢為替レートを示すものではありません。 一桁違うだけで、支払う金額は10倍です。 日本人にとって、トゥグルグの大きな数字は慣れるまで直感的に判断しにくいものです。 さらに、レシートの文字が小さく、金額を確認しにくい場合もあります。 特に注意したいのが、店員が決済端末に金額を手入力する場面です。 現地の大手銀行員から直接聞いた話 今回紹介する話は、インターネットで見つけた噂ではありません。 私がモンゴルの大手銀行に勤務する現地の銀行員から、直接聞いたものです。 その銀行員によると、店員が決済金額を一桁多く入力してしまうことがあり、現地のモンゴル人でも経験する場合があるそうです。 例えば、本来50,000トゥグルグの支払いが、500,000トゥグルグになってしまうようなケースです。 単純な入力ミスで起こる場合もあれば、意図的に行われる場合もあるとのことでした。 ただし、実際に故意だったかどうかを判断することは簡単ではありません。 また、こうした問題がどれほどの頻度で発生しているのか、確認できる統計があるわけではありません。 モンゴルのカードと日本のカードでは事情が違う? 銀行員から聞いた話の中で、もう一つ興味深かったことがあります。 それは、日本人であっても、モンゴルの現地発行カードを使う場合と、日本で発行されたカードを使う場合とでは、こうしたトラブルの起こりやすさに違いがあるという話でした。 現地発行カードを使っていると、お店側からモンゴルの現地利用者と思われやすいことが、その理由の一つではないかとのことです。 一方、日本発行のカードでは、外国人による利用と認識され、店側が慎重になる場合もあるのではないかという話でした。 ただし、カードの発行国が店員に必ず分かるわけではありませんし、実際の発生率を比較した公式統計を確認したわけでもありません。 現地の銀行員から聞いた一つの見方として紹介します。 日本人だから特別に狙われる、あるいは海外発行カードなら安全という話ではありません。 一番注意したいのは決済金額の手入力 特に注意したいのは、次の二つの場面です。 ① 店員が決済端末に金額を手入力するとき 商品のバーコードを読み取り、レジから金額が自動的に転送される方式と違い、人が金額を入力する場合には桁を間違える可能性があります。 ② カードやスマートフォンで支払う直前 クレジットカードをかざす前に、端末の表示金額を確認することです。 QRコード決済も、決済方式によっては金額を手入力するため、同様に確認が必要です。 ほんの数秒ですが、支払いを確定する前の確認が大切だと思います。 駐車場などでは二重決済にも注意 もう一つ銀行員から聞いたのが、駐車料金などで同じ金額が二回決済されてしまうケースです。 こちらも操作ミスの場合と、意図的な場合があるという話でした。 特に注意したいのは、最初の決済が失敗したように見え、もう一度支払いを求められる場合です。 一回目の決済がすでに完了している可能性もあります。 銀行アプリや利用履歴を確認してから、再度支払うことをおすすめします。 なお、カードの利用履歴には一時的な承認記録が表示されることもあるため、表示が二件あるだけで、必ず二重に請求が確定したとは限りません。 間違いに気づいたらどうする? 現地の銀行員の話では、間違いが見つかった場合、お店側が謝罪して訂正することもあるそうです。 しかし、日本人の場合は言葉の問題もあり、その場でレシートを確認するのが難しいこともあると思います。 後から気づいた場合でも、お店やカード発行会社に相談することはできます。 モンゴルの大手銀行TDB(貿易開発銀行)でも、決済金額の誤りや二重決済などに関する異議申立て制度が案内されています。 ただし、返金が必ず認められるわけではなく、申立ての期限や条件があります。 日本で発行されたカードで支払った場合は、基本的に日本側のカード会社へ問い合わせることになります。 レシートや決済履歴を保存し、間違いに気づいたら早めに連絡することが重要です。 私自身は今のところ経験していません 誤解のないように書いておきたいと思います。 私はこれまでモンゴルで、一桁多く請求されたり、二重決済されたりした経験はありません。 むしろ、モンゴルの電子決済は非常に便利だと感じています。 今回この記事を書いたのは、現地の大手銀行員から直接こうした話を聞き、日本人には特に注意が必要だと感じたからです。 現地のモンゴル人でも経験することがあるのであれば、トゥグルグの桁数に慣れていない日本人は、なおさら気づきにくいのではないでしょうか。 もちろん、店員による単純な間違いも考えられるため、必要以上に疑う必要はありません。 大切なのは、支払う側も確認する習慣をつけることです。 カードをかざす前に金額を見る。 支払いが終わったら利用履歴を確認する。 この二つだけでも、思わぬトラブルを防ぐことにつながると思います。 これからモンゴルを旅行する方、移住を考えている方、そして現地で銀行口座を開設する方の参考になれば幸いです。 最後に――私が感じるモンゴルの治安 今回、電子決済の注意点について紹介しましたが、決してモンゴルの治安が悪いと言いたいわけではありません。 むしろ、私個人の感想としては、これまで訪れたさまざまな国の中でも、モンゴルは治安が良いと感じる国の一つです。 もちろん、どこの国でも間違いやトラブルは起こります。それは日本でも同じことです。 大切なのは、必要以上に警戒することではなく、その国の事情を知り、ちょっとした注意を心がけることだと思います。 私はこれからも、実際にモンゴルで生活して感じたことや、現地の人から直接聞いた情報を、良い面も悪い面も含めて紹介していきたいと思います。 参考情報 モンゴル貿易開発銀行(TDB):カード決済の異議申立てhttps://www.tdbm.mn/en/dispute QPay Mongolia:電子決済サービスhttps://qpay.mn/p/business ※この記事は、2026年10月11日現在の情報と、私自身のモンゴルでの生活経験、現地の大手銀行員から直接聞いた話をもとにまとめたものです。 協同組合かけはし/KAKEHASHI HUMAN MONGOL LLC 後藤友亮/GOTO YUSUKE 静岡県浜松市/モンゴル・ウランバートル 公式サイト:https://www.kakehasi.biz/
- チェーンソー特別教育で初めて知った驚きの話――AIが進化しても、この講師には代われない
今回、チェーンソー特別教育を受講して、作業時間の管理や安全対策など、知らなかったことを数多く学びました。 特に印象に残ったのは、現役職人の講師が語る実体験と、AIでは簡単に代替できない技術の価値です。先日から3日間、チェーンソーの特別教育を受けています。 今回の講習では、知らなかったことが次々と出てきました。 そして何より、AIがどれほど進化しても、こういう人には簡単には代われないのではないかと感じる講師に出会いました。 ①チェーンソー特別教育で知った作業時間と雇用主の責任 最初に驚いたのが、チェーンソーや草刈り機の作業時間です。 講習では「1日2時間」という話がありました。 経営者の立場で考えると、さらに驚きました 講習で「1日2時間」という話を聞いたとき、私が真っ先に思ったのは、従業員に草刈りを頼む会社のことでした。 草刈り機の安全管理と雇用主の責任 昔は会社の周囲の草刈りなど、従業員に普通にお願いしていたものです。 しかし、今はそう簡単な話ではないのかもしれません。 経営者が知らなかったでは済まされない問題もあるということです。 以前、会社の周囲の草刈りを、自治会から「やらないでほしい」と言われるようになったことがありました。それまではガソリン代まで支給してくれてました。 当時は不思議に思っていましたが、今回の講習を受けて、安全管理や事故が起きた場合の責任も関係していたのかもしれないと思いました。 もちろん、本当の理由は分かりません。 しかし、経営者を経験した私にとって、今回の講習は作業技術だけでなく、雇用主の責任についても考え直す機会になりました。 調べてみると、厚生労働省の振動障害予防対策指針では、チェーンソーの振動ばく露時間は原則1日2時間以下、連続操作は10分以内とされています。 草刈り機についても振動値に応じた作業時間の管理が必要です。 私はこれまで普通に山仕事をしてきましたが、知りませんでした。 ②チェーンソーのオイルで寿命は変わるのか 次に驚いたのが、オイルについての説明です。 講師によると、チェーンの刃を潤滑するオイルは、必ずしもメーカー純正品でなければならないわけではないそうです。 極端な例として「サラダ油でもよいくらい」という話まで出ました。 もちろん、実際には酸化や固着、潤滑性能などの問題があるため、何でも代用してよいという意味ではありません。 一方、エンジンに使う混合オイルは非常に重要だそうです。 チェーンソーや草刈り機のエンジンは、小型で高回転。そのため、オイルの品質によってエンジンの寿命が変わることがあるとのこと。 メーカー純正でなくても、指定された性能規格に適合したものを選ぶことが大切です。 機械を長持ちさせるには、取扱説明書だけでなく、実際に使い続けてきた人の知識も大切なのだと感じました。 ③ 安全ズボンの開発に関わった現役職人の話 今回の講師は、ただの講師ではありませんでした。 現在も山仕事をしている現役の方で、今回使っている教材の作成にも携わった方です。 さらに、山で発生した事故の検証にも立ち会っているそうです。 チェーンソー用の安全ズボンやヘルメットなどの開発、安全基準の調査にも関わってきたとのこと。 以前は海外の体格に合わせた安全装備が中心で、日本人にはサイズが合わない問題もあったそうです。 そこで製品について調べていくと、驚くことが分かったと話していました。 海外製だと思っていたチェーンソー用安全ズボンの、肝心な内部の特殊素材が、実は昔から日本メーカーのものだったそうです。 こうした話は、実際に製品開発や調査に関わった方だからこそ聞ける内容だと思いました。 ④ 決まりだけを教えても、技術は残らない 講師の方が話していたことで、特に印象に残ったことがあります。 今の教育は、法律や決まりを教えることが中心になっているそうです。 しかし、それだけでは十分ではないと。 例えば、チェーンソーのエンジンを長持ちさせる使い方、故障を防ぐ工夫、事故につながる現場での判断。 こうした経験から得た知識も、次の世代に伝えてほしいと話されていました。 法律を守ることは当然大切です。 しかし、法律を知っていることと、機械を安全に長く使いこなせることは同じではありません。 長年の経験で身につけた技術が、次の世代に伝わらず消えてしまうのは、もったいないことだと思います。 ⑤AIが進化しても職人の経験には代われない理由 私は今、毎日のようにAIを使っています。 文章、調査、翻訳、画像制作、ホームページ制作など、以前では考えられなかった速度で仕事が進みます。 AIの可能性は非常に大きいと感じています。 しかし、今回の講師の話を聞いて、改めて考えさせられました。 AIなら法律や機械の構造を調べ、事故の原因について説明することもできます。 しかし、この講師の方は違います。 実際に山で仕事をし、機械を使い、故障を経験し、事故現場を検証し、安全装備の開発にまで関わってきた方です。 しかも、メーカーの説明や法律と現場の実態との違いまで、自分の経験から話してくれます。 この方は、知識を教えるだけでなく、自分自身の経験から新しい知識を生み出してきた人なのです。 現在のAIが、こうした経験を自分自身で積むことはできません。 もちろん、将来はAIとロボットが現場で経験を蓄積する時代になるかもしれません。 しかし、少なくとも今は、こうした職人の経験には簡単に代えられない価値があると感じました。 そして、もう一つ思ったことがあります。 こうした職人の知識や経験こそ、AIを使って次の世代へ残していく価値があるのではないでしょうか。 AIが人間に代わることばかり考えるのではなく、人間が積み重ねてきた貴重な経験をAIで残す。 それも、これからのAIの大切な役割だと思います。 今回の講習では、チェーンソーの扱い方だけでなく、AIと人間の違いについても学ぶことができました。 知識を持っている人と、経験から新しい知識を生み出せる人は違う。 今日は、そんなことを実感した一日でした。 多くの人が、よく切れる刃を知らずに捨てている? もう一つ、驚いた話がありました。 講師によると、チェーンソーや草刈り機の刃は、新品よりも何度も研いで使い込んだ最後の方が、よく切れるそうです。 ところが、多くの人はそのことを知らず、まだ使える刃を捨ててしまっているとのこと。 もちろん、安全上の使用限界は守らなければなりません。 しかし、こうした話も長年機械を使ってきた職人だからこそ知っている経験なのだと思います。 明日は実技講習で、実際に刃の研ぎ方まで教えていただけるそうです。 なぜ使い込んだ刃の最後の方が新品より切れるのか。 その理由も、ぜひ聞いてみたいと思っています。 ※作業時間やオイルについては、講習で聞いた内容と公的な指針をもとに記載しています。実際の使用では、機械の取扱説明書やメーカーの指定、安全基準を確認する必要があります。 参考:厚生労働省・チェーンソー取扱作業指針等 協同組合かけはし/KAKEHASHI HUMAN MONGOL LLC 後藤友亮/GOTO YUSUKE 静岡県浜松市/モンゴル・ウランバートル 公式サイト:https://www.kakehasi.biz/
- モンゴルでクマによる死亡事故――本当の原因は餌不足なのか?
2026年10月8日、モンゴルの知人から衝撃的なニュースが届きました。 モンゴルでクマによる死亡事故が発生しました。ウランバートル市郊外でクマが住居を襲い、男性1人が死亡したと報じられています。 なぜクマは人間の生活圏に現れ、人を襲うのでしょうか。餌不足だけでは説明できない原因について考えます。 ウランバートル市バヤンズルフ区でクマが住居(ゲル)を襲い、男性1人が死亡、女性1人が負傷したというものです。 日本でもクマによる人的被害が問題になっています。 そこで疑問に思ったのが、「本当に餌不足が原因なのだろうか?」ということです。 モンゴルには広大な自然があります。単純に餌不足だけで説明するのは難しいと感じます。 調べて分かったこと 実際、モンゴルでは2026年、木の実などの餌不足が指摘され、松の実の採取が禁止されています。 しかし、クマが人里へ現れる原因は、それだけではありません。 人間の食べ物や生ごみを覚えてしまう 人間への警戒心が薄れる 人間の生活圏とクマの生息域が重なる 子グマを守るための防衛行動 日本では、人口減少による里山の荒廃や、クマの分布拡大も背景にあります。 私が思うこと クマが人里に現れる原因と、人間を襲う原因は別々に考える必要があります。 今回のモンゴルの死亡事故も、餌不足が直接の原因だったとは確認されていません。 人間と野生動物の距離が、なぜ縮まっているのか。 日本とモンゴル、環境は大きく違いますが、共通する問題があるのかもしれません。 単純に「餌不足だから」で終わらせず、本当の原因を調べる必要があると感じました。 参考資料: モンゴル現地報道・ikon.mn 日本の環境省・クマ類の出没対策
- AIの規制がこのままなら、世界は「別物の仕事のあり方」へ変わる――思いついた事業が数時間で形になる時代
AIで仕事の未来はどう変わるのか AIが下げたのは「失敗するコスト」 最近、AIを使っていて一番驚くのは、文章が書けることではありません。 思いついたことを、形にするまでの時間が異常に短くなったことです。 独自性のある記事でも、テーマが頭に浮かべば15分ほどで形になることがあります。 さらに今回、日本とモンゴルをつなぐ新しい情報ページを思いつきました。 「日本からモンゴルへ売りたいもの」 「モンゴルから日本へ売りたいもの」 「車両」 「食品」 「不動産」 「企業や協力先を探している人」 こうした情報を一つの仕組みにできないか、と考えました。 そしてAIと相談しながら作っていくと、数時間後には実際のページになっていました。 実際に数時間で形になったページ 今回も、まず頭の中に「日本とモンゴルの間で、売りたい・買いたい・探している人をつなぐページを作れないか」というアイデアが浮かびました。 思いついた事業が数時間で形になる そこからAIと相談しながら、まず日本とモンゴルをつなぐ情報ページを作り、さらに用途別にページを分けていきました。 たとえば、実際の車両を掲載するモンゴル向け車両情報ページ、日本からモンゴルへの輸出も想定した食料品情報ページ、そして現地の物件を紹介するモンゴル不動産情報ページです。架橋 以前なら、企画を考え、文章を作り、画像を用意し、ページを制作するだけでも相当な時間が必要でした。 ところが今は、「こんなページを作ろう」と思いついてから、数時間後には実際に公開できるところまで持っていける。 私がAIによって一番変わったと感じているのは、まさにこの「思いついてから形になるまでの時間」なのです。 今なら「ダメ元」で作る価値がある 以前なら、新しいアイデアを思いついても、 「本当に需要があるのか?」「お金をかけて作って、誰も見なかったらどうする?」 と考え、そこで止まってしまうこともありました。 ホームページを一つ作るだけでも、制作会社への依頼、文章、画像、翻訳など、それなりのお金と時間が必要だったからです。 ところが今は違います。 AIを使えば、思いついたアイデアを数時間で実際のページにして公開することさえできます。 だったら私は、 「ダメ元でも、とりあえず作ってみればいい」 と思います。 アクセスがなければ直せばいい。問い合わせがなければ別の方法を試せばいい。 本当に需要がなければやめればいい。 失うものが数時間程度なら、考え続けて何もしないより、実際に世の中へ出して反応を見た方が早い。 これはAIによって大きく変わった部分だと思います。 成功する確率が上がったというより、失敗するコストが劇的に下がった。 だから今は、昔なら採算を考えて諦めていた小さなアイデアまで、実際に試せる。 私はここに、AIが仕事のあり方を変える大きな理由の一つがあると思っています。 食品ページには、すでに冷凍エビのテスト情報まで掲載しています。 一人+AIで仕事を作る時代へ 私は以前、会社を経営していました。 当時なら、新しい事業を思いついても、企画を考え、文章を作り、写真やデザインを用意し、翻訳を頼み、ホームページ制作会社へ依頼する。 思いついてから世の中に出すまでに、かなりの時間とお金が必要でした。 ところが今は、一人でもかなりのところまで進められます。 ここが、私がAIに時間を使っている最大の理由です。 AIによって仕事が少し便利になる、という程度ではないのではないか。 「会社とは何か」「人を雇うとは何か」「仕事を作るとは何か」そのものが変わる可能性がある。 もちろん、AIには間違いもありますし、最後の確認、現場での交渉、信用、人間関係、責任までAIに任せられるわけではありません。 しかし、企画から形にするまでのコストがここまで下がると、今までなら会社やチームでなければ難しかったことを、一人+AIで始められる人が増えていくと思います。 AIに対する現在の規制や利用環境が大きく変わらず、この進化が続くなら、世界は単に「AIを使う社会」になるのではなく、 仕事の作り方そのものが、今までとは別物になる。 私は今、その入口にいるような気がしています。 「だから私は、山仕事をやりながらAIもやっています。AIが仕事を速くしてくれるからこそ、現実の世界で使える時間も増やせる。 AIに仕事を奪われるという見方だけでなく、AIによって一人の人間ができる仕事の範囲がどこまで広がるのか。私は自分自身でそれを実験してみたいと思っています。」 協同組合かけはし/KAKEHASHI HUMAN MONGOL LLC 後藤友亮/GOTO YUSUKE 静岡県浜松市/モンゴル・ウランバートル 公式サイト:https://www.kakehasi.biz/
- 自分が土地を買って1週間。周囲に新築が急増していた――Second Lifeに何が起きている?
Second Lifeで土地を購入してから、まだ1週間ほどです。 最初は、ここまでハマるとは思っていませんでした。 目的は単純で、仮想空間に小さな土地を持ち、そこにOfficeを建てて、これから私が作ろうとしている「自分AI」の実験基地にしてみよう。 それくらいの気持ちでした。 ところが実際に始めてみると、少しずつSecond Lifeの魅力にのみ込まれていきました。 そして今日、ついに隣の土地まで購入してしまいました(笑)。 最初に購入した土地は1,024㎡ 最初に購入したのは、Mainlandにある1,024㎡の土地です。 そこへ30m×30m、高さ120mの高層Officeを設置しました。 建物の中にも実際に入れます。 店舗スペースやアパートがあり、ドアには鍵まで付いています。 最初は、 「仮想空間に建物を置いて、何がそんなに面白いのだろう?」 という感覚も多少ありました。 Second Lifeの土地を購入して1週間、周囲に変化が ところが、自分の土地に自分で建物を置いて中を歩いてみると、感覚が変わってきます。 「ここに何を置こう」 「入口はどうしよう」 「照明が暗いから変えたい」 「庭も作りたい」 気づけば、現実の土地や建物をいじっているときと、かなり似たことを考えています。 Second Lifeの魅力にのみ込まれ、隣の土地まで購入 そして今日、Officeの隣に売地があることに気づきました。 面積は1,536㎡。 価格はL$18,400でした。 最初は見るだけのつもりだったのですが、 「ここまで自分の土地になったら面白いな」 と思い始めると、だんだん欲しくなってきます(笑)。 結局、Premium Plusへ変更し、購入上限の手続きまで行い、隣の土地を購入しました。 これで、 1,024㎡+1,536㎡=2,560㎡。 わずか1週間ほどで、仮想空間に2,560㎡の土地を持つことになりました。 自分でも予想していなかった展開です。 そして今日、周囲を歩いて驚いた 隣の土地を購入したあと、周囲を歩いてみました。 そこで、もう一つ気づいたことがあります。 家が増えているのです。 私がこの土地を買った1週間ほど前、周囲にはそれほど多くの家や建物がなかった記憶があります。 ところが今日歩いてみると、 「ここにも建った」 「ここにも新しい建物がある」 という場所がかなり増えていました。 もちろん、私の記憶を基準にした観察です。 たまたまこの地域で建築が重なっただけかもしれません。 これだけを見て、 「世界中でSecond Lifeが再び急成長している」 などと言うことはできません。 でも、妙に気になります。 もしかすると、世界に「私と同じ人」がいるのではないか なぜ気になるのか。 私自身が、この1週間で突然Second Lifeへ入ってきた一人だからです。 しかも私は、もともとSecond Lifeを長年やっていた人間ではありません。 土地の買い方も分からない。 建物の設置方法も分からない。 操作方法も分からない。 そのたびにAIへ画面を見せ、 「これは何?」 「次はどこを押す?」 「どうすれば建物を置ける?」 と聞きながら進めてきました。 それでも1週間ほどで、 土地購入 → Office建設 → 室内確認 → 土地拡張 まで来てしまいました。 そこで思ったのです。 世界のどこかに、私と同じことを始めた人たちがいるのではないか。 これからはAIが「難しくて入れなかった人」を連れてくる 実際、Second Lifeは初心者には簡単ではありません。 私自身、AIに教えてもらっていても何度もつまずきました。 逆に言えば、これまでSecond Lifeのような世界へ入れたのは、ゲームが好きな人やパソコンに詳しい人など、ある程度限られた層だったのかもしれません。 しかし今は違います。 分からなければAIに聞けばいい。 画面を見せれば、 「そこをクリック」 「これは土地の境界です」 「この建物なら30m×30mに収まります」 と教えてくれる。 そして今後は、AIが説明するだけでなく、実際の操作まで代行するようになるでしょう。 そうなれば、メタバースへ入るためのハードルは一気に下がります。 以前の記事で私は、 「AIがメタバースの入口を1000倍以上広げるかもしれない」 と書きました。 今回、周囲に増えた建物を見ていると、もしかするとその変化は、私が考えているより早く始まるのではないか。 そんなことまで考えてしまいました。 ただし、今はまだ「仮説」 ここは重要です。 私が見たのは、Second Life全体ではなく、自分が土地を購入した周辺だけです。 Second Life全体は、想像していた以上にとてつもなく広い仮想世界です。 実際に歩いてみて初めて分かりましたが、自分が土地を購入した場所など、その巨大な世界のほんの一部分にすぎません。 ですから、 「Second Lifeで新築が急増している」 「利用者が急増している」 と結論づけるには早すぎます。 むしろ、ここから調べてみたいと思っています。 利用者数は変化しているのか。 土地取引は増えているのか。 Mainlandの空き地は減っているのか。 AIやVRの進化によって、新しい利用者が入ってきている兆候はあるのか。 自分の目で見た小さな変化と、実際のデータが一致するのか。 ここを追いかけてみるのも面白そうです。 仮想世界の「定点観測」を始めてみる そして、せっかくなので一つ実験を始めることにしました。 自分の土地の周囲を、定期的に記録してみます。 今の街並みをスクリーンショットで残しておき、 1か月後。 3か月後。 半年後。 1年後。 同じ場所から見てみる。 空き地だったところに家が建っているのか。 逆に建物がなくなっているのか。 土地価格は変わっているのか。 人は増えているのか。 これはある意味、仮想世界の不動産定点観測です。 現実の不動産では何年もかかる変化が、仮想世界では数週間、数か月で起こる可能性もあります。 そして何より、私自身が実験材料になっている 一番面白いのは、周囲の家が増えたことだけではありません。 私自身が、たった1週間で変わってしまったことです(笑)。 最初は、 「ちょっとSecond Lifeを試してみよう」 だったはずです。 それが、 土地を買い、 Officeを建て、 建物の中を歩き、 周囲の土地を見て、 道路からの入口を考え、 整地まで考え、 そしてついには隣の土地まで購入してしまいました。 これだけでも、Second Lifeという世界に人を引き込む何かがあることは、少なくとも私自身が証明しています。 そして今日、周囲に増えていた新しい家を見ながら思いました。 もしかすると今、世界のどこかで私と同じような人が少しずつ増えているのかもしれない。 本当にそうなのか。 それとも、たまたまなのか。 これから自分の土地を作りながら、Second Lifeそのものの変化も観察していこうと思います。 現実世界だけでなく、仮想世界の街がどう成長していくのか。 新しい研究対象が、また一つ増えてしまいました(笑)。 協同組合かけはし/KAKEHASHI HUMAN MONGOL LLC 後藤友亮/GOTO YUSUKE 静岡県浜松市/モンゴル・ウランバートル 公式サイト:https://www.kakehasi.biz/
- チェーンソー特別教育へ|AIばかりに見えるかもしれませんが、山作業もやっています。とチェーンソー特別教育で驚いたこと
最近の記事を見ると、私はAIばかりやっているように見えるかもしれません。 確かに今はAIにかなりの時間を使っています。 とにかく仕事が早く進むので、結果としてAIを使っている時間も、AIについて書く機会も増えています。 しかし、山や畑、古民家をおろそかにしているわけではありません。 日曜日には、畑と山、古民家の周りの草刈り。そして今日から3日間は、伐採の特別教育を受けています。 最近は近所から木の伐採や大木の撤去を頼まれることもあるため、念のため必要な教育を受けておこうと思いました。 ところが今日、会場へ行ってみると、なんと私の席がない(笑)。 6月3日に申し込み、6月24日には支払いも済ませていましたが、満員とのこと。 確認してもらい、急きょ一番後ろに席を作っていただき、無事に受講できました。 あとから電話もあり、見慣れないメールアドレスだったため、連絡が迷惑メールに入ってしまった可能性があるとのことでした。 私が会社の所属部署などもなく、個人で申し込んだことも関係したのかな?と思いました。 チェーンソー特別教育で驚いたこと そして実際に講習を受けて驚いたのが、チェーンソーや草刈り機には、安全のための細かな決まりがたくさんあること。 今日の講習では、事故によって書類送検された事例も紹介され、特に法令や安全対策を守っていたかという点が大きく取り上げられていました。 そして私が驚いたのが、チェーンソーや草刈り機は、好きなだけ長時間使っていいわけではないということです。 講習では「1日2時間」という説明もあり、そんな決まりがあること自体、私は知りませんでした。 調べてみると、厚生労働省の指針では、機械の振動値によって1日の使用時間を管理する仕組みになっており、チェーンソーでは原則として1日の振動ばく露時間を2時間以下、連続使用は10分以内とされています。 今まで普通に草刈りや伐採をしてきましたが、実際に講習を受けてみると、知らないことが本当にたくさんあります。 そこでふと思ったのが、昔、会社の周りの草刈りを「やらないでほしい」と言われるようになったことや、自治会の草刈りがなくなったことです。 もしかすると、こうした安全管理や事故が起きた場合の責任も関係していたのかもしれません。 そこで昔のことを思い出しました。 当時は気にしていませんでしたが、今日の話を聞いて、事故が起きた場合の責任や安全管理、法令なども関係していたのかもしれないと思いました。 もちろん、これは私の推測です。 それでも今、AIに時間を使う理由 私が今AIに時間を使う理由は単純です。 今のところAIは、費用対効果が異常に高いと感じているからです。 その証拠に結果がでるのが早いです。 文章、調査、翻訳、画像、ホームページ、SEOなど、以前なら人に頼んでいた仕事が驚くほど早く進みます。 だから、 「これほど費用対効果が高い時期に、AIに時間を使わない理由がない」 と思っています。 そしてもう一つ。 みんながAIを使いこなすようになってから始めたのでは遅い。 今のうちにたくさん使い、失敗もしながら経験を積んでおきたいと思っています。 日曜日は山と畑の草刈り。今日からは伐採の勉強。空いた時間にはAI。 一見まったく違いますが、私の中では同じです。 「これから必要になると思ったことを、必要になってからではなく、少し早めにやっておく。」 58歳になった今も、そんな感じで毎日動いています。 協同組合かけはし/KAKEHASHI HUMAN MONGOL LLC 後藤友亮/GOTO YUSUKE 静岡県浜松市/モンゴル・ウランバートル 公式サイト:https://www.kakehasi.biz/
- AIで個人事業はどう変わる?――1人事業者が増えると感じた3か月の実験
AIで個人事業はどう変わるのか 今回、AIと一緒にホームページを作り、記事を書き、SEOを進め、販売ページを作り、さらに「自分AI」まで試してきました。 ここまで実際にやってみて、一番強く感じたことがあります。 これから、1人で事業を始める人が一気に増えるのではないか。 AIと個人事業の組み合わせは、起業の形そのものを変える可能性があります。 私はその可能性を、かなり高く感じています。 昔は「始めるだけ」でお金がかかった 私自身、以前事業をしていた頃は、ホームページ、広告、デザイン、システムなどにかなりのお金を使いました。 ある程度は自分でもできましたが、それでも振り返れば数百万円単位は確実に使っています。 ところが今は、かなり状況が変わりました。 AIを使えば、 ホームページ制作 SEO 記事作成 販売ページ 画像制作 翻訳 広告文章 顧客対応 AI受付 まで、かなりの部分を自分でできます。 私自身の今回の使い方では、毎月1万円以内でも、以前なら専門家へ依頼していたようなことがかなりできています。 これは大きな変化です。 出店してから宣伝する必要がなくなった 今回、私が実際に行ったのは、 まずホームページを作り、記事を積み上げていく という方法でした。 店や事業を本格的に始める前から、自分が何をする人なのか、何を扱うのか、どんな考えを持っているのかを発信していく。 そうすると、出店前でも、 存在を知ってもらう 内容を理解してもらう 少しずつ知名度を作る ことができます。 しかも、会社を辞めてから始める必要もありません。 休日や空いた時間を使って、少しずつホームページを育てればいい。 つまり、 今の仕事を続けながら、次の事業を準備できる わけです。 「起業してから集客」ではなく「集客の土台を作ってから起業」 これからは、 ホームページを作る ↓ 記事を積み上げる ↓ Googleなどから検索され始める ↓ 存在を知ってもらう ↓ 問い合わせや反応が出る ↓ 手応えを確認してから本格的に始める という順番が可能になります。 昔なら、店を借り、設備を揃え、看板を作り、広告費を使ってから、 「さて、お客さんは来るだろうか」 でした。 今はかなり逆になっています。 先に知ってもらい、反応を確認してから本格的に始める。 これなら、独立や起業のリスクはかなり下げられます。 AIなら、自分の頭の中から完成までが速い 今回もう一つ強く感じたのは、 人に頼むより、自分でAIを使って作った方が良い場合がある ということです。 外注すると、 自分の考えを説明する ↓ 相手が理解する ↓ 試作品ができる ↓ 修正を伝える ↓ また直してもらう という工程が必要です。 どうしても「自分の頭の中」と「相手が理解したもの」の間にズレが生まれます。 ところがAIなら、 思いつく → 作る → 見る → 直す をその場で繰り返せます。 打ち合わせがほとんど要りません。 今回のホームページやSecond Lifeの実験でも、私は画面を見せながら、 「次はどうすればいい?」 「ここをこう変えたい」 とAIに伝えながら進めました。 自分の頭の中から完成物までの距離が、一気に短くなった感覚があります。 だから1人事業者が強くなる これまでは、小さな事業でも、 ホームページ制作、広告、デザイン、営業、翻訳、システム、受付など、さまざまな人や会社の力が必要でした。 これからは、その一部をAIが担当できます。 つまり、 1人+AI でかなりのところまで事業を作れるようになります。 一人で企画する。 一人で発信する。 一人で販売ページを作る。 AIに接客させる。 こうなると、会社の規模よりも、 どれだけ早くアイデアを試せるか の方が重要になる分野も増えていくと思います。 もちろん、AIがあれば成功するわけではない ここは重要です。 AIを使えば、誰でも事業に成功するわけではありません。 商品やサービスに価値がなければ売れませんし、信用、経験、継続、行動力も必要です。 むしろAIが広がれば、誰でもある程度きれいなホームページや広告を作れるようになるので、 何を売るのか なぜ自分から買うのか という中身は、これまで以上に重要になるかもしれません。 それでも「始められない理由」はかなり減る ただ、 お金がないから始められない ホームページを作れない SEOが分からない 広告が作れない 英語ができない 専門家に頼む資金がない という壁は、急速に低くなっています。 AIが起業を成功させてくれるわけではありません。 しかし、 これまでスタート地点に立てなかった人を、スタート地点まで連れていく。 これは間違いなく大きな変化だと思います。 私自身、想像以上に結果が出始めている 今回の実験を始めた時、私自身もここまで進むとは思っていませんでした。 ホームページを作り、記事を書き、SEOを続ける。 すると少しずつ検索され始め、実際に問い合わせも出始めました。 そこから販売ページを作り、さらにSecond Lifeでは日本語で対応するAI受付まで作るところまで来ました。 だから私にとって、 「1人事業者が増えるのではないか」 というのは単なる想像ではありません。 自分自身で実験してみて、 想像していた以上に結果が出始めているから、可能性はかなり高いのではないか と感じています。 「1人事業ブーム」が来るのではないか 会社員として働きながら、休日や空いた時間にホームページを育てる。 知名度を少しずつ作る。 反応を見る。 問い合わせが出始める。 そこから商品やサービスを本格的に作る。 そして必要なら独立する。 この方法なら、昔のように最初から人生を賭ける必要はありません。 だから私は、これから単に個人事業主が増えるだけではなく、 「1人事業ブーム」 のようなものが起きても不思議ではないと思っています。 そして最後に差になるのは、資金力ではなく、 「何をやるか」というアイデアと、それを実際にやってみる人 なのかもしれません。 今回のホームページ、SEO、販売ページ、そして自分AIまでの実験を通して、私はそんな予感をかなり強く持つようになりました。 協同組合かけはし/KAKEHASHI HUMAN MONGOL LLC 後藤友亮/GOTO YUSUKE 静岡県浜松市/モンゴル・ウランバートル 公式サイト:https://www.kakehasi.biz/
- AI時代、1人事業者が一気に増える――3か月の実験で感じた起業の変化
で個人事業はどう変わるのか そこで今回、AIを使って約3か月かけて作ってきたホームページを、5年前に私が実際に支払っていた金額に照らし合わせてみました。 当時は、記事の本文や内容は自分で考えていても、ライターに文章を整えてもらうだけで1記事3,000〜15,000円。画像制作も1枚2〜3万円ほど支払っていました。 今は同じような作業を、AIを使えば1か月あたり3000円程度で何度でも試すことができます。 AI時代は「1人+AI」で事業を作れる 5年前と今――同じ作業にかかる費用の違い 作業 5年ほど前 今、AIを利用 ホームページ約20ページのリニューアル 約80万円(実体験) AI作業分は月額利用料の範囲内 記事の文章整理 1記事3,000〜15,000円(実体験) 上記同じ 1,000記事なら 300万〜1,500万円 上記同じ 画像制作 1枚2万〜3万円(実体験) 上記同じ 画像300枚なら 600万〜900万円 上記同じ SEO対策 数十万〜数百万円規模 AI+Search Consoleなどで自分で改善可能 販売ページ制作 数十万円/ページ AI作業分は月額利用料の範囲内 翻訳 1ページ数千〜数万円以上 上記同じ 広告文章・コピー 数万〜数十万円/案件 上記同じ 顧客対応 人を置けば年間数百万円 AI受付で大幅に自動化可能 修正・打ち合わせ その都度時間と費用が発生 その場ですぐ修正 ※「数十円〜数百円」は、月額のAI利用料を実際の作業量で割った実質的な1作業あたりの概算です。AIサービスは定額制なので、厳密な単価ではありません。 今回の3か月間、AI関連の費用は月1万円以内。 もちろん5年前と現在ではサービス内容も違うため単純比較はできません。 しかし、同じ規模の作業を当時の外注方式で行えば、1,000万円台から、内容によっては数千万円規模になっていても不思議ではありません。 私が驚いたのは、単に「安くなった」ということではありません。 今まで資金力がなければできなかったことを、個人でも試せるようになったことです。 今回、AIと一緒に約3か月かけてホームページを作り、記事を書き、SEOを進め、販売ページを作り、画像を作り、多言語化し、さらに「自分AI」やAI受付まで試してきました。 ここまで実際にやってみて、一番強く感じたことがあります。 これから、1人で事業を始める人が一気に増えるのではないか。 私はその可能性をかなり高く感じています。 5年前、20ページのリニューアルでも約80万円だった 5年ほど前、私が事業をしていた頃、国からの助成金が使えると聞きました。 それまではホームページを自分で作っていましたが、 「プロが作るホームページとは、どんなものなのか」 という興味もあり、お金をかけてリニューアルしてみることにしました。 完全な新規制作ではありません。 すでに元となるホームページと内容があり、約20ページ程度のリニューアルでした。 それでも費用は約80万円ほどかかりました。 当時は、それほど不思議な金額だとは思いませんでした。 記事も画像も、人に頼めば積み上がっていく 記事についても、本文や伝えたい内容は自分で作っていました。 それをライターに文章として整えてもらうだけで、 1記事3,000円〜15,000円程度。 これは実際に私が支払っていた金額です。 仮に1,000記事なら、単純計算で、 300万円〜1,500万円。 画像制作も、当時は1枚、 2万円〜3万円程度 を支払っていました。 仮に300枚作れば、 600万円〜900万円。 これだけでもかなりの金額です。 さらに、 SEO、販売ページ、翻訳、広告文章、顧客対応などを外注していけば、費用はどんどん増えていきます。 今回のホームページと同じ規模のものを、5年前の私が使っていた方法で作ったと考えれば、最低でも1,000万円台、内容によっては数千万円規模になっていても不思議ではないと思います。 もちろん完全に同じ条件ではないので、これはあくまで概算です。 しかし、昔と今の差はかなり大きいと感じます。 今は「自分+AI」でかなりのことができる 今回、AIを使って実際に行ったのは、 ホームページ制作 SEO 記事作成 販売ページ 画像制作 翻訳 広告文章 顧客対応の準備 AI受付 自分AIの実験 などです。 以前なら、それぞれ別の会社や専門家に頼んでいた仕事です。 今はかなりの部分を、 自分+AI で進めることができます。 しかも、思いついた瞬間に修正できます。 考える → 作る → 見る → 直す この速度が非常に速い。 これも大きな変化だと思います。 出店してから宣伝する必要もない 今回、私が実際に行った方法は、 まずホームページを作り、記事を積み上げていく というものでした。 本格的に事業を始める前から、 自分が何をする人なのか、何を扱うのか、どんな経験があるのか、どんな考え方をしているのか、 を記事として発信していきます。 すると出店前でも、 存在を知ってもらう内容を理解してもらう少しずつ知名度を作る ことができます。 これは休日や空いた時間でもできます。 つまり、 今の仕事を続けながら、次の事業を育てることができる。 ということです。 「起業してから集客」から「集客の土台を作ってから起業」へ これからは、 ホームページを作る ↓記事を積み上げる ↓検索され始める ↓存在を知ってもらう ↓問い合わせや反応が出る ↓手応えを確認する ↓本格的に事業を始める という順番ができます。 昔なら、 店を借りる。設備を買う。看板を作る。広告費を使う。 そこまでやってから、 「お客さんは来るだろうか?」 でした。 今は逆にできます。 先に知ってもらい、反応を確認してから本格的に始める。 これは起業のリスクをかなり下げると思います。 外部に頼むより、会社を知る人+AIの方が強い場合もある 今回もう一つ感じたのは、 AIを使うなら、会社のことを本当に知っている人が社内で作った方が良いものになる場合がある ということです。 外部の制作会社に依頼する場合、 会社の歴史、商品、顧客、失敗、強み、現場の感覚まで理解してもらうには、多くの打ち合わせが必要です。 それでも完全には伝わらないことがあります。 一方、会社をよく知っている人なら、 「本当の強みはここ」「お客さんがよく聞くのはこれ」「この説明は現場とは違う」 とAIに直接伝えながら修正できます。 だから、 会社を知る人+AI という組み合わせは、かなり強いと思いました。 専門家が不要になるわけではない ただし、ここは勘違いしてはいけないと思います。 専門家が不要になるわけではありません。 高度なSEO、広告運用、システム、セキュリティ、法務など、専門家に頼んだ方がいい仕事は当然残ります。 むしろこれから重要になるのは、 「本当にその専門家に頼む必要があるのか」 を見ることだと思います。 そして、 価格に見合った仕事をしているのか。 ここを見る目が今まで以上に必要になります。 AIで自分でもある程度できるようになったからこそ、 AIでは簡単に代替できない価値を持つ専門家 が、より重要になると思います。 ホームページを放置する会社は出遅れる可能性がある 今回の実験をしていて、既存企業についても感じたことがあります。 AIに疎い経営者が、ホームページを何年も放置していると、これから出遅れる可能性がある。 以前は、一度ホームページを作れば数年間そのままという会社も珍しくありませんでした。 しかし今はAIを使えば、 記事追加、SEO改善、画像制作、販売ページ修正などをかなり速い速度で繰り返せます。 競合が毎週改善しているのに、自社だけが5年前のホームページのままなら、差は少しずつ大きくなっていきます。 経営者自身がAIを全部操作できる必要はないと思います。 しかし、 「AIで何ができるのか」 を知らないまま経営すること自体が、これから少しずつリスクになるのではないでしょうか。 だから1人事業者が強くなる これまで小さな会社でも、 ホームページ制作、広告、デザイン、文章、翻訳、営業、受付など、さまざまな人の力が必要でした。 これからは、そのかなりの部分をAIが補助できます。 つまり、 1人+AI で相当なところまで事業を作れるようになります。 一人で企画する。一人でホームページを育てる。一人で販売ページを作る。一人で情報発信する。AIに受付や案内をさせる。 会社の規模より、 どれだけ早くアイデアを試せるか の方が重要になる分野も増えると思います。 AIがあれば誰でも成功するわけではない もちろん、AIを使えば誰でも商売に成功するわけではありません。 商品やサービスに価値がなければ売れません。 信用も必要です。 経験も必要です。 継続する力も必要です。 そして最後には、 「何をやるのか」 というアイデアが必要です。 むしろ誰でもホームページや画像を作れるようになれば、 中身の差 がさらに重要になる可能性もあります。 それでも、スタート地点まで行くハードルは大きく下がった これまで多くの人を止めていた、 お金がないホームページを作れないSEOが分からない文章が苦手画像を作れない英語が分からない専門家を雇う資金がない という壁は、確実に低くなっています。 AIが起業を成功させてくれるわけではありません。 しかし、 今まで資金や専門知識がなくてスタート地点に立てなかった人を、スタート地点まで連れていく。 ここにはかなり大きな意味があると思います。 私自身、想像以上に結果が出始めている 私がこの可能性を高いと思う理由は、単なる未来予測ではありません。 今回、自分自身で実際にホームページを作り、記事を積み上げ、SEOを試し、販売ページを作り、AIまで使ってみました。 そして、 自分が想像していた以上に結果が出始めています。 だから、 1人事業者が増える可能性はかなり高い。 私はそう感じています。 場合によっては、単なる増加ではなく、 「1人事業ブーム」 のようなものが起きても不思議ではありません。 会社員として働きながら、休日にホームページを育てる。 少しずつ知ってもらう。 問い合わせが出始める。 手応えが出たら本格的に始める。 そして必要になった部分だけ、本当の専門家に頼む。 これからは、そんな起業の形が普通になっていくのかもしれません。 最後に差になるのは、資金力よりも、 「何をやるのか」というアイデア。 そして、 そのアイデアを実際に試してみる人。 今回の約3か月の実験を通して、私はそこに一番大きな可能性を感じています。 協同組合かけはし/KAKEHASHI HUMAN MONGOL LLC 後藤友亮/GOTO YUSUKE 静岡県浜松市/モンゴル・ウランバートル 公式サイト:https://www.kakehasi.biz/
- みんながAIを使いこなした時、会社・店・仕事の意味が変わる
AIで仕事は変わる――会社・店・受付の意味も変わる 今日、Second Lifeの中に日本語で会話するAI受付を作ってみました。 AI専用のアバターを作り、性格や役割を設定し、自分のオフィスへ移動させる。 そして、 「こんにちは。ここは何の場所ですか?」 と話しかけると、AIは日本語でKakehasi AI Labを案内してくれました。 ここで私は、単に「AIは便利になった」という話ではないような気がしてきました。 物そのものの意味が変わる これまでは、 会社には建物があり、店には店員がいて、受付には人が座っている。 それが当たり前でした。 しかしAIと仮想空間を組み合わせると、 店舗 → AI店員がいる仮想空間 受付 → 24時間対応するAI ホームページ → 読むものではなく、AIと話す場所 説明書 → 読むものではなく、その場でAIに聞くもの 学校 → 教室だけでなく、AI教師と学ぶ空間 不動産内覧 → 現地へ行く前に仮想空間を歩く 自分自身 → 用途ごとにAI分身を持つ という形も普通になるかもしれません。 重要なのは、 「物があること」より、「その物が何をしてくれるか」 の方が大切になっていくことです。 「人を用意する」から「AIに役割を与える」へ 今日、受付を作るために受付係を雇ったわけではありません。 AIに、 「あなたはKakehasi AI Labの受付です」 と役割を与えただけです。 これまでは、 欲しい機能 → 人・建物・設備を用意する でした。 これからは一部が、 欲しい機能 → AIに役割を与える へ変わっていくのではないでしょうか。 さらに大きいのは「作る側」も変わること 今日の実験では、私はSecond LifeにもAWAKEにも詳しくありませんでした。 英語の画面も多く、設定も分からないことだらけです。 それでも、画面をAIに見せて、 「次はどこを押せばいい?」 と聞きながら進めることで、半日ほどでここまで来ました。 AIがなければ、私の感覚では半年、1年かかっていても不思議ではありません。 あるいは途中で諦めていたと思います。 つまり変わるのは、 「物の意味」だけではありません。 「専門家でなければ作れない」という常識まで変わる可能性があります。 みんながAIを使いこなした時 今はまだ設定が難しく、誰でも簡単に使える状態ではありません。 しかし将来、 写真を選ぶ。性格を書く。「ここで受付してください」と指定する。 それだけでAIが働き始めるようになったらどうなるでしょう。 会社、店、学校、ホームページ、接客、案内、営業。 今まで人や場所が必要だったものの一部が、AIによって別の形に変わっていくと思います。 そして一人の人間が、 複数のAI分身を持つことも普通になるかもしれません。 今日やったことは、小さな未来の実験かもしれない Second LifeでAI受付を作ることは、一見すると遊びに見えます。 しかし私は今日、 これから現実社会で起こる変化を、小さな模型の中で先に体験している ような感覚になりました。 これから変わるのはAIそのものだけではないのかもしれません。 AIで仕事は変わると言われていますが、実際には仕事だけでなく、会社・店舗・受付・学 校・ホームページなどの意味そのものまで変わっていく可能性があります 「会社とは何か」「店とは何か」「働くとは何か」「人がそこにいるとは何か」 私たちが当たり前だと思ってきた、物や場所の意味そのものが変わり始めている。 みんながAIを普通に使いこなした時、その変化は一気に加速するのではないか。 今日の実験を通して、私はそんなことを感じました。 協同組合かけはし/KAKEHASHI HUMAN MONGOL LLC 後藤友亮/GOTO YUSUKE 静岡県浜松市/モンゴル・ウランバートル 公式サイト:https://www.kakehasi.biz/
- AIがなかったら、99%挫折していた――Second LifeのAI受付を半日で作って感じたこと
Second Life AIを半日で作って感じたこと 昨日、Second Lifeの中に「Kakehasi AI Lab」というオフィスを作りながら、ふと思いました。 「ここに、もう一人の自分のようなAIを置けないだろうか?」 調べてみると、Second LifeにはAIアバターを動かす仕組みがすでにありました。 そこで今日、実際にやってみることにしました。 結果から言えば、半日ほどで、Second Lifeのオフィス内に日本語で会話できるAI受付を置くところまでできました。 しかし今日一番驚いたのは、AI受付そのものではありません。 作業を終えて感じたのは、 「AIがなかったら、私はたぶん途中で挫折していた」 ということでした。 分からないことの連続だった 私はSecond Lifeの専門家ではありません。 今日だけでも、 AI専用アカウントの作成、Scripted Agentへの登録、POLYMORPH AWAKEの購入、 Windowsソフトのインストール、AIアバターとの接続、人格設定、日本語対応、ランドマー クによる移動、オフィス内への配置、アバターの表示不具合修正、看板の変更、土地の勾配 調整――。 次から次へと、知らないことが出てきました。 しかも設定画面の多くは英語です。 以前なら、そのたびにGoogleで検索し、英語の説明を読み、YouTubeを探し、掲示板を調べ、それでも分からなければ一旦諦める。 おそらく、そうなっていたと思います。 今回は「画面を見せて、次を聞く」だけだった 今回は違いました。 分からなくなるたびにChatGPTへ画面のスクリーンショットを送り、 「次はどこですか?」 と聞きました。 すると、 「ここを押す」「これは触らない」「この英語はこういう意味」「この設定ならこうする」 と、その場その場で次の一手を確認しながら進めることができました。 間違えた時も同じです。 アバターが透明人間になった時も、顔の一部が後ろに残った時も、耳の色がおかしくなった 時も、建物の看板を全部変えてしまった時も、一つずつ原因を探して戻していきました。 昔なら、このどこか一つで嫌になっていた可能性があります。 半日で「日本語を話すAI受付」ができた 最終的には、AI専用アバターに人格を設定し、 「Yusuke AI Reception」 というKakehasi AI Labの女性受付AIにしました。 日本語で、 「こんにちは。ここは何の場所ですか?」 と質問すると、日本語で、 「ここはKakehasi AI Labのバーチャル受付です」 という内容の返事が返ってきました。 さらにAIアバターを自分の土地までテレポートさせ、私の後を歩かせ、最終的にオフィス内 部の受付位置まで移動させることもできました。 建物の外には、 Kakehasi AI LabPeople × AI × A Brighter Tomorrow という看板も設置しました。 朝には存在しなかったものが、夕方には実際に動いていました。 私の感覚では、昔なら1年かかっていたかもしれない もちろん「1年」というのは統計ではなく、私自身の感覚です。 しかし、今回やったことをAIなしで一から勉強すると考えると、決して大げさとも思えません。 Second Lifeそのものを覚える。英語の情報を探す。AWAKEの存在を見つける。 設定方法を理解する。エラーの原因を調べる。アバターや建物の仕組みを覚える。 それを仕事や日常生活の合間に一人で進めれば、半年、一年とかかっても不思議ではありません。 何より、 途中で挫折していた可能性の方が高い。 今回は、それが半日でした。 AIの価値は「答えを知っていること」だけではない 今日あらためて感じたのは、AIの価値は単純に質問へ答えることではない、ということです。 むしろ大きいのは、 知らない世界へ入るためのハードルを下げてくれること ではないでしょうか。 以前なら「専門知識がないから無理」と考えていたことでも、 人間がやりたいことを決める↓AIに聞く↓人間が実際に操作する↓失敗したらAIと原因を探す ↓また進む という繰り返しで、未経験の分野にも入っていけます。 これはかなり大きな変化だと思います。 面白いのは、AIを作るためにAIを使っていること 昨日の記事では、 「メタバースの中に、もう一人の自分を置けるのではないか」 と書きました。 今日、実際にAIアバターを置くことができました。 しかし、そこでさらに面白いことに気づきました。 メタバースの中で働くAIを作るための作業そのものを、AIに教えてもらっているのです。 AIを使ってAIを作る。 しかも、そのAIが今度は仮想空間の中で人間を案内する。 少し前ならSFのような話です。 でも今日、私のパソコンの中で実際に起きました。 「できる人」が一気に増える時代になるのかもしれない これまでは、新しい技術を使える人と使えない人の間には、大きな知識の壁がありました。 プログラミング、英語、専門用語、設定、トラブル対応。 ところがAIは、その壁を一つずつ低くしていきます。 もちろん、最後にボタンを押し、判断し、失敗し、やり直すのは人間です。 でもAIが横についているだけで、「自分には無理」だったことが「とりあえずやってみよう」に変わります。 今日の私がまさにそうでした。 今日作ったのはAI受付。でも本当に驚いたのはそこではない 今日の結果だけを見れば、 Second Lifeのオフィスに、日本語を話すAI受付を置いた。 それだけです。 しかし私にとってもっと大きかったのは、 AIがあれば、57歳になって初めて触る世界でも、半日でここまで来られる と実感したことでした。 AIがなければ、おそらく途中で諦めていた。 昔なら一年かけても、ここまで来られなかったかもしれない。 そう考えると、これからAIが変えるのは「仕事の効率」だけではない気がします。 人間が挑戦できる範囲そのものが広がっていく。 今日のSecond Lifeでの実験を通して、私はそこに一番大きな可能性を感じました。 そして明日は、このAI受付がどこまで本当に「仕事」をできるのか。 もう少し先まで試してみたいと思います。 協同組合かけはし/KAKEHASHI HUMAN MONGOL LLC 後藤友亮/GOTO YUSUKE 静岡県浜松市/モンゴル・ウランバートル 公式サイト:https://www.kakehasi.biz/
- AIがメタバースの入口を1000倍広げる?――Second Lifeに自分のOfficeを作って気づいたこと
Second Lifeを始めて、自分の土地にようやくOfficeが完成しました。 今回設置したのは、30m×30mの土地に収まる、高さ120mの高層ビルです。 価格は、なんとL$199。 下には4フロアの店舗スペースがあり、その上には10層のアパートがあります。 もちろん、外から眺めるだけの建物ではありません。 実際に入口から中へ入り、建物内を歩くことができます。ドアには鍵の機能まで付いています。 仮想空間とはいえ、自分で土地を買い、そこに自分のビルを建て、その中に入ってみると、 不思議と「自分の場所」という感覚が出てきます。 ここをこれから、私が考えている「自分AI」の実験基地にしていく予定です。 AIに教えてもらっても、難しかった 今回、一番感じたのはこれです。 Second Lifeは、初心者にはかなり難しい。 土地を探す。 土地を購入する。 建物を探す。 購入した建物をインベントリから取り出す。 土地に設置する。 位置を調整する。 入口から中に入る。 一つ一つは大したことではなさそうに見えます。 ところが実際にやってみると、分からないことが次々に出てきました。 建物を動かそうとしたら、思ったようにいかない。 建物と自分のアバターを切り離したいのに、なぜか一緒に消えてしまう。 地面へドラッグしたいのに、できない。 私はそのたびにChatGPTへ画面を見せ、 「次はどうする?」 「これは何?」 「なぜできない?」 と聞きながら、一つずつ進めていきました。 そして最終的には、自分の土地にピッタリ収まるOfficeを完成させることができました。 そこで、ふと思ったのです。 AIが横で教えてくれても、これだけ難しい。 では、AIがなかった時代はどうだったのでしょうか。 おそらく、この領域まで入ってこられたのは、一部のゲーム好きやパソコンに詳しい人たちが中心だったのではないでしょうか。 私なら、途中で諦めていた可能性があります。 Second Life AIがメタバースの「入口」を1000倍以上広げるかもしれない おそらく、少し前なら1000人で一人くらいしか使おうとおもわないはずです。 私は今回、実際にSecond Lifeを使ってみて、AIの役割は想像していた以上に大きいと感じました。 AIは新しいものを生み出すだけではありません。 これまで難しくて一般の人が使えなかったものを、普通の人でも使えるようにする。 これもAIが起こす大きな変化なのではないでしょうか。 私は、AIによってメタバースへの入口が2倍や10倍になる程度ではなく、将来的には1000倍以上広がる可能性さえあると思っています。 もちろん「1000倍」という数字は統計ではなく、今回実際に使ってみた私自身の感覚です。 しかし、これからAIがさらに進化すると状況は大きく変わります。 今はAIに、 「ここを押してください」 「次はこの操作です」 と教えてもらいながら、人間が操作しています。 しかし次の段階では、AIが操作そのものを行うようになるでしょう。 「海の見える土地を探して」 「この予算以内で買えるところを探して」 「この土地に収まるOfficeを探して」 「ここに建てて」 「室内を自分好みにして」 そんな会話だけで、自分の仮想空間が出来上がるようになれば、ゲームやパソコンに詳しい必要さえなくなります。 難しいから人が入ってこなかった世界から、AIが「難しい」を取り除いてしまう。 そうなったとき、メタバースを利用する人の数は今とはまったく違ってくるのではないでしょうか。 実物資産への興味まで変わるかもしれない そして今回、もう一つ自分でも意外なことを感じました。 現実世界で120mの高層ビルを個人で所有するなど、普通はまずできません。 広大な土地や豪邸も同じです。 ところが仮想空間なら、それが驚くほど小さな金額で手に入ります。 もちろん、現実の不動産と仮想空間の土地はまったく別物です。 現実の住宅には、雨風を防ぎ、食事をして、眠り、家族と生活するという実用価値があります。 仮想空間がそれをすべて置き換えるわけではありません。 しかし、人間が大きな家や不動産に求めているものは、本当に実用性だけでしょうか。 広い家に住みたい。 眺めのいい場所が欲しい。 自分好みの空間を作りたい。 人を招きたい。 所有する満足感を得たい。 こうした欲求の一部なら、仮想空間でも満たせる可能性があります。 「現実世界で大きな家を所有しなくてもいい」と私自身が思ってしまった これは、「将来そんな人が出てくるかもしれない」という第三者の予想だけではありません。 実際に今回、私自身がそう思ってしまったのです。 自分の土地を持ち、そこへ120mのビルを建てる。 中へ入ることもできる。 鍵も付いている。 これから家具を置いたり、Officeを作ったり、自分のAIを置いたりすることもできます。 そうしているうちに、 「大きな家や建物を所有したいという欲求の一部は、こちらでも満たせるのではないか」 と思い始めました。 自分自身がそう感じたことには、少し驚きました。 これからVRが進化して視覚や音の現実感がさらに高まり、そこへAIが加われば、仮想空間でできることはもっと増えていくでしょう。 友人と会う。 仕事をする。 買い物をする。 自分のAIと生活する。 世界中の人と同じ場所に集まる。 そうなれば、 「現実世界で大きな家を所有しなくてもいい」 と考える人が増えても不思議ではありません。 むしろ、 現実では必要十分な小さな家に住み、自分が本当に欲しい大きな世界は仮想空間の中に持つ。 そんな生き方も出てくるのかもしれません。 Second Lifeは「古い」のではなく、早すぎたのかもしれない Second Lifeは最近生まれたサービスではありません。 だから私も最初は、「昔からある仮想世界」という感覚で見ていました。 ところが実際に土地を買い、建物を建て、中を歩いてみると見方が変わってきました。 問題は、仮想世界そのものではなく、そこへ入るまでが難しすぎたことだったのかもしれません。 そこへ今、AIが登場しました。 AIが案内し、やがて操作まで代行するようになれば、昔から存在していたSecond Lifeのような世界が、初めて一般の人にも簡単に使えるものになる可能性があります。 今回、私はただOfficeを一つ作っただけです。 しかし、その作業をしながら感じたのは、 AIが変えるのは、AIそのものだけではない。 AIによって、今まで難しくて使われなかったものまで生まれ変わる可能性がある。 ということでした。 そして私自身、すでに少しだけ価値観が変わり始めています。 現実の家は小さくてもいい。仮想世界は、どこまでも大きくできる。 今回完成した小さな仮想土地のOfficeを見ながら、そんな未来も意外と遠くないのかもしれないと思いました。 協同組合かけはし/KAKEHASHI HUMAN MONGOL LLC 後藤友亮/GOTO YUSUKE 静岡県浜松市/モンゴル・ウランバートル 公式サイト:https://www.kakehasi.biz/












