7月ごろから実感する、AIの凄まじい進化――元経営者が語る、会社全体を理解する人が、直接使う意味

今年7月ごろから、AIを使う中で、その進化の速さに驚くことが増えました。
文章を作ってもらうだけではありません。
自分専用のローカルAIを構築し、会話を記憶させ、翻訳する仕組みまで、AIと相談しながら作れるようになりました。
もちろん、AI自体の進化だけでなく、私自身が使い方を覚えてきたこともあると思います。
それでも、今は毎日のように「ここまでできるのか」と感じています。
そして、長年経営してきた立場から気づいたのは、この可能性を社員に任せきりにするのではなく、経営者自身が直接体験することの価値でした。
AIを使うたびに、以前ならいくらかかったのだろうと思う
私は19歳から長年、さまざまな事業を経営してきました。
現在は経営の第一線から離れ、AIを使ってホームページを運営したり、自分専用のローカルAIを構築したり、さまざまな実験をしています。
その中で、毎日のように思うことがあります。
「これを数年前に作ろうとしたら、いったいいくらかかったのだろう?」
以前なら専門業者に依頼しなければ難しかった仕組みも、今ではAIに相談しながら自分で作れるようになってきました。
もちろん、すべてが簡単に完成するわけではありません。
数分でできてしまうこともあれば、何時間もかかり、何度も失敗することもあります。
それでも、これまでの常識から考えると、驚くようなことが次々と実現しています。
最近では、作ってみたいものが次から次へと浮かんできます。
そして、AIを使わないことが、目の前にある大きな機会を受け取らずにいるように感じることさえあります。
経営者のAI活用――会社全体を理解する人が、直接使う意味
もし今も経営者だったら、AI活用を社員に任せるだろうか?
そんな中で、元経営者として一つ考えたことがあります。
「もし今も会社を経営していたら、このAI活用を社員に任せるだろうか?」
私の結論は、少なくとも新しい仕組みを考えて作る段階では、経営者自身がAIを使ったほうが、はるかに効率的なのではないかというものです。
なぜなら、AIを使った作業は、最初に指示を出せば自動的に完成するとは限らないからです。
簡単にできる場合もあれば、予想外の問題が発生することもあります。
そのたびに新しい指示を出し、方法を変え、場合によっては最初の計画そのものを見直す必要があります。
もし社員に任せていたら、その都度、経営者への確認が必要になるかもしれません。
しかし経営者自身なら、会社の目的、費用対効果、優先順位を考え、その場で判断できます。
AIへの指示と経営判断を同時に進められること。
ここに大きな効率の違いがあると感じています。
会社全体を理解している人が使う意味
今回、私は自分専用のローカルAIを構築しました。
当初は30万〜50万円の専用パソコンを購入する予定でした。
しかし、AIと相談しながら手持ちの設備を調べていくと、既存のパソコン2台でも実現できる可能性が分かりました。
そこで購入計画を変更し、実際に構築することができました。
この判断には、単なるパソコンの知識だけではなく、費用対効果や今後の利用目的も関係しています。
会社の仕事でも同じことが言えるのではないでしょうか。
何を実現したいのか。
どこまでお金を使うべきなのか。
何を優先し、何を省略してよいのか。
こうした判断ができる人がAIを直接使えば、試行錯誤の速度も変わってくると思います。
もちろん、社員のAI活用が無意味ということではありません。
会社の業務をよく理解し、自分で判断できる社員なら、非常に効率よく活用できるでしょう。
ただ、新しい仕組みを生み出す段階では、経営者自身がAIと直接やり取りする価値は想像以上に大きいと感じています。
AIの本当の能力は、一般的に思われているよりも深い
そして、今回のAI活用で私が最も強く感じたことがあります。
それは、AIには、一般的に知られているよりも、はるかに深い使い方があるということです。
文章を書いてもらう。
質問に答えてもらう。
調べ物をする。
もちろん、それだけでも十分に便利です。
しかし、実際にAIと一緒にプログラムを作り、ローカルAIを構築し、さまざまな仕組みを動かしてみると、それらはAIの能力の一部分にすぎないのではないかと感じるようになりました。
私は昔からパソコンが好きで、それなりにお金も使ってきました。
しかし今になって、これまでパソコンの能力や楽しみ方の10%程度しか知らなかったのではないかとさえ感じています。
もちろん、昔のパソコンに今のAIと同じ機能があったわけではありません。
それでも、AIによってパソコンとの付き合い方が大きく変わったことは確かです。
以前は、専門知識がなければ諦めていたことにも、自分で挑戦できるようになりました。
AIの本当の価値は、単に人間の作業時間を短縮することではなく、これまで自分にはできなかったことまで実現できるようになることではないか。
今、私はそう感じています。
AIを使って初めて、その可能性が見えてくる
今回の経験から思うのは、AIの可能性は、説明を聞いたり、使い方を読んだりするだけでは十分に理解できないということです。
実際に使ってみる。
思いついたことを試してみる。
失敗したら、AIと一緒に別の方法を考える。
その繰り返しの中で、今まで想像していなかった使い方が見えてきます。
もちろん、AIがすべて正しいわけではありませんし、何でも実現できるわけでもありません。
しかし、私は今、AIの可能性は自分が当初想像していた範囲をはるかに超えていると感じています。
そして、長年経営してきた立場から考えると、経営者自身がこの可能性を体験することには、大きな意味があると思います。
AIを社員に使わせることも大切でしょう。
しかし、それ以前に、経営者自身がAIを深く使い、その可能性を理解する。
そこから、これまでになかった新しい仕組みや仕事の進め方が生まれてくるのではないでしょうか。
AIは単なる便利な道具ではなく、自分の発想を実現する可能性を大きく広げてくれる存在だった。
これが、今の私が実際に使い続けて感じていることです。

協同組合かけはし/KAKEHASHI HUMAN MONGOL LLC 後藤友亮/GOTO YUSUKE
静岡県浜松市/モンゴル・ウランバートル 公式サイト:https://www.kakehasi.biz/





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