数十年前に仕事で使っていた事務所を、当時のまま蘇らせた。今では趣味のための基地として活躍している。2025年9月9日
- 後藤 友亮

- 7月18日
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数十年前に仕事で使っていた事務所を、当時のまま蘇らせた。今では趣味のための基地として活躍している。見た目はやや雑然としているものの、良き時代の思い出があり、不思議とその空間が心地よく感じられる。
経営から引退し、自分にとって本当に価値のある最低限の趣味だけを残した。しかし実際にやってみると、毎日が休みでも意外に多くのことはできないと気づいた。つまり、趣味を楽しむにはそうとうな「時間」が必要だということだ。従って、経営をしていた頃の「お金は

あっても時間がない」という状況は、必ずしも幸福とは言えないという証明でもあった。
私は、洗車や掃除などから全てを自分の手で納得のいくまで行うことこそが、最大の喜びであると改めて実感した。だからこそ、現代の経営者は「稼ぐ力」と「時間を自分でつくる力」の両方を備えてこそ、本当に輝く存在になれるのだと思う。そのどちらかが欠けてしまう経営者は、気づかぬうちに 他人のために人生を費やしている状態に陥ってしまうのではないか、という思いさえ抱く。
一方で日本の社会風潮を見ると、かつての日本(昭和から平成半ばくらいまで)は成功者がヒーローのように讃えられる時代があった。しかし今では、成功者が「なぜ自分だけ」と冷ややかな目で見られることも少なくない。そのため経営者は、仮面をかぶるように真面目さを演出せざるを得ず、成果を堂々と示すことさえ憚られる空気が漂っているのかもしれない。
むしろ昭和のように、努力の成果を自然に見せることが社員に勇気を与え、「自分もああなりたい」と奮起させた時代の方が、経営者にとっても健全で心地よい環境だったように思う。そうした時代であればこそ、自分らしさを犠牲にせずに生きていけるのだろう。
そして、この場所を9年間放置していた間、猫には餌をやるだけで特別な世話をしていなかった。そのせいか、以前よりも人懐っこく変化していた




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