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今、現役の経営者だったら──最も時間を使うのは「AIの進化を知ること」かもしれない



この1か月ほど、空いた時間の多くを使って、ホームページ作りという一つの実験をしながらAIと向き合ってきました。

記事を書く。タイトルを考える。画像を作る。SEOを考える。カテゴリーやタグを整理する。


ソフトの操作を試す。


海外不動産



海外向け車両の情報ページを作る。


そして現在は、721記事の中から関連記事を探し、

「この記事を読んだ人におすすめ →」


という形で記事同士を紐付ける作業まで始めています。



最初は単純に、

「AIを使えば、ホームページ作りがどこまで楽になるのか」

という程度の実験でした。

ところが、この1か月AIとかなり深く向き合っているうちに、考え方が変わってきました。

もし今、自分が現役の経営者だったら、何に一番時間を使うだろう?

おそらく私は、かなりの時間をAIの進化を把握することに使っていると思います。


ホームページを壊して、さらに驚いた

今回、作業の途中でホームページのレイアウトを大きく壊してしまったことがありました。

普通なら、

「これは専門家に頼まないと直せないかな」

と思う場面です。

ところが、ここでも驚かされました。

今回は、AIに直し方を教えてもらったのではありません。

ソフトに備え付けられているAIが、実際にそのソフトを操作して、壊れてしまった部分を修復したのです。

ここには、かなり驚きました。


これまでのAIは、

質問に答える。文章を書く。操作方法を教える。

というところまでが中心でした。

しかし今は、

AIが説明する側から、実際にソフトの中で作業する側へ移り始めています。

私はこの体験で、AIに対する見方がまた一段変わりました。

単なる「便利な相談相手」ではありません。

人間がソフトを操作するという関係そのものが変わり始めている。

そう感じました。


721記事の関連記事までAIが探し始めた

さらに今は、721記事をただ増やす段階から、記事同士をつなぐ作業に入っています。

同じテーマを違う角度から書いた記事を探し、

「この記事を読んだ人には、次にこの記事を読んでもらいたい」

という導線を作っていく作業です。

721記事もあれば、人間が全部読み直して関連記事を探すだけでも相当な時間がかかります。

そこで試しに、

「メインブログのURLだけを教えて、関連記事を探せるか?」

と聞いてみました。

正直、ダメ元でした。

ところがAIは、公開されている記事をかなり広く確認し、

「この記事には、この関連記事が相性が良い」

という候補を並べ始めました。

完璧ではありません。

それでも、人間が一から721記事を確認するより、圧倒的に速い。

ここでも、

AIによって短縮されるのは文章を書く時間だけではない

と感じました。

調査、整理、分類、構成、サイト設計、トラブル対応まで短縮され始めています。


世界中がAI競争に必死になる理由が少し分かってきた

この1か月AIをかなり使ってみて、世界の国や巨大テクノロジー企業が、なぜあれほどAI競争に必死なのかも少し分かるようになりました。

これは単に、

「便利な新しいサービスを作る競争」

ではないのだと思います。

AIはこれから、

営業、経理、設計、広告、教育、採用、情報収集、プログラミング、経営企画、

あらゆる仕事に入り込んでいく可能性があります。

しかも今後は、

AIに聞きながら人間が仕事をする段階から、AI自身がソフトを操作して仕事をする段階へ

進んでいく可能性があります。

そう考えると、国も企業もAI競争から簡単には降りられません。

AIに巨額投資することには当然リスクがあります。

しかしそれ以上に、

AI競争から取り残されるリスク

の方が怖いのだと思います。


企業側から見ると、これはかなり恐ろしい

AIは企業にとって大きなチャンスです。

しかし同時に、かなり恐ろしい技術でもあります。

なぜなら、

今まで正しかった経営の常識そのものを変えてしまう可能性があるからです。

例えば、

10人必要だった仕事が5人でできる。

外注していた仕事を社内でできる。

専門家に依頼していた作業を普通の社員がAIと一緒にできる。

数週間かかっていた調査が数時間で終わる。

ホームページ制作会社に依頼していた作業を自分でできる。

さらにソフトの不具合まで、AI自身がそのソフトを操作して直す。

こうなってくると、

単純に「人件費が減る」という話ではありません。

会社という組織そのものの作り方が変わる可能性があります。


私は今、以前のような現役経営者ではない。それでも毎日恐怖を感じる

私は今、以前のように人を雇い、会社を拡大していく現役の経営者ではありません。

だから本来なら、

「AIはすごいな」

と少し離れたところから見ていてもいい立場なのかもしれません。

それでも、毎日のようにAIを触っていると、かなりの恐怖を感じます。

ただし、

「AIに支配されるのが怖い」

という話ではありません。

私が一番怖いと感じているのは、

進化のスピードです。

昨日まで、

「これはAIには無理だろう」

と思っていたものが、普通にできてしまう。

数か月前なら専門家に頼むものだと思っていたことが、一人でできる。

今まで人間が操作していたソフトを、AI自身が触り始めている。

そして何より怖いのは、

今のAIが完成形ではないことです。

世界中の国や企業が、さらに性能を上げようと競争しています。

だから私は、経営の第一線から離れた今でも、

「もし自分が今も現役の経営者だったら、相当な危機感を持っているだろうな」

と感じています。


一番危険なのは「AIを使っていないこと」ではない

私は、一番危険なのは単に、

「うちの会社はAIを使っていない」

ということではないと思っています。

もっと怖いのは、

経営者自身がAIの現在地を知らないことです。

今のAIは何ができるのか。

半年前と何が変わったのか。

自分の会社のどの仕事が変わりそうなのか。

逆に、まだAIにはできない仕事は何なのか。

これを経営者自身が理解していないと、経営判断そのものを間違える可能性があります。

例えば、

今から5年使うつもりで高額なシステムを入れる。

長期前提で人を大量採用する。

新しい部署を作る。

外注会社と長期契約を結ぶ。

こうした判断をするときに、

AIが2年後、3年後にどこまで進んでいる可能性があるか

をまったく考えないのは、今後かなり危険だと思います。


だからこそ、経営者自身がAIを触るべきだと思う

そして私は、AIの進化については、人から説明を受けるだけではなく、

経営者自身の手で実際に触れて、確認するべきだと思っています。

ここはかなり重要です。

例えば新しいシステムを導入するとき、これまでは営業担当者、コンサルタント、システム会社、制作会社などから説明を受けることが普通でした。

もちろん専門家の意見は重要です。

しかし人間には、それぞれ立場があります。

商品を売る側には売る側の事情がある。

仕事を受注する側には受注する側の事情がある。

自分の部署を守る人もいれば、会社との契約を続けたい人もいる。

これは悪いことではありません。

人間社会では当たり前のことです。

一方で、AIそのものには、人間のような個人的な私利私欲や損得勘定はありません。

だから、

「この仕事、本当に外注する必要がある?」

「このシステムに本当にこれだけのお金をかける必要がある?」

「この作業はAIで代替できる?」

「逆にAIではまだ無理なのはどこ?」

と、かなり率直にぶつけることができます。

もちろんAIが間違うこともあります。

AIを提供している企業には当然、事業上の利害もあります。

だから、AIの回答をそのまま信じればいいという話ではありません。

大事なのは、

誰かから『AIはこういうものです』と説明されるのではなく、自分自身で触って判断することです。

今回、私自身もそうでした。

ホームページを作る。

記事を書く。

画像を作る。

721記事から関連記事を探す。

さらに壊れてしまったサイトを、ソフトに組み込まれたAI自身が操作して修復する。

これらは、説明を聞いていただけでは実感できなかったと思います。

実際に自分の仕事をAIに投げてみて初めて、

「もうここまで来ているのか」

と分かりました。


「まだ使えない」と言われても、自分で試す

おそらく経営者にとって怖いのは、AIについて知らないことだけではありません。

他人から聞いたAIの評価だけで、自分の会社の未来を判断してしまうこと

ではないでしょうか。

「まだ使えませんよ」

と言われても、自分で試してみる。

「全部AIでできますよ」

と言われても、自分で試してみる。

そのうえで、

使える。

まだ使えない。

ここだけ使える。

と自分で判断する。

AI時代には、この感覚が非常に重要になると思います。

経営者自身がAIエンジニアになる必要はありません。

しかし、

経営者自身がAIの現在地を体感しているかどうか。

この差は、これから経営判断にかなり大きく影響してくるのではないでしょうか。


AI担当者に任せればいい、では済まない

AIは一つの部署だけに入る技術ではありません。

営業にも入る。

経理にも入る。

設計にも入る。

広告にも入る。

採用にも入る。

教育にも入る。

経営企画にも入る。

つまり、

会社全体に横串で入ってくる技術です。

だから、

「AIのことはIT担当者に任せてある」

では済まなくなっていくと思います。

少なくとも経営者自身が、

AIによって自分の会社の何が変わるのか

を考えられる程度には、実際にAIを触っておく必要があると思います。


今、経営者が毎日見るべきものが一つ増えたのかもしれない

これまで経営者は、

売上を見る。

利益を見る。

資金繰りを見る。

社員を見る。

競合を見る。

景気を見る。

こうしたものを日々確認してきました。

もちろん、これからも重要です。

しかし今は、そこにもう一つ加わるのではないでしょうか。

「今日、AIは何ができるようになったのか」

です。

私は今、

もしかすると現役の経営者が最も時間を使うべきことの一つは、

最低でもAIの進化の現状を毎日把握すること

なのではないかと思っています。

毎日何時間もニュースを読む必要はありません。

それより、

「これ、自分の会社で使えるかな?」

と実際に試してみる。

こちらの方が重要だと思います。


AIは、ニュースを読むだけでは分からない

今回、一番感じたのはここです。

AIはニュースを読むだけでは、本当の進化が分かりません。

「AIの性能が向上しました」

という記事を100本読むより、

自分が3時間かかると思っていた作業をAIが10分で終わらせる経験の方が、はるかに衝撃があります。

今回もそうでした。

記事を書く。

画像を作る。

SEOを考える。

Wixでページを作る。

721記事から関連記事を探す。

そして、壊れたサイトをソフト内のAIが自ら操作して修復する。

こうした体験を繰り返すたびに、

「次は何ができるようになるんだ?」

という感覚になります。

だから今では、新しい作業を始めるたびに、

まず、

「これ、AIでできないか?」

と考えるようになりました。


AI時代は、会社の大きさより「変化する速さ」が重要になるかもしれない

これまで企業では、

人が多い。

資本がある。

専門部署がある。

長年のノウハウがある。

こうしたものが大きな強みでした。

もちろん、今後も重要です。

しかしAIによって、小さな会社でも大企業が持っていた機能の一部を持てるようになる可能性があります。

極端に言えば、

10人+AIの会社

と、

100人+ほとんどAIを使わない会社

では、仕事によっては10人の会社の方が速くなるかもしれません。

そうなると、企業の強さは単純な人数ではなく、

どれだけ速く新しい技術を試し、会社の形を変えられるか

になってくる可能性があります。

これは中小企業にとっては大きなチャンスです。

一方で、過去の成功体験が大きい企業にとってはかなり怖い話です。


世界のAI競争が止まらない理由も見えてくる

ここまで考えると、世界の国やテクノロジー企業が、なぜあれほどAI開発競争に必死なのかも理解できます。

AIで一番になることだけが目的ではない。

むしろ、

AI競争から降りること自体が怖い。

こちらの方が大きいのかもしれません。

ある企業が止まれば、別の企業が進む。

ある国が止まれば、別の国が進む。

だから誰も止まれない。

そして、この誰も止まれない競争が、さらにAIの進化を速くする。

利用する企業側から見ると、そこがまた恐ろしい。

世界中のトップ企業が全力で進化させている道具を、自分の会社だけ無視するわけにはいかない。

そういう時代に入りつつあるのだと思います。


私が感じている「恐怖」の正体

この1か月で、自分でも少し分かってきました。

私がAIに感じている恐怖は、

SF映画のような遠い未来の話ではありません。

もっと現実的です。

社会や企業の仕組みが変わる速度に、人間の判断が追いつけるのか。

という恐怖です。

会社は簡単には変えられません。

社員もいます。

設備もあります。

借入もあります。

取引先もあります。

長年続けてきた仕組みもあります。

しかしAIは、そんな事情とは関係なく進化していきます。

そして今日できなかったことが、半年後にはできるかもしれない。

だから経営者に必要なのは、

未来を正確に当てることではないと思います。

そんなことは誰にもできません。

必要なのは、

変化を見続けること。

自分の手で触り続けること。

小さく試し続けること。

昨日までの常識を疑い続けること。

これだと思います。

そして今、一番危険なのは、

AIを知らないこと以上に、

「半年前に知ったAIの常識のまま、今日の経営判断をすること」

なのかもしれません。

私はもう以前のような現役経営者ではありません。

それでも、この1か月AIと向き合っているだけで、毎日のように進化の速さに恐怖を感じています。

だからこそ逆に思います。


今まさに会社を背負っている経営者ほど、AIと向き合う時間を意識的に作る必要がある。

そして、それは誰かから話を聞くだけでは足りない。

自分自身の手でAIを触り、自分自身の仕事を実際にやらせ、自分自身の目で確かめる。

AIを導入するためだけではありません。

自分の会社に、これから何が起きるのかを考えるためです。

もしかすると今は、それが経営者にとって最も重要な仕事の一つになり始めているのかもしれません。

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