【金価格2万円突破が教えてくれる現実】①
- 後藤 友亮

- 7月18日
- 読了時間: 2分
最近ニュースでも「金(ゴールド)の買取価格が2万円を超えた」と話題になっています。
多くの人にとっては「すごく値上がりしたんだな」くらいの感覚かもしれません。
しかし、この出来事は単なる金の値上がりではなく、私たちの生活や社会のしくみにも関わっている重要なサインです。
ポイントは、「金が上がったのではなく、お金の価値が下がった」ということです。
国や中央銀行がコロナで落ちた景気を支えるために、今まで類をみないたくさんのお金を市場に流しました。するとお金自体の価値は目減りします。結果として、限られた量しか存在しない金の価値が相対的に高まるのです。
この変化は、資産を持っている人と持っていない人の差を広げます。
たとえば、金や株などを持っている人は資産価値の上昇で守られますが、現金だけで貯金している人は、お金の実質的な力が弱くなる分だけ不利になります。
そして物価上昇もその一つです。
つまり、金の高騰は「格差の拡大」ともつながっているのです。
もちろん、金価格が動く理由には国際情勢や投資需要などいろいろありますが、大きな背景として「お金がたくさん刷られているから相対的に価値が薄まっている」という事実は見逃せません。
金が高くなったのではなく、お金が安くなった。
そして、その結果として格差が広がっている。
これがニュースの奥にある現実だと思います。
そして、最近は金ばかりが注目されていますが、銀など他の貴金属も同様に高騰しています。例えば、2020年に1g80円の銀が現在220円になっていますから、175%の上昇です。仮に5年前に銀を400万円分を保有していたとすると、現在は約1,100万円になっている計算になります。
共通点はコロナ大規模金融緩和と財政出動からです。





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