モンゴルでは完成前でも住み始める?──マンションに住んで分かった日本との違い
- 後藤 友亮

- 5 日前
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更新日:2 日前

モンゴルでマンションや、分譲戸建てを見ていると、日本ではあまり見かけない光景に出会います。
建物全体がまだ完全には完成していないのに、すでに人が住み始めているのです。
私もこれまで、こうした物件を何件か実際に見かけました。
日本の場合、マンションなら共用部分や外構なども含め、ある程度きれいに完成してから入居が始まるイメージがあります。
ところが、モンゴルでは少し違います。
部屋そのものが生活できる状態になれば、共用部分や屋外施設などに工事が残っていても、先に入居が始まるケースがあるようです。
弊社が所有するマンションも同じです
弊社がモンゴルで所有しているマンションでも、似たような状況でした。
屋上公園など、建物全体としてはまだ完成していない部分が残っていました。
それでも、すでに多くの住民が生活を始めており、残っていた部屋はわずか2部屋でした。
つまり、「建物全体が100%完成してから入居する」という日本的な感覚とは、少し違うようです。
そして驚いたのが「お隣さんとの距離」
もう一つ印象に残ったのが、住民同士の距離の近さです。
会ったことのない隣の人にも、呼び出しブザーをならし友人は本当に気軽に話しかけてました。
実際、初対面にもかかわらず、スケール(メジャー)や工具などを何度も借りることがありました。
「これ貸して」
「いいよ」
という感じで、とても自然です。
子どもたちも同じです。
知らない人だからと強く警戒する感じがあまりなく、気軽に話しかけたり、近寄ってきたりします。
もちろん、これは私が実際に接した人たちから受けた印象なので、モンゴル人全員がそうだという話ではありません。
それでも、日本と比べると私は、
「他人との距離がかなり近い社会だな」
と感じました。
「完成してから」より「使えるなら使う」
住宅についても、人間関係についても、どこか共通するものがあるように感じます。
日本では、
「すべて完成してから使う」「他人にはなるべく迷惑をかけない」「知らない人には一定の距離を置く」
という感覚が比較的強いと思います。
一方、私がモンゴルで実際に生活して感じたのは、
「まだ全部完成していなくても、住めるなら住む」「必要なら隣の人に借りる」「知らない人でも、とりあえず話す」
という、もっと実用的で、人との距離が近い感覚です。
どちらが良い悪いという話ではありません。
ただ、マンションという「建物」を見ていたはずなのに、実際に住んでみると、その国の人間関係や価値観まで見えてくる。
これも、モンゴルで実際に生活してみなければ分からなかった面白さの一つだと思います。




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