モンゴル輸入の現状――日本の商品が入りにくい理由を考えた
更新日:9月14日

モンゴル輸入で感じた日本商品の変化
モンゴル輸入の状況について、実際に現地で生活していると以前との変化を感じることがあります。
モンゴルのスーパーや商店を見ていると、韓国、中国、ロシアの商品が多く並んでいます。
日本の商品も販売されていますが、これらの国の商品と比べると、品ぞろえはまだ限られています。
その背景について、モンゴルにオープンした日本の「業務スーパー」のオーナーと親しい知人から、興味深い話を聞きました。
高市政権になってから、日本の商品が入りにくくなった
知人の話では、高市政権になってから、日本の商品が以前よりモンゴルに入りにくくなったそうです。
理由として挙げられていたのは、日本と中国の政治的な関係です。
モンゴルは中国とロシアに挟まれた内陸国であり、日本から商品を輸入する場合、中国を経由することがあります。
そのため、日中関係の変化が中国側の通関や輸送に影響すれば、モンゴル向けの商品にも影響が及ぶ可能性があります。
実際、業務スーパーでも、本来仕入れたい日本の商品が予定どおりに入ってこない状況があると聞きました。
中国を経由しなければ届きにくい
モンゴルには海がないため、日本から船で商品を直接届けることはできません。
日本から海上輸送された商品は、中国の港などを経由し、鉄道やトラックでモンゴルへ運ばれます。
このため、日本とモンゴルの間に直接問題がなくても、経由国である中国の通関や物流の状況によって、商品が届きにくくなることがあります。
一方、中国やロシアはモンゴルと国境を接しており、商品を陸路で輸送できます。韓国の商品も現地で広く流通しているため、結果として、モンゴルの売り場では韓国、中国、ロシアの商品が主流になっています。

こちらはロシアから輸入しているそうです。展示品は操作パネルがロシア語表記でした。
仕入れたくても入荷できない現実
今回の話を聞いて、モンゴルで日本の商品が少ない理由は、単純に需要の問題だけではないと感じました。
現地では、日本の商品を扱いたい人がいても、国際関係や通関、輸送経路の問題によって、希望どおりに仕入れられない場合があるようです。
なお、高市政権の発足と輸入の停滞に、具体的にどのような因果関係があるのかまでは確認できていません。あくまでも、現地の関係者から聞いた話として紹介しています。
それでも、モンゴルという内陸国で日本の商品を販売するには、日本とモンゴルだけでなく、その間にある中国との関係も影響し得ることを、今回あらためて実感しました。
モンゴルについて、現地経験をもとにサポートします
モンゴルでの不動産購入、現地法人、銀行口座、公証手続き、通訳、リフォーム、長期滞在などについて、私たちが実際に経験した内容をもとにご相談をお受けしています。
※この記事の内容は、2026年8月24日現在の情報と筆者の実体験に基づいています。制度、為替レート、手数料、送金条件などは変更される可能性があります。
まずは、お困りのことや知りたいことをお問い合わせフォームからお知らせください。
※相談内容を確認したうえで、対応の可否や費用をご案内します




コメント