モンゴル移住の生活費──固定費は安い、でも食費は日本より高い
- 後藤 友亮

- 8月11日
- 読了時間: 3分
更新日:4 日前

実際にモンゴルで生活して感じたのは、日本人が普通に暮らせる設備や立地の不動産は、決して安くないということです。
むしろ、ある程度の広さや設備、利便性を求めれば、マンションを購入するための初期費用はそれなりに必要になります。
ただし、私が「モンゴルは生活費が安い」と感じているのは、マンションを購入して住居を確保した後の話です。
住宅ローンや家賃の負担がないことを前提にすると、管理費、水道・電気代、暖房代、固定資産税、車の維持費などは、日本と比べて「少し安い」という程度ではありません。
実際に生活して支払ってみると、日本とは格段の差があります。
一度住居を確保してしまえば、毎月・毎年かかる固定費はかなり小さくなります。そのため、退職金などを利用して最初にマンションを購入できれば、年金を中心とした生活も十分に現実的だと感じました。
一方で、意外だったのが毎日の食費です。
モンゴルは物価が安いというイメージがありますが、日本人が日本に近い食生活をしようとすると、食費は決して安くありません。特に野菜や輸入食品、日本人が普段食べ慣れているものは高く感じます。
実際に生活して、スーパーでの買い物や外食に使った金額から考えると、夫婦2人の食費はおおよそ次のような感覚です。
モンゴル料理+自炊中心:月6〜10万円程度
※かなり節約した生活
日本人が普通に食べたいものを買いながら自炊+時々外食:月10〜16万円程度
※日本で普通に生活するのと近い感覚
日本食・韓国料理・洋食など、日本に近い食生活+外食多め:月16〜24万円以上
店によっては日本以上にかかることもある
外食も、現地向けのお店なら比較的安く済みますが、少し店のグレードを上げると一気に日本と変わらない価格になります。
実際、少し高級なお店では、3人で料理を4品ほど頼み、ビールを3杯追加すると1万円を超えることもありました。
夫婦2人でも、日本と同じくらいのクオリティーを求めて外食すれば、1食5,000円以上になることは珍しくありません。
つまり、私が実際に生活して感じたモンゴル移住の特徴は、
「不動産を買うまでは高い。買った後の固定費は日本と比べて格段に安い。しかし、日本と同じ食生活を求めると、食費は思った以上に高い。」
ということです。
モンゴル移住を考えるなら、単純に「物価が安い国」と考えるのではなく、最初の住居取得費と、その後の固定費、そして毎日の食費を分けて考えることが大切だと思います。
日本円は1₮=約0.04円で概算しています。
「この記事を読んだ人におすすめ」→ 関連記事
あわせて読みたい




コメント