物は余っている。しかし、食べ物は余ってない
- 後藤 友亮

- 7月16日
- 読了時間: 3分
更新日:1 日前
この数日、特に思ったこと
最近、物価高が続く中で、強く感じることがあります。
今の日本は、「新しい物を次々と買う国」から、もう一度「良い物を再利用する国」へ戻っていくことが大切ではないでしょうか。
実際、今の日本には驚くほど多くの物が余っています。それも、古くて使えない物ではなく、まだ十分に使える物や、ほとんど新品に近い物まで少なくありません。
フリマアプリなどでもそうですが、地域での譲渡などをよく見ている方は、すでにこの変化に気づき始めていると思います。
私が実感している主な理由は、二つあります。
一つ目は、高齢になり、少し前に購入した物でも、体力や健康上の理由から使えなくなってしまう方が増えていることです。
高齢の方の中には、インターネットやフリマアプリを使って売ることが嫌がったり難しい方も多く、結局は信用できる人に譲るしかありません。
しかも日本は少子高齢化が進んでいるため、物を手放したい人は増えている一方で、受け取って使ってくれる若い世代は少なくなっています。
つまり、物の供給は多いのに、もらってくれる人が少ない状態になりつつあります。
二つ目は、物価高の影響で、家の中を整理したり、断捨離をしたりする人が増え、多くの中古品が市場に出てきていることです。
こう考えると、物価高は家計にとって厳しい反面、必要な物を安く手に入れたり、場合によっては無料で譲ってもらったりできるというプラスの面もあるように感じます。
実際、私のところには頻繁に「使ってくれないか」と声がかかります。
大げさではなく、物によっては選び放題に近い状況です。新品を買う前に周囲へ声をかけてみるだけで、まだ十分に使える良い物が見つかる時代になっていると思います。
一方で、家事をしているからこそ分かりますが、食料品の値上がりだけは別の問題です。
食料は毎日必ず必要なので思いのほか出費になるはずです。
生活用品や家具、道具などは、中古品や再利用である程度対応できます。しかし、食べ物は毎日必要であり、簡単に代わりを見つけることはできません。
特に、育ち盛りの子どもがいる家庭では、食費の上昇は家計に直接響きます。子どもの食事まで節約しなければならない社会は、決して健全ではありません。
だからこそ、政府が最も重点的に支援すべきなのは、食料品の負担を軽減する政策ではないかと感じます。
私は普段あまり食べないため、食費の影響は比較的小さい方です。
それでも、育ち盛りの子どもたちや子育て世代が、値段を気にしすぎることなく安心して食卓を囲める環境を守ることこそ、これからの日本に本当に必要な支援ではないかと強く感じます。

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