円の弱さが浮き彫りに──為替介入が「外貨を買うチャンス」になってしまう現実
- 後藤 友亮

- 8月11日
- 読了時間: 2分

最近の為替相場を見ていると、改めて円の弱さを感じます。
円安が進めば政府は為替介入で円を買い支えます。しかし、介入だけでは海外との金利差は変わりません。
しかも現在は、市場から**「165円前後まで円安が進めば介入警戒が一気に高まる」**というラインまで意識され始めています。
そうなると、
円を売る → 介入を待つ → 円高になったところで再び外貨を買う
という動きまで生まれかねません。
実際、海外でも生活している私自身、為替のタイミングを見ながら円を外貨へ換えています。
今回も介入によって円高に動いたタイミングをチャンスと考え、円建てで保有していたまとまった資金をモンゴル・トゥグルグへ換金しました。
つまり私自身の行動を振り返っても、為替介入による一時的な円高が、逆に外貨を買う絶好のタイミングになっているのです。
これでは介入だけで円安を止めるのは難しいと思います。
必要なのは、
「円安になれば介入する」という発信ではなく、「早期に利上げを進め、必要ならさらに金利を上げる」という強い姿勢を市場に示すこと。
円を売れば利益が出る、介入されたらまた外貨を買えばいい。
市場にそう思われている状況そのものを変えなければ、根本的な円安対策にはならないのではないでしょうか。
為替介入で時間を稼ぎ、その間に金利政策で円そのものの魅力を取り戻す。
海外で実際に生活し、円を外貨へ換えている立場だからこそ、今はその必要性を強く感じています。




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