➌「助けを求めることが、次の被害になる時代」2025年12月13日
- 後藤 友亮

- 7月19日
- 読了時間: 2分
更新日:7月27日
今回の一連の出来事を通じて強く感じたのは、
この種のアカウント復旧作業は、たとえ「専門業者」や「復旧をうたうサービス」であっても、安易に依頼すべきではないという現実でした。
それは時日が経過してから、仕掛けられる二次被害だそうです。
実際、ネット上では
「復旧を装ったのちに起きる二次被害」
「内部情報を渡したことで、別アカウントまで被害が拡大した」
「業者自体が、グレーまたはブラックな手法を用いている」
といった報告も少なくありません。
高度化した不正侵入の世界では、復旧=再び鍵を渡す行為になり得るからです。
そこで改めて思い至ったのが、以前から詐欺犯罪が多いとされてきた海外で培われてきた「人との距離感」の文化でした。
それらの文化圏では、家族を最も大切な存在として厳格に守り、他人に対しては慎重に時間をかけ、繰り返しの行動や実績を見たうえでのみ信頼を積み重ねます。そして、その信頼が定の段階に達したとき、初めて「家族同然」の扱いをするという価値観が根付いています。
これは単なる情緒的な考え方ではなく、詐欺や裏切りから身を守るために長い歴史の中で形成されてきた、極めて合理的な防衛策とも言えます。
信頼は言葉や肩書きではなく、時間と行動によってのみ証明される、、その原則です。
デジタル社会においても、この考え方は非常に示唆的です。
どれほど「専門」「公式」「実績多数」と書かれていても、即座に深い権限を渡すべきではありません。
むしろ、本当に守るべき情報や権限は、家族レベルで信頼できる相手にしか触れさせないという姿勢こそが、現代の犯罪から身を守るための現実的な選択肢なのかもしれません。
今回の経験を通じて、技術的な対策以上に、
「誰を信頼するのか」
「どこまで任せるのか」
という人間側の判断こそが、最大のセキュリティであると強く感じました。





コメント