「送別会は仕事?それとも自由参加?今の会社で起きている意外な問題」2026年3月19日
- 後藤 友亮

- 7月20日
- 読了時間: 2分
更新日:7月27日
知り合いの会社で、長年勤めてこられた方が退職することになったそうです。
本来ならば、これまでの感謝を込めて送別会を開きたいところです。
しかし実は、その送別会が開けず困っているそうです。
理由は意外なところにありました。
それは
「送別会の時間に賃金が発生するのかどうか」
という問題です。
参加者の中で
「会社の行事なら賃金が出るべき」
という考えと
「懇親会は業務ではない」
という考えがあり、足並みが揃わないのです。
昭和や平成の頃を振り返ると、会社の旅行ですはも社員が自分で積立をして参加するのが一般的でした。
懇親会に賃金が発生するという発想は、考えもつきませんでした。
しかし今は時代が大きく変わりました。
働き方改革や労働基準法の考え方が広まり、
会社に拘束される時間は全て労働時間として扱うべき
という意識が強くなっています。
例えば
・現場までの送迎の移動時間
・会社主催の集まり
こうした時間も「拘束時間」として、賃金の対象になるケースが増えています。
昔は
「会社のために、時間外でも何かできるならやりたい」
という雰囲気があり、自然と参加する人も多かったように思います。
しかし今は
「行きたくないけれど、仕事なら仕方なく参加する」
という感覚に変わってきているのかもしれません。
かつては自然な交流の場だったものが、
今では
「仕事なのか、仕事ではないのか」
という線引きで判断されるようになりました。
これは働く人を守る大切な変化でもあります。
しかし同時に、
仲間のために時間を使うことや
長く働いた人へ感謝を伝える場が
作りにくくなっているのも事実かもしれません。
そして結局、その方の退職日が昨日来てしまたったそうです。
送別会は開かれないままです。
長年会社を支えてきた方の送別会が、
そんな時代の変化の中で開けない。
少し寂しい時代になったのかもしれないと感じました。





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