カーテンが長すぎる!「すぐそこ」から4時間──モンゴル生活あるある
- 後藤 友亮

- 8月14日
- 読了時間: 4分
更新日:4 日前

モンゴルでカーテンを作ったときの実体験です。
日本とはかなり勝手が違い、「これもモンゴルらしさだな」と感じることがいくつもありました。
まず基本的に、窓の寸法は自分で測ります。
そして支払いは原則先払い。これはモンゴルに限らず、日本以外では比較的一般的なスタイルだと思います。
カーテンレールの長さを指定すると、それに合わせてカーテンを作ってくれます。今回のお店では、カーテンレール代と取り付け費用もカーテン料金に含まれていました。
驚いたのは、そのスピードです。
注文してから、わずか1〜2日程度で取り付けまで完了しました。
ところが、実際に取り付けてもらうと……
カーテンが長すぎました。結果てきには計5日
しかも、レースとカーテンとの長がさがバラバラ。
さっそくやり直しです。
今回は比較的良心的なお店だったので、取り付けのやり直しや丈の修正のために、無料で合計2回ほど足を運んでくれました。
ただ、モンゴル人に聞くと、こうした修正を頼んでも**「なかなか来てもらえない」ことも珍しくない**そうです。
また、職人さんも人によってかなり差があり、少し柄の悪い人や、対応が荒い人に当たると大変なこともあるとのことです。
そもそもモンゴルでは、日本のような**「お客様は特別」という感覚が、それほど強くない**ように感じます。
その象徴のように感じたのが、業者さんの作業をお客さん側が手伝うことも普通だという点です。
取り付け作業の際に、物を持ったり、支えたり、ちょっとした手元をしてあげたりすることも珍しくありません。モンゴル人の友人が普通に手伝いはじめました。
日本では「業者さんが作業し、お客さんは見ている」という感覚が強いですが、モンゴルでは、お客さんと業者さんの境界がもう少し近いように感じます。
良く言えば、上下関係が少なく、みんなで一緒にやる感覚です。
そのため、生地だけ買って、自分で丈を合わせられる人は、最初から自分で作ってしまうこともあるそうです。
もう一つ注意したいのが、価格差です。
今回購入したものとほぼ同じカーテンが、別のお店では約2倍の価格で売られていました。
モンゴルでは、同じような商品でも店によって価格が大きく違うことがあります。
時間に余裕があるなら、何軒か見て比較してから買う方がよさそうです。
そして、これはカーテンだけではなく、モンゴルで業者さんに何かお願いするとき全般に感じる「あるある」ですが、
約束した時間に来ることは、あまり期待しない方がいいです。
電話すると、
「もうすぐ着く」「すぐそこまで来ている」
と言われても、なかなか来ない。
今回も「すぐそこ」と言われてから、実際に来たのは約4時間後でした。
日本の感覚だとかなり驚きます。
ただ面白いのは、こうした時間感覚を多くのモンゴル人がそれほど気にしていないことです。
逆に、日本の感覚で強く時間厳守を求めたり、何度も文句を言ったりすると、相手が逆に怒ってしまうこともある、と現地の人から聞きました。
もちろん、すべての業者やすべてのモンゴル人がそうだという話ではありません。
ただ、実際に生活していると、日本のように
「時間通り」「寸法通り」「一度で完璧」「お客さんは何もしなくていい」
を当たり前だと思っていると、こちらが疲れてしまいます。
モンゴルでは、予定が突然変わったり、時間がずれたり、やり直しになったり、ときには自分も作業を手伝ったりする。
そうしたことまで含めて日常です。
こうして考えると、モンゴルでは日本ほど「クレーマー」が生まれにくいのかもしれません。
お客さん側も最初から完璧を求めすぎず、業者側も必要以上にお客さんを特別扱いしない。
良くも悪くも、お互いに少し大らかです。
日本のサービスは世界でも非常に正確で便利ですが、その分「できて当然」という期待も高くなります。
モンゴルで暮らしていると、便利さや正確さと引き換えに、日本では少し窮屈さも生まれているのかもしれないと感じることがあります。
日本は正確で便利。
一方のモンゴルは、良くも悪くも、もう少し大らかで、人と人との距離も近い。
私自身は、予定がころころ変わることも、予定通りにいかないことも含めて、
そんな自由なモンゴルが好きです。
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