「人手不足を生んだのは、人口減少たけではなく制度だった」と「忙しいのに豊かにならない国の正体」2026年1月11日
- 後藤 友亮

- 7月19日
- 読了時間: 2分
更新日:7月27日
今「人手不足」が最大の問題だと言われていますが、
自分の感覚では、問題の本質はそこではないと思います。
本当の根は、
人手不足を増幅させるように仕向けられた政策や制度にあると感じています。
雇う側も、雇われる側も、
かつては存在しなかった仕事、
本来やらなくてもよかった確認・報告・対策業務が増え続け、
人も時間も、価値を生まないところに吸い取られるようになりました。
経営の終盤を振り返ると、
「人が足りない」というより、
本業に集中できない息苦しさの方が、はるかに大きかったと思います。
私は昭和の人手不足も、経営者として経験しました。
今とは比べものにならないほどの超人手不足の時代でしたが、
それでも当時は、外国人労働者を大量に入れなくても、
みんな生き生きと、寝る間も惜しんで働いていました。
きつかったのは確かです。
でも、仕事が楽しいと感じている人が多かったと思います。
今はどうでしょうか。
忙しさだけが増え、手応えがない。
人手不足を理由にして、
本来見直すべき制度や仕事のあり方から、
目をそらしてしまっていないでしょうか。
そして、それを裏付けているのが、私自身の経験です。
私の会社が「本当の意味で人手不足だ」と感じるようになったのは、
制度や規制が一気に厳しくなり始めた2019年頃からでした。
それ以前は、人のやり繰りは確かに大変でしたが、
現場は回っていました。
ところが制度対応や管理業務が増え、
人を増やしても余裕は生まれず、
むしろ現場の負担だけが重くなっていった。
人が足りないのではなく、
人を疲弊させる仕組みが多すぎる。
それが、今の日本の現実だと感じています。





コメント