太陽光発電と蓄電池――自家発電は「節約」ではなく保険になった

太陽光発電と蓄電池は「節約」だけではなくなった
最近は、20年以上前に設置した太陽光発電でつくった電気を、以前より意識して使うようになりました。
プリウスPHVがあることで、その効果もはっきり体感できます。
満充電なら30〜35kmほどはEV走行できるため、近距離の拠点間の移動なら、ほぼ自家発電した電気だけで済ませることができます。

写真の拠点までは片道約13km。到着時の電池消費は約40%なので、十分往復できる距離です。
20年以上前に設置した太陽光発電が、今になって車の移動にも使えるようになるとは、設置した当時は想像していませんでした。
太陽光発電は「節約」だけではなくなった
最近は太陽光パネルそのものの価格も下がり、ポータブル蓄電池などと組み合わせることで、以前より自分で電力を確保しやすくなりました。
もちろん設備費はかかりますし、すべての家庭に同じ方法が合うわけではありません。
それでも、自家消費を前提に考えると、以前より現実的な選択肢になってきたと感じています。
そして最近、私が太陽光発電に感じている価値は、電気代の節約だけではありません。
もし停電が長引いた時にも、最低限の電気を自分で確保できる。
照明、通信、給湯、そして車の充電。
今の生活は、思っている以上に電気に支えられています。

電気が使えることは、当たり前ではない
災害だけでなく、国際情勢やエネルギー価格の変化によっても、電力を取り巻く環境は変わります。
実際、ロシアによるウクライナ侵攻以降、ヨーロッパではエネルギー価格が大きく変動しました。
日本もエネルギー資源の多くを海外に依存しています。
だからといって必要以上に不安になるつもりはありません。
ただ、少しだけ自分で電気をつくり、貯め、使える環境を持っておく。
それだけでも、何かあった時の安心感はかなり違います。
私にとって太陽光発電と蓄電池は、いつの間にか「節約設備」から、生活を止めないための保険へと意味が変わってきました。
備えられること自体がありがたい
こうしたことを考えたり、自分で設備を試したりできるのも、今は時間と気持ちに余裕があるからだと思います。
現役で仕事に追われていた頃なら、ここまで考えることはなかったかもしれません。
だからこそ今は、楽しみながら少しずつ、自分でできる備えを続けています。
宇宙ステーションが太陽光発電を利用しているのも、電力が生命維持に欠かせないからです。
もちろん地上の暮らしと宇宙ステーションを同じように考えることはできません。
それでも、通信、給湯、移動、情報、冷暖房など、私たちの日常がこれほど電気に依存していることを考えると、「自分で少し電気を確保できる」ということの価値は、これからさらに大きくなるのではないか。
最近はそんなことを感じています。
協同組合かけはし/KAKEHASHI HUMAN MONGOL LLC 後藤友亮/GOTO YUSUKE
静岡県浜松市/モンゴル・ウランバートル 公式サイト:https://www.kakehasi.biz/





コメント