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EV一本化を急がなかったトヨタ――慎重なマルチパスウェイ戦略は正しかった
欧州メーカーは「エンジンとEVへの二重投資」トヨタは「市場に応じて5つの選択肢」問題はEVではなく、需要より先行しすぎたこと 欧州の自動車メーカーが苦境に立たされています。 ドイツでは、自動車産業の雇用者数がわずか1年間で4万2,300人も減少しました。 その背景には、中国メーカーとの競争、販売不振、高い人件費やエネルギーコスト、EV転換への巨額投資、があると考えられます。 私は当初、欧州ではすでにEVが主流になっていると思っていました。しかし、実際の新車販売を調べてみると、少し違う姿が見えてきました。 2026年上半期の新車販売では、EVのみの割合は欧州で22.2%、米国で7.1%、中国でも33.2%です。 フィリピン、インドネシア、タイ、ベトナムの東南アジア主要4か国では、推計約24%となっています。 PHVを含めると電動化は確かに進んでいます。 しかし、PHVにはエンジンも搭載されています。通常のハイブリッドも、基本的にはガソリンを使い、エンジンを主体として走る車です。 この考え方で分類すると、エンジンを搭載している新車は、欧州で75.7%

後藤 友亮
9月3日読了時間: 3分
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