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満席の食堂で感じたモンゴルの優しさ──治安だけでは語れない、この国の安心感
ウランバートルの中心部だけではなく、郊外、さらに離れた県や市、そして遊牧民が暮らす大草原まで実際に歩いてみて、私自身はどう考えても「モンゴルは治安が悪い国」とは感じません。 もちろん、どこの国にも犯罪はありますし、地域や時間帯による違いもあります。 それでも、実際に生活している感覚だけで言えば、むしろ日本以上に安心して過ごせるのではないか、と感じる場面さえあります。 今日も、ウランバートル郊外にある繁盛している個人経営の飲食店に入りました。 美味しそうな料理があったので店内をのぞくと満席。 ところが、私たちが店の中を除くと、まったく知らないお客さんが自然に席を詰めてくれ、相席させてくれました。 モンゴルでは、こうした人と人との距離の近さを感じることがよくあります。 その後、私の注文の仕方が悪かったようで、本当は1つでよかった料理が2つ出てきました。 しかも想像していた以上の大盛り。 「これは食べきれないかもしれない」と思ったのですが、とても美味しく、結局かなり食べてしまいました。 そして会計の時、さらに驚きました。 店の方も「本当は1つだけ注文し

後藤 友亮
8月9日読了時間: 3分


モンゴルのトイレ事情──設備は昔ながら、それでも意外なほど綺麗
モンゴルを実際に歩いていて、意外だったことの一つが「トイレ」です。 ウランバートルなどの都市部はもちろんですが、私が訪れた街から300kmほど離れた地方でも、トイレは思っていたより綺麗に使われていました。 ただし、日本と大きく違うのは「設備」です。 地方へ行けば、水道が通っていない場所がほとんどです。当然、下水道もありません。 そのため、トイレは基本的に汲み取り式です。草原の簡易トイレは、穴がいっぱいになると土で埋めて、その場所での役目を終えます。新たに別の場所へ穴を掘り、また新しいトイレとして使うという、とてもシンプルな仕組みです。 私が実際に見た感覚では、便器らしいものが設置されているトイレは1割程度。 残りの多くは、外に小さな囲いや小屋をつくり、地面に穴を掘って、その上に板を渡し、真ん中に穴を開けたような非常にシンプルなものです。 日本人から見ると、まるで100年くらい前の日本にあったようなトイレを想像すると近いかもしれません。 ところが、不思議なことに「汚い」「入りたくない」という嫌な気持ちには、それほどなりませんでした。 設備そのものは

後藤 友亮
8月8日読了時間: 2分
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