11: EcoFlow DELTA Pro 3を約12kWhに増設|8%から満充電まで実際に何時間かかる?
- 後藤 友亮

- 6 日前
- 読了時間: 5分
更新日:3 日前

私は現在、EcoFlow DELTA Pro 3本体に、専用エクストラバッテリーを2台接続して使用しています。
DELTA Pro 3本体が約4kWh、専用エクストラバッテリーも1台約4kWhなので、
約4kWh+約4kWh+約4kWh=合計約12kWh
という、かなり大きな蓄電容量になります。
実際に使ってみると、この約12kWhあるという安心感はかなり大きいと感じています。
特に私が重視しているのは、電気代の節約だけではありません。
地震や台風などで停電したときに、普段に近い生活をどこまで維持できるのか。
そのための備えとしても使っています。
約12kWhになると「ポータブル電源」の感覚が変わる
小型のポータブル電源の場合、
「スマートフォンを何回充電できるか」
「テレビを何時間使えるか」
といった使い方が中心になると思います。
しかし、容量が約12kWhまで大きくなると、少し考え方が変わります。
冷蔵庫、照明、テレビ、インターネット、炊飯器、電子レンジなど、家庭で普段使っている電化製品を、ある程度普通に使いながら停電を乗り切ることを考えられる容量になってきます。
もちろん、エアコンやIHなどの消費電力が大きな機器を長時間使用すれば、約12kWhあっても電気は減っていきます。
そのため、
「12kWhあれば何日間使える」と単純には言えません。
重要なのは、どの家電をどれくらい使うかです。
そこで実際に充電時間を測ってみました
大容量バッテリーを災害対策として考えたとき、容量と同じくらい気になることがあります。
それが、
「使った電気を、どれくらいの時間で取り戻せるのか?」
ということです。
そこで今回、DELTA Pro 3本体+専用エクストラバッテリー2台、合計約12kWhの状態で、実際の充電時間を確認してみました。
カタログ上の数字ではなく、私が普段使用している状態での実測です。
朝8時、残量8%から充電開始
朝8時の時点で、バッテリー残量は**8%**でした。
ここから充電を開始しました。
約12kWhの8%ですから、かなり電気を使った状態です。
この状態から満充電まで、実際にどれくらい時間がかかるのかを確認しました。


午後4時には85%まで回復
午後4時ごろに確認すると、バッテリー残量は**85%**になっていました。
つまり、
午前8時 8%↓午後4時 85%
約8時間で、77ポイント回復したことになります。
容量を約12kWhとして単純計算すると、
12kWh × 77%=約9.2kWh
相当の容量が増えた計算になります。
※実際の充電では変換損失や制御などがあるため、これはあくまでバッテリー容量から見た概算です。
午後5時ごろ、満充電に
そして午後5時ごろには、満充電になりました。
今回の結果をまとめると、
午前8時 8%↓午後4時 85%↓午後5時ごろ 満充電
となりました。
つまり、約12kWhのシステムを、残量8%から満充電まで約9時間で戻すことができました。
8%から100%までなので、容量ベースでは約92%。
単純計算すると、
約12kWh × 92%=約11kWh
の蓄電量を回復させたことになります。
夏はバッテリー保護より、使える電力量を優先
EcoFlowでは、バッテリー寿命を考えて充電上限を低く設定する使い方もできます。
しかし、私は現在、その運用はしていません。
理由は夏場のエアコンです。
夜間にエアコンを長時間使用するため、80%や90%で充電を止めてしまうと、翌朝までに必要な電力量が足りなくなる可能性があります。
そのため現在は、
バッテリー寿命を優先して容量を残すことよりも、昼間にできるだけ充電して、夜間に必要な電気を十分使えることを優先しています。
季節によって使う電力量は大きく違うので、夏と冬で運用方法を変えてもいいと思っています。
災害時に重要なのは「12kWhあること」だけではない
今回実際に使ってみて、改めて重要だと思ったのがここです。
災害対策では、
「何kWhのバッテリーを持っているか」
だけではなく、
「使った電気を翌日にどれだけ取り戻せるか」
も非常に重要だと思います。
12kWhのバッテリーを持っていても、停電で使い切ってしまえば、それだけなら一度きりです。
しかし、太陽光発電などを組み合わせて昼間に再び充電できれば、
昼間に電気を作って蓄える→ 夜に使う→ 翌日また充電する
という循環が可能になります。
長期停電になった場合、この違いは非常に大きいと思います。
約12kWhあることの本当の安心感
私自身、DELTA Pro 3+エクストラバッテリー2台を実際に使ってみて感じているのは、単純に「12kWhあるから安心」ということだけではありません。
夜にかなり電気を使って残量が少なくなっても、翌日また充電して使える。
この繰り返しができることに、大きな安心感があります。
特に日本では、地震や台風などによって長時間の停電が発生する可能性があります。
そんなとき、
「あと何%しかないから、できるだけ電気を使わないようにしよう」
と考え続けるのと、
「今日は使っても、明日の昼間にまた充電できる」
と考えられるのでは、精神的な安心感もかなり違うと思います。
今回の実測では、約12kWhのシステムを朝8時の残量8%から、午後5時ごろには満充電まで戻すことができました。
カタログの数字だけではなく、実際の生活の中で使ってみると、大容量であることと、それを再び充電できること。
この2つがそろって初めて、災害時の本当の安心につながるのではないかと感じています。
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