モンゴルの主要銀行5行と預金保険|日本との違い、と現地で感じたこと

モンゴルの銀行と預金保険|日本との違い
銀行の規模、金融システムでの重要性、企業向けの実績を基準にすると、モンゴル国内では次の5行が有力な主要銀行です。これは厳密な公式ランキングではなく、銀行を比較する際の目安です。
Khan Bank(ハーン銀行) — 国内最大級。2025年末の総資産は約23.9兆トグログで、国内最大でした。
Golomt Bank(ゴロムト銀行) — 2025年末の総資産は約19.2兆トグログで、国内第2位。中小企業向けにも強みがあります。
Trade and Development Bank(TDB/貿易開発銀行) — 大企業や国際取引に強く、Euromoneyの2025年「大企業向け最優秀銀行」に選ばれています。
XacBank(ハス銀行) — 国内の金融システムで重要な役割を担う大手行の一つです。
State Bank(国営銀行) — 全国規模で営業する主要行で、金融システム上も重要な銀行です。
この5行は、モンゴルの銀行システムを支える中核的な存在です。
規模や事業実績を比較しながら預金先を検討する際、有力な候補になります。
一方、モンゴルの銀行は、鉱業や資源輸出、為替など、共通する経済環境の影響も受けます。そのため、銀行を選ぶときは規模やサービス、金利に加え、預金保険の適用範囲も確認しておくと安心です。
モンゴルの預金保険の補償上限は、対象となる預金について1預金者・1銀行あたり2,000万トグログ(約90万円)です。
日本の一般預金は、1金融機関あたり元本1,000万円とその利息まで保護されます。
補償上限の金額を単純に比べると、モンゴルは日本の約9%にあたります。
ただし、これは銀行の安全度の比率ではなく、預金保険で保護される金額の比較です。
預金先を検討するときは、銀行を選ぶだけでなく、預金をどの銀行にどのように分けるかも大切です。
特に法人名義の預金や高金利の定期預金は、預金保険の対象条件を銀行に確認しておくとよいでしょう。
モンゴル全体で感じたこと
これは国民性と一概には言えませんが、私がモンゴルの銀行で相談したとき、日本の銀行とは営業の雰囲気が少し違うと感じました。
日本では、銀行員が自社の投資案件などを勧める場面もあり、営業上のメリットが前面に出ることがあります。
一方、私がモンゴルで相談した際は、自分の銀行の商品を強く売り込むというより、こちらの事情も踏まえ、お互いにとって利益のある方法を考えてくれる印象を受けました。
会社への愛着や忠誠心と、顧客に自社の商品を勧めることは、別のものとして捉えられているようにも感じます。
自分のところの商品を強く売り込む営業色が薄く、相手にも利益があるかを考えてくれる姿勢は、銀行とのやり取りだけでなく、モンゴル全体にも見られるように感じています。
こうした印象が、私にとって安心感につながっています。もちろん、これは私自身が接した範囲での印象です。
銀行選びでは、規模や実績などの公開情報を確かめることに加えて、実際に相談したときの説明や対応も大切な判断材料になると思います。
TDBで実際に口座を開設した手順や必要書類については、こちらの記事で紹介しています。
協同組合かけはし/KAKEHASHI HUMAN MONGOL LLC 後藤友亮/GOTO YUSUKE
静岡県浜松市/モンゴル・ウランバートル 公式サイト:https://www.kakehasi.biz/



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