モンゴル 銀行口座開設――口座をTDBで実際に作った私の経験
- 後藤 友亮

- 10 時間前
- 読了時間: 7分

「モンゴル 銀行口座開設」で調べている方に向けて、私がTDBで実際に最初の口座を作った経験を紹介します。
モンゴルで銀行口座を開設すること自体は、一度経験してしまえば、それほど難しいものではないと私は感じています。
実際、何度か銀行へ行き、現地の手続きに慣れてくれば、自分でもかなり対応できるようになります。
一番分かりにくいのは、最初の銀行口座を作るときです。
どこへ相談すればいいのか、何を準備すればいいのか、通訳は誰でもいいのか、現地へ行く前に何をしておけばいいのか――初めてでは分からないことが多くあります。
そこで今回は、私がTDBで実際に銀行口座を開設した経験から、初めてモンゴルで銀行口座を作る人向けに、事前準備から現地での手続きまでをまとめてみたいと思います。
モンゴルで生活したり、不動産を購入したり、法人を運営したりする場合、現地の銀行口座が必要になる場面があります。
私自身もモンゴルで銀行口座を開設し、現在も実際に利用しています。
今回は制度を説明するというより、私自身の経験から、「日本にいる段階から、どのような順番で準備すればいいのか」を中心に書いてみたいと思います。
モンゴル 銀行口座開設は日本にいるうちに準備する
私が利用しているTDB(Trade and Development Bank of Mongolia)には日本窓口があり、日本語で相談することができます。
そのため、いきなりモンゴルへ渡航して銀行へ行くよりも、まず日本にいるうちに問い合わせておくことをおすすめします。
口座を開設したい目的や、自分がモンゴルで何をする予定なのかなど、できるだけ詳しい情報を事前に伝えておきます。
そのうえで、必要であれば詳しい担当者とのWebミーティングを設定してもらい、
「どのような口座を作りたいのか」
「どのような書類が必要なのか」
「現地でどのような手続きが必要なのか」
といったことを確認しておくといいと思います。
モンゴルでは時間に余裕を持って進める
ここからは、私自身が実際に経験して感じたことです。
モンゴルの銀行とのやり取りは、日本と同じスピード感で考えない方がいいと思います。
返事や手続きに時間がかかることがあります。
タイミングが良ければ非常に早く進むこともありますが、反対に、連絡が途絶れたような状態になり、数週間待つこともあります。
最初は、
「どうなっているのだろう?」
と心配になるかもしれません。
しかし、私がモンゴルで付き合ってきた感覚では、相手に悪気があるわけではありません。
しばらく待っていると普通に連絡が来て、そのまま手続きが進むこともあります。
日本とは、仕事の進め方や時間に対する感覚がかなり違います。
また、日本語で日本人に対応できる銀行スタッフも限られています。
現在のモンゴルの状況を考えると、私が口座を開設した当時より、スタッフも忙しくなっている可能性があります。
そのため、あまり日本の感覚で急かすのではなく、最初から時間に余裕を持って進めることをおすすめします。
私自身は、
「これもモンゴルのペースなのだ」
くらいに考えて、気長に待つようにしています。
海外で手続きをするときは、日本の常識に合わせてもらおうとするより、現地のやり方を理解したうえで、こちらが時間に余裕を持った方が結果的に楽だと思います。
TDBについては大きなトラブルはないと感じている
ここは誤解のないように書いておきたいと思います。
対応に時間がかかることがあるからといって、「TDBはトラブルが多い銀行」という意味ではありません。
私は実際にTDBの口座を利用してきましたが、私自身の経験では、銀行としての大きなトラブルは比較的少ないと感じています。
連絡や手続きのスピードについて日本との違いを感じることはありますが、実際に口座を利用する中では、今のところ大きな問題はそれほど経験していません。
そのため私は、
「銀行そのものの問題」と「モンゴルでの仕事のペース」は別
と考えています。
これはTDBに限らず、海外で仕事や手続きをするときには大切な考え方なのかもしれません。
必要なものを確認してからモンゴルへ渡航する
これからモンゴルで銀行口座を開設するのであれば、私なら次のような順番で準備します。
日本にいるうちに銀行の日本窓口へ相談する
口座開設の目的や自分の情報を事前に伝える
必要であれば詳しい担当者とのWebミーティングを行う
必要書類を事前に確認する
現地担当者との予定をできるだけ決めておく
公的手続きに対応できる通訳を確保する
必要書類を持ってモンゴルへ渡航する
通訳と一緒に銀行や必要な公証手続きを進める
特に大切なのは、モンゴルへ行ってから準備を始めないことです。
せっかく渡航したのに、
「この書類が足りない」
「この通訳では公証手続きができない」
となれば、数日どころか予定そのものを変更しなければならない可能性があります。
できるだけ日本にいるうちに準備を済ませておいた方がいいと思います。
できれば公証役場に対応できる通訳を先に確保する
これは私自身の経験から、特におすすめしたいことです。
できればモンゴルへ渡航する前に、公証役場などの公的手続きに対応できる通訳を確保しておいた方がいいと思います。
日本語とモンゴル語が話せるからといって、誰でも公的な手続きの通訳として認められるとは限りません。
私は実際に公証や銀行関係の手続きを経験する中で、この違いを知りました。
ですから、
「日本語が話せる人」
を探すだけではなく、
「銀行や公証などの公的手続きに対応できる通訳か」
まで確認することが重要です。
できれば、
銀行への事前相談
↓Webミーティング
↓必要書類の確認
↓公証手続きに対応できる通訳の確保
↓現地担当者との日程調整
↓モンゴルへ渡航
という順番が安心だと思います。
航空券を取るのは、そのあたりの予定がある程度見えてからでも遅くありません。
口座を作った後の権限も確認する
そして、もう一つ私が重要だと思うのが、口座を作った後の管理権限です。
海外では「口座を作ること」ばかりに意識が向いてしまいます。
しかし、本当に確認しておくべきなのは、その後です。
例えば、
「誰がこの口座を管理できるのか」
「誰に送金する権限があるのか」
「誰が定期預金などの契約を行えるのか」
といったことです。
私自身、海外で手続きをしていると、
「日本とは違うから、こういうものなのだろう」
と考えてしまったことがあります。
しかし今は、
日本と仕組みが違うことと、確認しなくていいことは別
だと考えています。
分からないことがあれば、自分の通訳を通して銀行へ直接確認する。
海外で自分の資産を管理する以上、これはとても大切なことだと思います。
まとめ――「口座を作れるか」だけでなく「その後」まで確認する
モンゴルで銀行口座を開設する場合、私は日本にいる段階から準備を始めることをおすすめします。
銀行の日本窓口へ相談し、詳しい担当者とのWebミーティングを行い、必要書類を確認する。
さらに、公証などの公的手続きに対応できる通訳を確保して、現地の担当者との予定をある程度決めてからモンゴルへ渡航する。
そして、連絡が遅かったとしても、すぐに問題が起きたと考えない。
モンゴルにはモンゴルの仕事のペースがあります。
一方で、自分のお金に関係する重要な部分については、
「海外だからこんなものだろう」
で済ませず、自分で確認する。
この二つを分けて考えることが大切だと思っています。
そして銀行口座についても、私が法人設立やビザなどで感じたことと同じです。
「口座を作れますか?」だけではなく、「口座を作った後はどうなりますか?」まで確認する。
これが、私自身がモンゴルで実際に銀行口座を利用してきて感じている、一番大切なポイントです。
協同組合かけはし/KAKEHASHI HUMAN MONGOL LLC 後藤友亮/GOTO YUSUKE
静岡県浜松市/モンゴル・ウランバートル 公式サイト:https://www.kakehasi.biz/




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