チェンソー特別教育3日目――終わるのが寂しくなるほど、価値のある講習でした

今回は、林業・木材製造業労働災害防止協会静岡県支部で受講した、チェンソー特別教育の3日目について感想をまとめます。
最初の目的は、近所の方から頼まれた伐採で怪我をして、迷惑をかけてはいけないと思ったことでした。そこから林業の現場を見学することになりました。
見学で知ったのは、伐採には大きな危険が伴うということです。
現場の職人さんから「まず安全用具をそろえなさい」と言われ、お店も紹介してもらいました。そのお店の方にも、チェンソーの特別教育を受けるよう勧められました。
こうして参加した今回の講習は、これまで受けたいろいろな講習とはまったく違いました。
講師は現役の林業の方で、研究にも取り組んできた方です。
現場での実体験に基づく説明は納得できるものばかりで、人の話を聞くのが苦手な私も、いつの間にか引き込まれていました。
少し残念だったのは、マイクの音が小さく、聞き取りにくい場面があったことです。
実は、申し込み書を送る先を間違えていたのは私でした。
そのため参加登録ができておらず、急きょ参加させてもらうことになりました。
席も用意されていなかったので一番後ろになり、聞き取りにくかったのは、そのことも影響したと思います。
それでも講習は楽しく、あっという間に終わりました。
今日で終わりだと思うと、少し寂しさを感じたほどです。
チェンソー特別教育で学んだ、草刈り機の燃料管理と刃の手入れ
刃の手入れと、刃選びの大切さ
今回、特に印象に残ったのは、刃の手入れと、刃の大切さ草刈り機やチェンソーの手入れについてです。
刃の手入れについても、なぜ必要なのかを具体的に教わりました。
切れ味の悪い刃を使っていると、作業効率が落ち、余計な力や体力が必要になります。
そして、切れの悪い刃を使い続けることは、事故につながる危険もあるそうです。
これは、現役の講師であり、労災事故の検証にも携わってきた方が、実体験をもとに説明してくれたことです。
機械にも負担がかかり、寿命を縮める原因になるそうです。チェンソーでは、切れ味が落ちると振動が増えたり、まっすぐ切りにくくなったりすることがあります。www.husqvarna.com
刃を研がずに使い続けるのではなく、正しく研ぎ、機械の状態も確認することが大切です。
刃の切れ味だけでなく、チェンの張りなども点検しないと、思わぬトラブルにつながることがあります。
使う前には機械を掃除して状態を確認することも、毎回欠かせないと教わりました。
驚いたのは、刃は、使い始めの新品よりも、正しく研いで状態を整えた後のほうがよく切れることもあるそうです。
刃の研ぎ方を学べば、切れ味を保ちながら長く使えるという話も印象に残りました。
どんな刃を使うかも大切だと教わりました。
講師の話では、マキタなどの機械でも、購入時に付いている刃が、どこのメーカーのものか分からない場合があるそうです。
林業の方は、刃によって機械の寿命や作業時の体力、安全面に違いが出ることを、現場で経験しています。そのため、刃選びにもこだわりがあるとのことでした。
講師は、刃を選ぶときは、刃物を専門に作っている、よく知られたメーカーの製品をおすすめしていました。
機械本体だけでなく、取り付ける刃にも目を向ける。その理由を、現場での経験を交えて聞けたのが印象に残りました。

草刈り機の燃料にも、知らなかった理由がありました
草刈り機をしばらく使わずに置いておくと、なぜエンジンがかからなくなるのか。
講師からは、燃料を長く放置すると状態が悪くなり、その燃料でエンジンを回すことで機械に負担がかかる、同じことを繰り返せば故障につながることもある、と説明を受けました。
古くなった燃料や混合燃料が機械の不調や損傷につながる場合があることは、メーカーの取扱説明書にも記載されています。ssc.stihl.com
講師の話では、草刈り機のような小型エンジンは、見た目以上にデリケートだそうです。
燃料の状態や日頃の手入れが、エンジンの始動や機械の寿命に大きく関わると知り、驚きました。
講師からは、使い終わったら燃料を抜くこと、そして、その日の燃料なら車などで使えるという説明もありました。
これは、現場で長年機械を使ってきた講師の実体験に基づく話です。
私自身も、バイクのキャブレター車を燃料コックを締めないまま、しばらく動かさないと、エンジンが壊れたわけではないのに、かからなくなることを経験しています。
そのため、講師の説明は自分の経験とも重なり、納得できるものでした。
取扱説明書に書かれた注意事項と、現場で長く機械を使ってきた方の実体験から得られる知識は、視点が異なることがあります。
ここでは、講習で聞いた説明と私自身の経験を紹介しています。
燃料や機械、車両によって条件は異なりますので、実際に燃料を抜いたり、別の車両で使用したりする場合は、それぞれに合った方法を確認したうえで判断してください。

もう一つ、エアクリーナーの点検や掃除も、毎回の手入れの一つです。私のチェンソーは、これまで3回ほど使っただけでしたが、今日エアクリーナーを開けて確認すると、思っていた以上に汚れていて驚きました。
講習では、エアクリーナーを外すときは、必ずチョークを引いてから作業するよう教わりました。そうしないと、周囲のゴミがエンジンの吸気口に入り込むおそれがあるそうです。何気ない掃除にも、きちんとした手順と理由があるのだと実感しました。
少し大きな木を切るなら、必ず特別教育を受けてください
今回の講習で強く感じたのは、チェンソーは小型だから安全とは限らず、刃の状態や使い方によって、事故につながる危険があるということです。
切れ味の悪い刃を使うと、作業効率が落ち、余計な力や体力が必要になります。
さらに、切れの悪い刃を使い続けることが事故につながる場合もあると、現役の講師であり、労災事故の検証にも携わってきた方が、実体験をもとに説明してくれました。
切り方の手順や、林業の方ならではの技術、機械や刃の点検・手入れなど、教わったことを挙げればきりがありません。
一つひとつ理由まで聞けたことで、これまで何となく使っていた機械の見方が変わりました。
道具をそろえるだけでなく、機械の仕組みや手入れ、刃の研ぎ方、切り方の手順を学ぶことが大切だと感じました。
最初は、けがをして人に迷惑をかけないために参加した講習でした。
受けてみると、それ以上に、これから道具を使ううえで役立つ知識をたくさん得ることができました。
想像していた以上に価値のある3日間でした。
今回受講した特別教育について
今回の特別教育は、林業・木材製造業労働災害防止協会静岡県支部で受講しました。講習の案内や申込方法などは、公式ページでご確認ください。静岡けん木れん〖静岡県木材協同組合連合会〗
林業・木材製造業労働災害防止協会静岡県支部〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6 県庁西館9階TEL・FAX:054-252-3160メール:rinsai-sizuoka@m6.dion.ne.jp公式ページ・労働安全講習の案内
※この記事は、受講者個人の感想と講習で聞いた内容をまとめたものです。講習の内容や申込方法については、公式ページをご確認ください。

協同組合かけはし/KAKEHASHI HUMAN MONGOL LLC 後藤友亮/GOTO YUSUKE
静岡県浜松市/モンゴル・ウランバートル 公式サイト:https://www.kakehasi.biz/





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