大井さんの人生――ブラジルでの彫刻、金魚日本一、そして物に執着しない生き方

2026年7月11日
今日、大井さんからシニアカーをいただきました。
これまでも何度かいろいろなお話を聞かせていただいていますが、今日改めて感じたのは、とても独特な感性と面白い人生経験を持った方だということです。
話を聞けば聞くほど、
「この人はいったい、どんな人生を歩いてきたのだろう」
と興味が湧いてきます。
今日いろいろなお話を聞いて、改めて大井さんの人生には、私とはまったく違う面白さがあると感じました。
大井さんの人生――話を聞くほど見えてきた人物像
30歳頃、彫刻の腕を見込まれてブラジルへ
大井さんのお話では、30歳頃の1976年、彫刻の技術を見込まれてブラジルのリオへ招かれ、数年間暮らしていたそうです。
声をかけてくれた現地の会社は当時かなり厳しい経営状態だったそうですが、大井さんが現地で指導するようになってから事業が大きく伸び、毎月3億円ほどの売上を上げるようになったと聞きました。
そして驚いたのは、今でも毎年、感謝の手紙が届くという話です。
約50年前の仕事です。
それだけ長い年月が経っても関係が続いているとすれば、売上以上に、現地の人たちとの間に何か大きなものを残したのだろうと思います。
また当時、現地の彫刻家の給料が月1万円ほどだった時代に、大井さんは月60万円ほど受け取っていたとも聞きました。
これらは大井さんから聞いたお話なので、私自身が資料などで事実確認したものではありません。
それでも、実際に大井さんと接していると、物を見る力や手先の感覚に独特なものがあることは感じます。
お金や物への執着がほとんどない
私がもう一つ面白いと思ったのが、大井さんの「物」に対する考え方です。
ブラジルから日本へ帰国する時には、それまで持っていた物を現地の人たちへほとんど譲って帰ってきたそうです。
日本でも、引っ越すたびに似たようなことをしてきたとのこと。
私自身、若い頃は車や船など「欲しいものを手に入れる」ことを目標に仕事をしてきたので、この感覚はかなり対照的です。
「所有することそのものに、あまり執着しない」
そんな生き方なのかもしれません。
今回いただいたシニアカーも、その延長なのかもしれないと思うと面白いものです。
鳥、UFOキャッチャー、外国語――聞けば聞くほど面白い
現在は6羽の鳥を飼っているそうです。
その中には、本来あまり人の言葉を話さない種類なのに、言葉を覚えてしまった鳥もいるとのこと。
さらにUFOキャッチャーも得意で、一度見れば取り方が分かり、難しいものでも少ない回数で取れてしまうそうです。
外国へ行けば、現地の言葉も比較的短期間で覚え、自然に話せるようになるとも聞きました。
一つ一つだけなら、
「器用な人なんだな」
で終わる話かもしれません。
しかし、これまで聞いてきた話を重ねていくと、私には大井さんの共通した特徴が少し見えてきた気がします。
よく見る。感覚でつかむ。そして、実際にやってしまう。
彫刻も、外国語も、鳥との接し方も、UFOキャッチャーも、もしかすると根っこには同じような観察力や感覚があるのかもしれません。
もちろん、これは私が大井さんと接して感じた個人的な印象です。
明日は、新しいシニアカーが納車されるそうです
そして、大井さんが今回シニアカーを私に譲ってくれた理由は、新しいシニアカーを購入したからです。
明日納車されるそうです。
カタログを見せてもらいましたが、これがまた、私が今まで見たことのないような珍しいシニアカーでした。
大井さんと話していると、こちらが知らなかった世界の話が次々に出てきます。
30年以上前のブラジルの話から、彫刻、鳥、外国語、UFOキャッチャー、そして最後はシニアカー(笑)。
人の人生は、長く話を聞いてみないと分からないものです。
何気なく付き合っている人でも、その人の人生を少しずつ聞いていくと、思いもしなかった経験や考え方が出てくることがあります。
今回シニアカーをいただいたこと以上に、そんな話を聞けたことの方が、私には面白い一日でした。
これからまたどんな話が出てくるのか、楽しみにしています。
協同組合かけはし/KAKEHASHI HUMAN MONGOL LLC 後藤友亮/GOTO YUSUKE
静岡県浜松市/モンゴル・ウランバートル 公式サイト:https://www.kakehasi.biz/





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