日本は「維持」から「縮小」の時代に入ったのかもしれない2026年7月20日
更新日:9月5日

今日、船着場で聞いた話から感じたこと
今日、船の掃除に来て、船着場を管理している財団の方と話をしました。
その方は、
「予算が厳しくなって、昔のような回数で草刈りさえ頼めなくなった」
と、少し寂しそうに話していました。
私が船を係留している浜名湖の船着場は、ほんの5年ほど前までは非常に人気が高く、空きが出れば抽選になるほどだったそうです。
ところが今では、財団が管理する船着場全体で、かなり空きが目立つようになっているそうです。
利用者が減れば、当然、収入も減ります。
収入が減っても、施設を維持するための費用は必要です。
そうなると、料金を値上げせざるを得なくなります。
しかし、利用者にアンケートを取ると、
「値上げするなら船を手放す」
「係留をやめる」
という人が、さらに増える可能性が高いそうです。
つまり、
利用者が減る→ 収入が減る→ 維持するために値上げする→ さらに利用者が減る
という負の循環に入り始めています。
私は、この話を聞きながら、
これは船着場だけの問題ではないのではないか
と思いました。
人口減少、少子高齢化、物価上昇、人手不足、そして維持費の増加。
日本では今、さまざまな施設やサービスが、同じような問題に直面し始めているのではないでしょうか。
これまでの日本は、人口も利用者も大きく減らないことを前提に、道路、公共施設、交通、地域サービスなど、さまざまな社会の仕組みを作ってきました。
しかし、その前提そのものが崩れ始めています。
利用する人が減っているのに、施設やサービスの規模だけを昔のまま維持しようとすれば、当然、需要と供給のバランスが崩れます。
一人あたりの負担は増え、人手も足りなくなり、維持すること自体が難しくなっていきます。
そして、料金を上げれば、さらに利用者が減る。
今日、財団の方の話を聞きながら感じたのは、
これからの日本は、「どう維持するか」を考える時代から、「どう縮小しながら残すか」を考える時代に入ったのではないか
ということです。
「縮小」という言葉には、どうしても悪いイメージがあります。
しかし、人口も利用者も減っていく社会で、何もかも昔と同じ規模で残そうとすることの方が、むしろ無理があるのかもしれません。
すべてを維持しようとして、最後にすべてが立ち行かなくなるよりも、
本当に必要なものを選び、現実に合わせて規模を小さくし、無理なく続けられる形に作り直す。
これからの日本に必要なのは、単なる「維持」ではなく、そうした上手な縮小なのかもしれません。
この文章なら、先ほどの記事 「日本は『維持』から『縮小』の時代に入ったのかもしれない」 の冒頭に入れるとかなり強くなります。
一般論から始めるより、「今日、浜名湖の船着場で実際に聞いた話」→「日本全体にも同じことが起きているのでは?」 と広げるので、この記事が後藤さん自身にしか書けない内容になります。
協同組合かけはし/KAKEHASHI HUMAN MONGOL LLC 後藤友亮/GOTO YUSUKE
静岡県浜松市/モンゴル・ウランバートル 公式サイト:https://www.kakehasi.biz/





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