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満席の食堂で感じたモンゴルの優しさ──治安だけでは語れない、この国の安心感
ウランバートルの中心部だけではなく、郊外、さらに離れた県や市、そして遊牧民が暮らす大草原まで実際に歩いてみて、私自身はどう考えても「モンゴルは治安が悪い国」とは感じません。 もちろん、どこの国にも犯罪はありますし、地域や時間帯による違いもあります。 それでも、実際に生活している感覚だけで言えば、むしろ日本以上に安心して過ごせるのではないか、と感じる場面さえあります。 今日も、ウランバートル郊外にある繁盛している個人経営の飲食店に入りました。 美味しそうな料理があったので店内をのぞくと満席。 ところが、私たちが店の中を除くと、まったく知らないお客さんが自然に席を詰めてくれ、相席させてくれました。 モンゴルでは、こうした人と人との距離の近さを感じることがよくあります。 その後、私の注文の仕方が悪かったようで、本当は1つでよかった料理が2つ出てきました。 しかも想像していた以上の大盛り。 「これは食べきれないかもしれない」と思ったのですが、とても美味しく、結局かなり食べてしまいました。 そして会計の時、さらに驚きました。 店の方も「本当は1つだけ注文し

後藤 友亮
8月9日読了時間: 3分


普段は干渉しない。でも危険なら他人でも助ける──モンゴルの自由と優しさ
モンゴルで実際に生活していて感じることの一つに、「とにかく人のことをあまりとやかく言わない」という空気があります。 たとえばマンション周辺では、夜22時、23時くらいまで小さな子供たちが外で遊んでいるのも珍しくありません。そのため、毎日のように夜遅くまで子供たちの声が聞こえてきます。 外が静かになっても、今度はマンションの中で走り回っているのか、0時近くまで上の階からドスドスと音が聞こえてくることもあります。 車やバイクの改造も比較的自由で、特にバイクはかなり大きな排気音を立てて走っています。 タバコも喫煙場所はありますが、必ずしも守る人ばかりではありません。 日本人の感覚からすると、「周囲の迷惑にならないのだろうか」と思うこともあります。 ところが、こうしたことをモンゴル人に聞いてみると、意外なほど気にしていないようです。 生活していて感じるのは、これは単なる「お互い様」とも少し違い、人は人、自分は自分。人の自由に必要以上に口を出さないという感覚なのではないか、ということです。 ただし、とても興味深いのは、何でも放っておくわけではないことです。

後藤 友亮
8月9日読了時間: 2分


モンゴルの治安──実際に歩いて感じた「日本に近い安心感」
あくまで、これは統計や治安ランキングではなく、私自身が実際にモンゴルを歩き、生活して感じたことです。 この数日、ウランバートルだけではなく、その周辺から地方の県まで足を運びました。 私はこれまで仕事の関係で、韓国、中国、ベトナム、タイ、ミャンマー、インドネシア、フィリピンなど、アジアのさまざまな国を訪れてきました。 それぞれの国に良さがありますし、もちろん地域によって治安も大きく違います。 そのうえで、私が実際に訪れた国々と比較して感じるのは、モンゴルはかなり日本に近い感覚で過ごせる国だということです。 特に興味深いのが、地方へ行った時です。 海外を歩いていると、その土地の治安は「家のつくり」を見るだけでも、ある程度感じ取ることができます。 治安への警戒が強い地域では、住宅の門が高く、1階の窓には鉄格子やステンレス製の格子が取り付けられ、店舗にも頑丈なシャッターや防犯設備が目立つことがあります。 ところが、私が今回訪れたモンゴルの地方では、そうしたものをあまり見かけませんでした。 むしろ、 「こんなに無防備で大丈夫なのか?」 と思うくらいの家もあ

後藤 友亮
8月7日読了時間: 3分


大草原の絆(Bond of the Steppe)
ヘンティ県の大草原を走っていると、ぬかるみに車がハマってしまいました。 途方に暮れていると、近くに住むヘンティ県の男たちがすぐに集まり、力を合わせて助けてくれました。 誰ひとり見返りを求めることなく、「困っている人がいたら助ける」。そんなことが、ごく当たり前のように行われていました。 モンゴルでは広大な自然の中で暮らしてきた歴史があり、助け合いの精神が今も人々の暮らしに息づいています。 あの日、私が救われたのは車だけではありません。 ヘンティ県の男たちの温かさと、モンゴルの心に触れた、忘れられない一日になりました。

後藤 友亮
8月5日読了時間: 1分


モンゴルで感じた「自由」という豊かさ
数十年前まで、多くの人が遊牧生活を送っていたモンゴル。その価値観は、今も人々の暮らしや考え方の中に息づいているように感じます。 日本人の感覚では、「時間を守らない」と思う場面も少なくありません。しかし、それは約束した相手を軽く見ているわけではなく、時間よりも、その時々の状況や人とのつながりを大切にしているからではないでしょうか。 モンゴルで暮らしていると、自由という価値観が社会全体の土台になっているように感じます。 人との接し方、仕事の進め方、時間の感覚。その一つひとつが、「まず自由がある」という考え方の上に成り立っているように見えます。そして、多くの人がその価値観を共有しているからこそ、社会として自然に成り立っているのだと思います。 最初は戸惑うこともありました。しかし、この国の価値観を理解してくると、不思議なくらいストレスを感じなくなりました。 もちろん、日本のように時間や秩序を大切にする文化にも大きな価値があります。どちらが正しいという話ではなく、重視するものが違うだけなのだと思います。 私は、生きる幸せはお金の多さだけではないと思っていま

後藤 友亮
7月30日読了時間: 2分


タバコから見えてきた、モンゴル人の価値観
モンゴルで生活していて感じるのは、日本と比べると男女ともに喫煙者が比較的多いということです。 そのためか、電子タバコについては日本ほど厳しくなく、店舗によってはウランバートル中心部のレストランなどでも吸っている人を見かけます。もちろん、お店ごとにルールは異なりますが、全体的に寛容な印象があります。 また、モンゴル人は他人のことに必要以上に口 を出さない人が多いと感じます。「本人の自由だから」という考え方が根底にあるのでしょう。 一方で、本当に危険なことや、人に迷惑をかける行為に対しては、しっかり注意する場面もよく見かけます。 私自身、日本は小さなルール違反には厳しい一方で、本当に深刻な問題には意外と関わらない場面があるように感じています。反対にモンゴルでは、細かなことには寛容でも、本当に危険なことや大切なことには直接行動する人が多いという印象があります。 もちろん、これは私自身がモンゴルで生活する中で感じた一つの印象です。しかし、この**「自由は尊重する。でも、本当に大切なことは見過ごさない。」**という価値観には、とても共感しています。

後藤 友亮
7月29日読了時間: 1分


この2年からのモンゴル人の価値観から考える接し方
あくまでも、私が実際にモンゴルで生活し、現地の人たちと接してきた中で感じたことですが、モンゴルの人たちは、日本人と比べて非常にマイペースです。 そのマイペースさは、私がこれまで接してきた国の中でも、世界一ではないかと感じるほどです。 例えば、約束した時間どおりに物事が進むことは、ほとんどありません。日本人の感覚で「時間は守られるもの」と考えていると、毎回ストレスを感じてしまいます。モンゴルでは、約束の時間はあくまでも目安だと思っていた方がよいのかもしれません。 先日、それなりに大きな量販店で高価な商品を購入したときのことです。 配達の1〜2時間前に連絡をしてほしいとお願いすると、店員は「分かりました」と答えました。ところが、実際に連絡が来たのは、配達員がすでに配達先へ到着してからでした。 その連絡を受け、こちら側のモンゴル人も配達先へ向かったのですが、急いで直行するのではなく、途中で別の用事に立ち寄ります。それも、特別なことではなく、ごく自然な行動のようでした。 日本人から見ると、「なぜ急がないのか」「相手を待たせているのではないか」と思ってしま

後藤 友亮
7月28日読了時間: 3分
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