モンゴルで感じた「自由」という豊かさ
- 後藤 友亮

- 7月30日
- 読了時間: 2分

数十年前まで、多くの人が遊牧生活を送っていたモンゴル。その価値観は、今も人々の暮らしや考え方の中に息づいているように感じます。
日本人の感覚では、「時間を守らない」と思う場面も少なくありません。しかし、それは約束した相手を軽く見ているわけではなく、時間よりも、その時々の状況や人とのつながりを大切にしているからではないでしょうか。
モンゴルで暮らしていると、自由という価値観が社会全体の土台になっているように感じます。
人との接し方、仕事の進め方、時間の感覚。その一つひとつが、「まず自由がある」という考え方の上に成り立っているように見えます。そして、多くの人がその価値観を共有しているからこそ、社会として自然に成り立っているのだと思います。
最初は戸惑うこともありました。しかし、この国の価値観を理解してくると、不思議なくらいストレスを感じなくなりました。
もちろん、日本のように時間や秩序を大切にする文化にも大きな価値があります。どちらが正しいという話ではなく、重視するものが違うだけなのだと思います。
私は、生きる幸せはお金の多さだけではないと思っています。
本当の幸せとは、朝、不安なく目覚められることではないでしょうか。
私たちが日常で感じる不安の多くは、人間関係や時間、社会のルールから生まれています。モンゴルには、それらに縛られ過ぎない生き方が、ごく自然に残っています。
人間が本来持っていた、「自由に生きる」という当たり前だった感覚。
それは、モンゴルには今も残っているのかもしれません。
もちろん、これはあくまでも私自身がモンゴルで暮らす中で感じている印象です。
モンゴルにはさまざまな人がいて、世代や仕事、環境によって考え方も違います。ですから、この感覚がすべてのモンゴル人に当てはまるとは思っていません。
それでも、この国で過ごす中で、「自由」という価値観が人々の暮らしや社会の根底に流れているように感じています。
この文章が正しい答えなのかは分かりません。
ただ、私がモンゴルで暮らし、現地の人たちと接する中で素直に感じた、一つの実感です。




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