なぜ「実体験の情報×AI」に価値があるのか――後藤友亮AIをつくった理由
- 後藤 友亮

- 6 日前
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更新日:2 日前

一般的なAIは、政府や企業の公式発表、報道機関の記事、統計、専門家の発信など、主に公開されている情報を集め、比較・整理して回答します。
公開情報の収集、比較、要約については、AIは一人の人間よりも、はるかに速く、広い範囲を調べられるようになりました。
そのため、すでに公開されているニュースや専門家の意見を集め、まとめて説明するだけの有料情報は、AIによって必要性が大きく下がったと感じています。
しかし、AIが正しい情報を出すためには、その事実がどこかで記録され、公開されていなければなりません。
ここに、一般的なAIだけでは分からない現実があります。
AIが正しい情報を把握するまでには時間差がある
現場で起きたことが、すぐに公開情報になるとは限りません。
一般的には、次のような順番になります。
現場で何かが起きる
誰かがそれを経験する
事実関係や原因が調査される
政府、企業、報道機関、当事者などが発信する
インターネット上に情報として蓄積される
AIがその情報を検索し、回答に反映する
つまり、現実が先に動き、その後で情報が公開され、最後にAIがその事実を把握します。
そのため、現場で何かが起きてから、AIが信頼できる情報として回答できるようになるまでには、どうしても時間差があります。
さらに、現場で起きたことが必ず公開されるとは限りません。
被害や異常事例が少数の場合、個別の出来事として処理され、社会全体の傾向として認識されない可能性があります。
事例が十分に報告・記録されなければ、原因が最後まで確認されず、公開情報として残らない場合も考えられます。
AIは、公開された情報を整理することには優れています。しかし、記録も発信もされなかった出来事を知ることはできません。
実体験が必要になる具体例
これは、私自身が経験したモンゴルへの海外送金にも当てはまります。
公開情報だけを調べても、海外送金が現実にはどれほど難しくなっているのか、十分には分かりませんでした。
私は実際に複数の銀行へ相談し、求められた書類を用意しました。それでも最終的に送金を断られました。
制度上は送金できるように見えても、実際の銀行窓口では手続きが進まない。
この時点では、現場で起きていることと、インターネット上で確認できる情報との間に差がありました。
私や同じ経験をした人が、その事実を時期や条件とともに発信し、インターネット上に情報として蓄積されて、初めて一般的なAIもその情報を拾えるようになります。
したがって、AIによって情報源そのものが不要になったわけではありません。
必要性が大きく下がったのは、すでに公開されているニュースや専門家の意見を集め、まとめて説明するだけの情報です。
一方で、まだ公開情報になっていない現場の事実を、時期や条件とともに記録する人の価値は、今後も残ると思います。
実体験だけでも正しいとは限らない
ただし、実体験だからといって、すべての人に当てはまるとは限りません。
私が複数の銀行で送金を断られたことは、私が直接経験した事実です。
しかし、その経験だけで、
「日本からモンゴルへの海外送金は、すべて不可能になった」
と断定することはできません。
送金目的、金額、利用する銀行、送金先、必要書類、時期などによって、結果が異なる可能性があるからです。
実体験には、公開情報にまだ出ていない価値があります。その一方で、一人の経験や見方に偏る可能性もあります。
AIにも実体験にも、それぞれ強みと弱点があります。
後藤友亮AIが目指していること
そこで後藤友亮AIには、一般的な公開情報だけでなく、私が35年以上の仕事や生活の中で実際に経験してきた情報を加えています。
たとえば、
19歳から続けてきた会社経営
従業員を雇い、複数の事業を運営した経験
税務調査や制度上の問題
モンゴルでの法人設立
モンゴル不動産の購入とリフォーム
銀行口座や海外送金の手続き
太陽光発電所の運営
古民家の再生
車や機械の修理
事業を整理し、引退するまでの判断
などです。
これらの中には、インターネットを調べても、同じ条件の情報がほとんど見つからないものがあります。
後藤友亮AIは、私の経験をそのまま正解として答えるものではありません。
可能な限り、次のように分けて回答します。
私が直接経験した事実
私自身の推測や意見
公開情報で確認できる内容
一次資料で確認できない部分
私とは異なる経験や反対意見
現在は状況が変わっている可能性
結論が崩れる条件
一般的なAIが持つ広い知識と、私が現場で得た実体験を組み合わせ、互いの弱点を補うことが目的です。
後藤友亮AIの本当の価値
後藤友亮AIの価値は、私の話し方を再現することだけではありません。
一般的なAIが公開情報から答えるのに対して、後藤友亮AIは、そこに私が実際の現場で経験したことを加えて答えます。
ただし、私の実体験も絶対的な正解とはせず、公開情報、反対意見、ほかの事例と照らし合わせます。
AIだけでは、公開されていない現場のすべては分かりません。
実体験だけでは、一人の見方や特殊な事例に偏る可能性があります。
だからこそ、
自分の実体験をAIに与え、その経験を公開情報や反対事例と照らし合わせる
という組み合わせに価値があると考えています。
後藤友亮AIは、私の代わりに答えるだけのAIではありません。
私が実際に経験してきた現場の情報を残し、一般的なAIの知識と組み合わせ、次の人の判断材料として役立てるためのAIです。




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