個人が「時間」を武器にする時代――記事は自分で書き、SNSへの投稿を自動化

今回、AIに手順を聞きながら、ホームページのブログ記事をとりあえずFacebook・X・Threadsへつなぐ仕組みを設定しました。
ブログの新着記事をRSSで取得し、Zapierを通じて投稿管理サービスのBufferへ送ります。
記事のタイトル・URL・画像を予約一覧に追加し、設定した時刻に投稿する構成です。
各サービスへの送信テストは確認できました。
あとは、新しい記事を公開した際に、記事の検知から予約への追加、実際の投稿まで、一連の動作を確認していきます。
私は、こうした連携を構築する専門家ではありません。それでも、画面を見せてAIに次の操作を聞き、一つずつ設定を進めることができました。
この経験から感じたのは、専門知識が十分でなくても、自分の時間を使い、AIの助けを借りて取り組めることが増えているという変化です。
自分のものだから、判断を進めやすい
今回、進めやすかった理由の一つは、自分自身のホームページとSNSの設定だったことです。
何をしたいのか、どこまで費用をかけるのか、どのような形にしたいのかを、自分で決められます。依頼者との意向のすり合わせや承認を待つ工程がない分、試して修正する判断を、その場で進められました。
もちろん、操作に迷ったり、設定をやり直したりする時間はかかります。
AIの説明が、自分の画面や利用条件に合っているかを確かめる作業も必要でした。
それでも、分からないところをその都度聞きながら、自分の目的に向かって進められることには、大きな可能性を感じます。
個人が自分の時間を武器にして、やりたいことを少しずつ形にしていく。 その選択肢が、以前より広がっているように思います。
有料にすれば、さらに広げられる
今回の設定は、無料枠での継続利用を考えて組みました。
一方、有料プランを使えば、投稿先や処理の内容を広げられます。
例えば、Bufferでは無料プランの接続先は3つまでですが、有料プランで接続数を増やせます。対応先には、今回の3つ以外にも次のようなものがあります。
投稿先 | 活用の例 |
記事の画像と紹介文を投稿 | |
経営・AI活用・海外事業の記事を発信 | |
記事に関連する画像とリンクを掲載 | |
Googleビジネスプロフィール | 事業に関する新着情報を掲載 |
Bluesky | 情報を届けるSNSを追加 |
また、Zapierの有料プランでは、複数の処理を一つの流れに組み込めます。
記事の情報をAIに渡して紹介文を作成し、その文章をBufferへ送る、といった構成も考えられます。
ほかにも、新着記事をGoogleスプレッドシートの管理表に記録したり、自分のメールへ通知したりできます。
こうした単純な連携は、構成や利用量によっては無料枠でも可能です。
ただし、料金は一括ではありません。
Bufferの接続先を増やす料金、Zapierの処理を広げる料金、AIの利用料は、それぞれ確認する必要があります。OpenAIを連携させる場合のAPI利用料も、ChatGPTの月額料金とは別です。
私としては、まず今の仕組みを動かし、どの作業に時間がかかるのかを確かめてから、必要な部分に費用をかけたいと考えています。
ネット上の競争にも影響するのではないか
私は、この変化が、商売の重要な接点であるインターネットの世界にも影響すると考えています。
ホームページの制作、記事や画像の作成、SNSでの発信などに取り組むハードルが下がれば、個人や小規模な事業者でも、継続して情報を届けやすくなるでしょう。
その結果、ネット上の発信が増え、人に見つけてもらうための競争が、さらに激しくなる可能性があります。
これまで、一定の頻度でホームページを更新することで集客できていた企業も、今後は発信内容や、選ばれる理由を、より問われる場面が増えるのではないでしょうか。
ただし、発信量が増えることと、信頼や売上につながることは同じではありません。
実際の経験に基づく情報や、商品・サービスの質、顧客との関係も引き続き大切だと思います。
今回の設定は、小さな取り組みです。
それでも、AIを使って個人ができることが広がると、企業を取り巻く競争も変わっていくのではないか。
そう感じる、具体的な経験になりました。
協同組合かけはし/KAKEHASHI HUMAN MONGOL LLC 後藤友亮/GOTO YUSUKE
静岡県浜松市/モンゴル・ウランバートル 公式サイト:https://www.kakehasi.biz/





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