大井捷次さんから見えてきた人物像――金魚日本一、彫刻、ブラジルでの経験
更新日:1 日前

大井捷次さん――話を聞くほど見えてきた人物像
今日、大井捷次さんからシニアカーをいただきました。
大井捷次さんから今日もいろいろなお話を聞かせていただきました。
知り合ってまだそれほど長いわけではありません。
それでも会うたびにいろいろなお話を聞かせていただき、
「この人は、いったいどんな人生を歩いてきたのだろう」
と、ますます興味を持つようになりました。
最初は金魚の世界で実績のある方という印象でした。
ところが話を聞いていると、それだけではありません。
彫刻、ブラジルでの仕事、外国語、鳥、UFOキャッチャー……。
一見するとまったく関係のない話なのですが、聞けば聞くほど、そこに共通する大井さんらしさが見えてくるような気がします。
30歳頃、彫刻の腕を見込まれてブラジルへ
大井さんのお話では、30歳頃の1976年、彫刻の技術を見込まれ、ブラジルのリオへ招かれて数年間暮らしていたそうです。
現地で声をかけてくれた会社は、当時かなり厳しい経営状態だったそうですが、大井さんが現地で指導するようになってから事業が大きく伸び、その後は毎月3億円ほどの売上を上げるようになったと聞きました。
さらに驚いたのは、約50年近く経った今でも、現地から毎年感謝の手紙が届くという話です。
本当だとすれば、単に売上を伸ばしたというだけでなく、現地の人たちの記憶に残る仕事をしたということなのでしょう。
また、大井さんのお話では、当時ほかの現地の彫刻家が月給1万円ほどだった時代に、自身は月60万円ほどの給料を受け取っていたそうです。
これらの数字については、私自身が当時の資料を確認したものではありません。
あくまで大井さん本人から聞いたお話です。
それでも実際に接していると、手先の感覚や物を見る力に、独特なものを持っている方だという印象を受けます。
お金や物に、あまり執着しない
私が大井さんの話を聞いていて、もう一つ印象に残ったことがあります。
それは、お金や物に対する執着があまり感じられないことです。
ブラジルから日本へ帰国する時には、それまで持っていた物を現地の人たちに譲って帰ってきたそうです。
日本でも、引っ越すたびに似たようなことをしてきたとのこと。
今回いただいたシニアカーも、そんな大井さんの考え方の延長にあるのかもしれません。
私自身、若い頃は車や船など、
「欲しいものを手に入れること」
を大きな目標にして仕事をしてきました。
そのため、大井さんのように「所有すること」にあまり執着しない生き方は、自分とはずいぶん違っていて、それもまた興味深く感じます。
鳥まで言葉を覚えてしまったという
現在、大井さんは6羽の鳥を飼っているそうです。
その中には、本来は人の言葉をあまり話さない種類なのに、なぜか言葉を覚えるようになった鳥もいるとのこと。
そのため、とても珍しい鳥になったと話していました。
これも私は実際に確認したわけではありませんが、これまで大井さんから聞いてきた話を考えると、
「この人なら、鳥との接し方にも何か独特なものがあるのかな」
と思ってしまいます(笑)。
UFOキャッチャーも、一度見れば分かる
さらに面白かったのが、UFOキャッチャーの話です。
大井さんは、一度機械や景品の状態を見ると、
「どうすれば取れるか分かる」
のだそうです。
普通なら何度も挑戦するようなものでも、かなり少ない回数で取ってしまうとのこと。
最初に聞けば「本当かな?」と思うような話です。
しかし、彫刻や金魚など、これまで聞いてきた話を重ねて考えると、単に手先が器用というより、物の形や動きを観察して仕組みをつかむことが得意なのではないかと感じます。
外国へ行けば、言葉も自然に覚えてしまう
外国へ行った時にも、現地の言葉を比較的短期間で覚え、自然に話せるようになったそうです。
これも興味深い話です。
学校で机に向かって覚えるというより、
人を見て、聞いて、真似して、実際に使いながら覚えてしまう。
そんなタイプなのかもしれません。
話を聞くほど、共通点が見えてきた
彫刻。
金魚。
外国語。
鳥。
UFOキャッチャー。
一つ一つを見ると、まったく別の話です。
しかし今日までに聞いた話を振り返ると、私には一つの共通点があるように思えてきました。
よく見る。感覚でつかむ。そして実際にやって、自分のものにしてしまう。
もしかすると、大井さんの強みは特定の一つの技術ではなく、こうした観察力や直感、適応する力なのかもしれません。
もちろん、これは知り合ってまだ間もない私が、大井さんと実際に接して感じている個人的な印象です。
また、ブラジル時代をはじめ、昔のお話については本人から聞いたもので、私自身が資料ですべて確認したわけではありません。
だからこそ私は、決めつけるのではなく、
「まだまだ知らない話がありそうだ」
という気持ちで聞いています。
そして明日は、新しいシニアカーが届く
今回、大井さんがこれまで使っていたシニアカーを私に譲ってくださったのは、ご自身が新しいものへ買い替えるからです。
その新しいシニアカーが、明日納車されるそうです。
カタログを見せてもらいましたが、これも私が今まで見たことのないような珍しいものでした。
公園で偶然知り合った人からシニアカーをいただき、その人の話を聞いてみたら、金魚から彫刻、ブラジル、鳥、外国語まで次々と知らなかった世界が出てくる。
人は、少し話しただけでは分からないものです。
その人が何を経験し、何を考え、どんな人生を歩いてきたのか。
じっくり話を聞いて初めて見えてくるものがあります。
大井捷次さんと知り合ってまだ間もないですが、これからまたどんな話を聞かせてもらえるのか。
今では、それがちょっとした楽しみになっています。
協同組合かけはし/KAKEHASHI HUMAN MONGOL LLC 後藤友亮/GOTO YUSUKE
静岡県浜松市/モンゴル・ウランバートル 公式サイト:https://www.kakehasi.biz/





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