ウランバートル「Eco Tower One(エコ・タワー・ワン)」を分析
- 後藤 友亮

- 8月9日
- 読了時間: 3分
更新日:8月10日

ウランバートル「Eco Tower One(エコ・タワー・ワン)」を分析
ウランバートル中心部を歩いていると、ひときわ目立つ巨大な建設中の高層ビルがあります。
気になって調べてみると、この建物は「Eco Tower One(エコ・タワー・ワン)」。
完成すれば、ウランバートルだけでなく、モンゴルを代表する新しいランドマークになりそうです。
高さ約243〜246m、55階建て
Eco Tower Oneは、ウランバートル中心部のSeoul Streetに建設中の超高層複合ビルです。
高層建築データベースでは高さ243m・55階建て・2028年完成予定。設計会社Aedasの公式資料では高さ246.2mとされています。
現在、ウランバートルの代表的な高層ビルは120m前後ですから、完成するとその約2倍。
まさに街のスカイラインそのものを変える建物です。
ホテル・住宅・オフィス・商業施設が一体に
Eco Tower Oneは、単なる高層オフィスビルではありません。
建物の中には、
高級住宅・サービスアパートメント・5つ星ホテル・高級オフィス・商業施設
などが入る予定です。
一つの超高層ビルの中に「住む・働く・泊まる・買い物をする」という都市機能を集めた、いわば垂直に伸びる一つの街です。
25〜39階には「Conrad Ulaanbaatar」
特に注目されるのが25〜39階。
ここにはHiltonの高級ホテルブランド、Conrad Hotels & Resorts(コンラッド)がモンゴルで初めて進出します。
「Conrad Ulaanbaatar」は227室の客室・スイートを備え、37階にはウランバートル市街と周囲の山々を見渡すスカイロビーが設けられる予定です。
屋内プールやスパ、レストラン、約1,800㎡の会議スペースなども計画されています。
私が一番気になるのは40階以上
私がEco Tower Oneを調べていて、最も興味を持ったのがConradより上の40階以上です。
Aedasの公式資料には、建物最上部に高級住宅(Luxury Apartments)が入ることが明記されており、サービスアパートメントも計画されています。
そのため40階以上は、高級住宅を中心とするエリアになる可能性が高そうです。
ただし現時点では、
「40階から何階までがサービスアパートメントで、何階からが分譲住宅なのか」
という具体的な区分までは公表されていません。
販売価格や間取りについても、正式な一般向け資料はまだ確認できませんでした。
もし40階以上が一般販売されたら面白い
ここからは私自身の見方です。
もし40階以上の住宅が一般向けに分譲されるのであれば、かなり面白い物件になると思います。
ウランバートル中心部・モンゴル最高層・Conradの上に住む。
この条件は、普通の高級マンションとは明らかに違います。
特に私が注目したいのは最上階の豪華なペントハウスではなく、40〜45階あたりに比較的小さな住戸が販売されるかどうかです。
最上層ほどの価格を払わなくても、Eco Tower Oneという希少性と高層階からの眺望を得られるのであれば、投資対象としても面白くなります。
もちろん、高級だから値上がりするとは限りません。
実際に投資するなら、販売価格、㎡単価、管理費、賃貸需要、そして将来売却するときの中古市場まで見る必要があります。
ウランバートルの変化を象徴する建物
実際に現在のウランバートルを歩いていると、とにかく建設の勢いを感じます。
マンションや商業施設、オフィスなどが至るところで建設され、半年もすれば街の景色が変わってしまうほどです。
Eco Tower Oneは、そんな現在のウランバートルの勢いを象徴する建物の一つだと思います。
完成すれば、これまでのウランバートルの景色は大きく変わるでしょう。
そして個人的には、建物の高さ以上に、
「40階以上の住宅はいくらで販売されるのか」
に注目しています。
Eco Tower Oneは単なる「モンゴルで一番高いビル」ではありません。
これからウランバートルの高級不動産市場がどこまで成長するのかを見るうえでも、非常に興味深いプロジェクトだと思います。



家のマンションから見たEco Tower One




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