top of page

50代の通院率は約4割――住宅ローンを組む前に考えたい30年後の暮らし

17 時間前
読了時間: 7分
50歳超で通院率が上がると示す住宅ローン啓発インフォグラフィック。中高年夫婦、年代別通院率の折れ線、病院や買い物の道しるべ、将来の安心を訴える。

50代の通院率と住宅ローンを重ねて考える


50代の通院率と住宅ローンを重ねて考えると、家を買うときには「今」だけでなく、30年後の暮らしまで考える必要があると感じます。


50代の通院率を調べてみると、約4割の人が何らかの理由で通院していることが分かります。

一方、40歳前後で住宅ローンを組めば、返済は50代、60代、場合によっては70代まで続きます。


人口減少が進む日本で、これからどんなことが問題になっていくのか。


そんなことを調べている中で、私はある数字を見つけました。


それが、年代別の「通院者率」です。


正直、この数字を見たとき、


「えっ」

と思いました。

50代になると、通院している人が一気に増える


厚生労働省の国民生活基礎調査を見ると、年代が上がるにつれて通院している人の割合は大きく上昇します。


年齢

通院している割合

40~49歳

28.0%

50~59歳

41.9%

60~69歳

59.0%

70~79歳

70.8%

80歳以上

72.8%

65歳以上

69.6%

おおよそ、


40代 約28%  


50代 約42% 

  

60代 約59% 

 

70代 約71%

です。


つまり50代になると、10人に4人以上。


60代では10人に6人近く。


70代では10人に7人ほどが、何らかの傷病で通院していることになります。


特に私が驚いたのは、


40代から50代にかけて大きく上昇していることです。


もちろん、50歳になった瞬間に体が悪くなるわけではありません。


しかし長年の生活習慣や体への負担などが、50代前後から表面に出てくる人が増えることは、この数字からも考えさせられます。


実は20年ほど前から同じ傾向だった


さらに過去の統計も調べてみました。


すると、これは最近突然起きたことではありませんでした。

2010年の厚生労働省調査でも、通院者率は、

40代 約27%50代 約41%60代 約57%70代 約71%

でした。


つまり、

「50歳を超えると通院する人が大きく増える」

という傾向は、以前からかなりはっきり存在していたのです。


ここで私は、これは単なる健康問題ではないと思いました。


住宅ローンは50代以降も続く


住宅ローンと、この数字を重ねてみる


そして、家を買う年齢を考えてみます。


仮に40歳で家を購入し、30年の住宅ローンを組めば、完済するのは70歳です。

35年ローンなら75歳です。


つまり住宅ローンを返している期間は、

40代↓

50代↓

60代↓

70代

と、まさに通院率が大きく上昇していく年代と重なります。


家を買う40歳頃には元気です。


車にも普通に乗れる。


病院が少し遠くても、それほど困らない。


スーパーまで数キロあっても、車で行けば問題ありません。


だから郊外の広い土地や、少し不便でも静かな場所に魅力を感じることもあると思います。


しかし、その家に住むのは今だけではありません。


住宅ローンは、その後30年近く続きます。


70歳になった自分を想像して家を選べるか


40歳で家を買った人が70歳になったとします。


通院する可能性は、40歳の頃とは大きく違います。


そのとき、


病院まで車で30分。


スーパーまでも車。


駅までも遠い。


バスは1時間に1本、あるいは廃止されている。


そんな環境だったらどうでしょう。


若いうちは何の問題もなかった家が、年を取った途端に暮らしにくい家になる可能性があります。


だから私は、家を買うときに考えるべきなのは、

「今ここで暮らしたいか」だけではない

と思うようになりました。


大切なのは、


「70歳になった自分が、ここで暮らせるか」


という視点です。


さらに問題なのは、これから人口が減ること

そして日本では、これから人口減少が進みます。


人口が減れば、地方ほど生活インフラを維持することが難しくなります。

スーパー。


病院や診療所。


銀行。


バス路線。


ガソリンスタンド。


さまざまなサービスが、今と同じ場所に30年後も残っているとは限りません。


ここが非常に重要だと思います。


人間は年を取るほど、医療や交通を必要とする可能性が高くなる。


ところが人口減少によって、それを支える地域のサービスは逆に減っていく可能性がある。


必要になるものが増える時期に、住んでいる地域から必要なものが減っていく。


これが、これからの日本で起きる大きな問題の一つではないでしょうか。


私の知り合いは、約10年前に浜松市内の大きな家を手放し、駅に近いマンションへ移りました。


当時は比較的すぐに家が売れたそうです。


今では足にしびれがあり、「あのとき移っておいて本当に良かった」と話しています。


ただ、これから同じことをしようとしても、10年前と同じように簡単に売れるとは限らないのではないか、と私は感じています。


日本では人口が減る一方、空き家は増え続けています。


だからこれからは、「年を取って不便になったら、そのとき家を売って便利な場所へ移ればいい」という考え方にも、少し注意が必要だと思います。


その頃になって、自宅が希望する価格で売れる保証はありません。


だからこそ、家を買う時点から「30年後もここに住めるか」「30年後、この家を売りたいと思ったときに買う人がいるか」まで考えることが、人口減少社会ではますます重要になるのではないでしょうか。


私たち夫婦は現在、通院していない

ちなみに私自身は現在、定期的な通院をしていません。


妻も通院していません。


私には27歳のとき、約8メートルの高さから落ちて腰を強く打ったことで残っている持病があります。


ただ、現在は病院に通うほどではありません。


それ以外についても、現在特に通院を必要とする持病はありません。


むしろ振り返ってみると、若い頃のほうが体の不調はいくつかありました。


私の場合、大きく変わったと感じているのは、断食を行うようになってからです。


もちろん、


「断食をすれば病気にならない」


「断食をすれば通院しなくていい」


という話ではありません。


これは、あくまで私自身の経験です。


ただ今回、50代以降の通院者率を知ったことで、


「自分が今、病院に通わず生活できていることは、当たり前ではないのかもしれない」

と改めて感じました。


若い人にこそ、この数字を知ってほしい

今回この数字を見て、一番伝えたいと思ったのは若い人です。


20代、30代、40代では、老後はまだ遠い未来に感じます。


でも、40歳で30年ローンを組めば、返済が終わる頃には70歳です。

住宅ローンの30年間は、


自分の体が変わっていく30年間でもあり、


街が変わっていく30年間でもあります。


だから家を買うときには、


家の広さや価格だけではなく、


駅まで歩けるか。


病院に通いやすいか。


買い物に困らないか。


車に乗れなくなっても生活できるか。


そして、その地域に30年後も人が住み続けているのか。


ここまで考えてもいいのではないでしょうか。


40歳で買う家は、70歳の生活まで決める

これまでの家選びでは、


「土地が安い」


「家が広い」


「静かで環境がいい」


といった条件が重視されてきました。


もちろん、それも大切です。


しかし人口減少時代には、もう一つ条件を加える必要があると思います。


「年を取っても、その場所で生活を続けられるか」

という条件です。


40歳の自分には便利な家でも、


70歳の自分には不便な家になるかもしれません。


そして住宅ローンが終わる頃になってから、それに気づいても簡単には動けません。


だからこそ、

40歳で家を買うなら、70歳の自分を一度想像してみる。



私自身、これまでの人生を振り返ってみても、住宅ローンは人生の中で最も大きな「足かせ」の一つだったと感じています。


毎月決まった金額を何十年も払い続けなければならない。それは、仕事を変えるとき、住む場所を変えるとき、何か新しいことに挑戦するときにも、知らず知らずのうちに選択肢を狭めます。


もちろん、家を持つことそのものを否定しているわけではありません。


自分の家を持つ安心感や、家族と暮らす場所をつくる価値もあります。


ただ、これからの日本は人口が減っていきます。30年後も、その地域の人口、病院、スーパー、公共交通、そして不動産価値が今と同じとは限りません。


さらに50代以降になると、通院する人の割合は一気に高くなります。


だから私は、これから住宅ローンを組む若い人には、今まで以上に慎重に考えることを勧めたいと思います。


「今、この家を買えるか」ではなく、「30年後も、この場所で暮らし続けられるか」まで考えて家を選ぶ。  


人口減少社会では、その視点がこれまで以上に大切になるのではないでしょうか。



協同組合かけはし/KAKEHASHI  HUMAN  MONGOL  LLC  後藤友亮/GOTO YUSUKE 

静岡県浜松市/モンゴル・ウランバートル     公式サイト:https://www.kakehasi.biz/  

コメント


 Japan
(日本)

​協同組合かけはし

法人番号: 9080405006782

インボイス登録番号: T9080405006782

〒431-3105

静岡県浜松市中央区笠井新田町335

Tel 053-443-7670

FAX 053-433-7896

Email

japn@kakehasi.info

Viet Nam
(ベトナム)

 (パシフィック・スター・サービス株式会社-内)

Lot No-06; LK02, Service land, land in Ha Tri,

Ha Cau Ward, Ha Dong District, Hanoi City, Vietnam.
TEL. +84 098 590 8711

Email VietNam@kakehasi.info

​

Mongol
(モンゴル)

KAKEHASHI HUMAN MONGOL LLC

法人番号 : 9019088559

モンゴル国 ウランバートル市 ハンウール区 第15ホロー 

マハトマ・ガンジー通り129番地 スタジアムビル1101号

(〒17000)

TEL.+976 9517 5657

Email

mongol@kakehasi.info

© 2026 by Baby Steps. Proudly created with YGproduction

bottom of page