4: EcoFlow DELTA Pro 3を家庭用蓄電池として一晩使ってみた――我が家にはこれで正解でした-2025年9月9日 の記事
- 後藤 友亮

- 7 日前
- 読了時間: 7分
更新日:3 日前

EcoFlow DELTA Pro 3を家庭用蓄電池として設置したので、実際に一晩使ってみました。
今回一番知りたかったのは、カタログ上の数字ではありません。
「停電したとき、本当にこれで生活できるのか?」
ということです。
実際に一晩使ってみた結論から言うと、
災害・停電時の非常用電源として考えれば、我が家では十分使えると感じました。
それ以上に驚いたのは、普段の生活でも思っていたほど不便を感じなかったことです。
DELTA Pro 3は4,096Wh・AC出力3,600W・200V対応
今回導入したEcoFlow DELTA Pro 3は、容量4,096Wh、AC出力3,600Wで、200Vにも対応しています。
我が家ではさらに専用エクストラバッテリーを2台追加し、合計約12kWhの蓄電容量にしています。
家庭用蓄電池として使うには、かなり現実的な容量になりました。
もちろん、3,600Wですから家中の電化製品を何でも同時に使えるわけではありません。
大型エアコン、IHヒーター、電子レンジ、ドライヤーなど、消費電力の大きな機器を一斉に使えば限界があります。
ところが、実際に使ってみると印象が少し変わりました。
20畳用大型エアコン+大型IHヒーター内3kWコンロ1か所でも使えました
我が家で実際に試したところ、
20畳用の大型エアコンを動かしながら、大型IHヒーターをコンロ1か所使う程度であれば問題なく使用できました。
ここは少し驚きました。
3,600Wという数字だけを見ると、
「家庭用としては少し足りないのでは?」
とも思っていました。
しかし、実際の生活ではすべての家電を同時に最大出力で使うわけではありません。
少し使い方を意識すれば、一晩生活していても、それほど大きな不便を感じませんでした。
災害時ならなおさら、冷蔵庫、照明、通信機器、エアコン、最低限の調理など、必要なものを優先して使います。
そう考えると、3,600Wでも非常時の生活に必要な電力をかなりカバーできるというのが、実際に使ってみた感想です。
足りなければ、我が家では通常電源へ切り替えられる
さらに我が家では、DELTA Pro 3の電力だけでは足りない場合、停電時などに使用する切替ブレーカーを操作して通常の電源側へ切り替えられる構成にしてあります。
そのため通常時なら、
普段はEcoFlowに蓄えた電気を使い、足りなくなれば通常電源へ切り替える。
という運用ができます。
これが思った以上に便利です。
もちろん、本当に地域全体が停電しているときには通常電源へ切り替えても電気は来ません。
その場合には、EcoFlow側で使う家電を選びながら生活することになります。
しかし日常的な節電目的で使う場合には、この「逃げ道」があります。
そのため、3,600Wという出力を必要以上に心配する必要はないと感じました。
約12kWhあると、災害時の安心感はかなり大きい
我が家ではDELTA Pro 3本体に専用エクストラバッテリーを2台接続し、合計約12kWhの容量にしています。
実際に設置してみると、
「自宅に約12kWhの電気を蓄えておける」
という安心感は想像していた以上でした。
設置してくれた業者さんのお話では、太陽光発電からの充電がまったくない状態でも、使い方をかなり抑えれば5日から7日程度使える可能性もあるのではないか、とのことでした。
もちろん、これは家庭の消費電力によって大きく変わります。
エアコンをどのくらい使うのか。
IHを使うのか。
冷蔵庫や給湯設備はどうするのか。
季節によってもまったく違います。
ですから、今後は実際に我が家では何日使えるのかも試してみたいと思っています。
さらに太陽光発電から日中に充電できれば、長期停電時の使い方も大きく変わるはずです。
EcoFlowの最大の魅力は「使い方を変えられること」
一晩使ってみて、改めてEcoFlowを選んで良かったと思った理由があります。
それは単純な容量や出力ではありません。
自由度です。
一般的な家庭用蓄電池は、一度設置すると基本的にはその家の設備になります。
しかしEcoFlowは、普段は家庭用蓄電池として使いながら、必要になれば移動させるという選択肢があります。
別の場所で電源が必要になれば移動する。
生活環境が変われば設置場所を変える。
必要になれば対応するバッテリーやシステムを追加する。
つまり、
「家に蓄電池を付ける」のではなく、「自分で大容量の電源を持つ」
という感覚に近いのです。
私は、この考え方がとても気に入っています。

最初から巨大な設備にしなくてもいい
EcoFlowには、さらに大容量・高出力に対応できるDELTA Pro Ultraなどの選択肢もあります。
電気自動車を含めて大きな電力を使いたい家庭や、大容量の太陽光発電を設置している家庭などでは、そうした上位システムの方が向いている場合もあると思います。
しかし我が家の場合、一晩実際に使ってみて、
DELTA Pro 3の容量・出力・機動性のバランスが非常に合っていると感じました。
最初から最大のシステムを導入するのではなく、自分に必要なところから始めて、必要なら後から拡張する。
これもEcoFlowの面白いところだと思います。
設置工事も想像していたよりシンプルでした
今回の設置工事は業者さんにお願いし、2時間以内で完了しました。
実際に工事を見ていると、システムの考え方も比較的分かりやすいものでした。
ただし、家庭の分電盤や固定配線に関わる工事は電気工事士の資格が必要になる場合がありますので、誰でも自分で施工できるという意味ではありません。
それでも、大掛かりな据え置き設備とは違い、将来的に移動や構成変更を考えられるところには魅力を感じます。
一晩使った結論――我が家にはDELTA Pro 3で正解でした
実際に一晩使ってみた現在の感想は、
我が家にはEcoFlow DELTA Pro 3で正解だった
というものです。
3,600Wという出力には当然限界があります。
しかし実際には、20畳用の大型エアコンを動かしながら、大型IHヒーターを1台使うこともできました。
通常時に電力が足りなければ、切替ブレーカーで通常電源側へ自動で切り替えされます。
そして停電したときには、約12kWhの容量の蓄電池を非常用電源として使うことができます。
さらに太陽光発電から充電できれば、災害時の安心感はもっと大きくなると思います。
何より、
普段は家庭用蓄電池。停電時は非常用電源。必要になれば移動できる。そして将来、使い方を変えることもできる。
この柔軟性が、私には非常に合っていました。
以前の私は「ポータブル電源=キャンプや停電のときに使うもの」というイメージを持っていました。
今回の導入目的は、最初から**「節電のため」ではなく「災害・長期停電への備え」**を主役てす。
しかし、ここまで大容量・高出力になると少し違います。
私には、
「持ち運ぶこともできる家庭用蓄電池」
という表現の方がしっくりきます。
もちろん、まだ一晩使っただけです。
これから、
電気代は実際にどのくらい下がるのか。
太陽光発電との組み合わせはどうなのか。
停電したら本当に何日使えるのか。
長期間使った場合の耐久性はどうなのか。
そして、購入費用まで含めて本当に費用対効果があるのか。
良かったところだけではなく、不便だったところも含めて、実際に使いながら記録していきたいと思います。
ただ、一晩使ってみた時点での率直な感想は、
「EcoFlow DELTA Pro 3を選んで良かった」です。
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