「利上げも地獄、介入も限界。日本が迎えた逃げ場なき局面」2026年4月3日
更新日:7月26日
今の日本は、どちらへ動いても痛いという意味で、過去最大のリスクが重なっています。為替は1ドル160円近辺まで弱く、政府は介入を示唆していますが、水の泡になりかねないので162円を超えないと動きにくいと思います。為替介入だけで流れを変える力はかなり弱まっているということです。
一方で利上げも楽ではありません。日銀は中東情勢による燃料高や円安の物価押し上げを見ながら追加利上げを続ける考えを示し、市場では4月会合での利上げ確率が約70%まで意識されています。ですが、利上げをすれば円高にはなっても、住宅ローンや企業活動に重荷になります。まさに、利上げしても地獄、しなくても地獄の構図です。
しかも今は、単なる為替や金利の話だけではありません。3月の日本のサービス業PMIは53.4と拡大圏を維持しつつも伸びが鈍化し、企業マインドは2020年9月以来の低さまで落ちてます。原材料、エネルギー、燃料コストの上昇がインフレ圧力を強めている一方で、景気の勢いは弱まっています。これは日本にとってかなり嫌な組み合わせです。
なので自分の見方はかなりシンプルです。
日本はいま、金融政策・為替政策・エネルギー価格の3方向から同時に圧迫されている。
結論は、
「利上げも地獄、為替介入でももうもたない」
少なくとも今の材料を見る限り、抜けられる出口はまだ見えていません。
この局面は
政策でどうにかなる段階より、外部要因が落ち着くまで苦しい段階と見ます。
特に原油と為替が落ち着かない限り、日本株の静けさも安心材料ではなく、やはり妙な静けさのままだと思います。
自分的には、「嵐の前の静けさ」の線です





コメント