モンゴル 通貨 トゥグルグ――経済成長しても通貨が上がらない理由を考える
更新日:4 時間前

モンゴル 通貨 トゥグルグはなぜ経済成長しても上がらない?
私モンゴル 通貨 トゥグルグについて考えると、経済が成長しているのに通貨が必ずしも上昇しないという興味深い現象があります。はモンゴルで法人を運営してます、法人資金の一部のをトゥグルグ(MNT)の定期預金で運用しています。
利用しているのはモンゴルの大手銀行です。
昨年の法人向け定期預金の金利は年14.5%。
日本で生活していると、銀行の定期預金に年14.5%の金利が付くというのは、かなり高く感じます。
もちろん、
「14.5%も金利が付くなら、モンゴルの方が得だ」
という単純な話ではありません。
高い金利の背景には、モンゴルのインフレ率や政策金利、為替変動などがあります。
特に日本人にとって重要なのは為替です。
いくら1年間で14.5%の利息が付いても、その間に円高・トゥグルグ安が大きく進めば、円換算した利益は減ってしまいます。
場合によっては、金利分がすべて吹き飛ぶこともあります。
それでも私は、モンゴル法人の資金については、基本的に日本円へ戻すことを前提にしていません。
モンゴル国内で、
MNTで定期預金 → 利息を受け取る → MNTのまま再投資する
という使い方を考えているからです。
そのため、私にとって重要なのは毎日の円換算額よりも、
「モンゴル国内で資金の購買力を維持できるか」
という点です。
以前、1年間トゥグルグで寝かせたら約250万円増えた
実際、以前マンションを購入するために用意していた資金を、購入まで約1年間トゥグルグで定期預金にしていました。
その結果、約250万円相当増えました。
その間、為替が比較的安定していたことも大きかったと思います。
その後、その資金を日本円へ戻すことなく、そのままモンゴルでマンション購入に使いました。
マンションの購入価格は約2,800万円でしたが、私の感覚としては、
約2,800万円 − 約250万円 = 実質負担 約2,550万円
で購入できたことになります。
さらに現在、そのマンション自体も購入時より約10%値上がりしています。
ここで私は、インフレを見る考え方が少し変わりました。
インフレでも、資産側も増えていれば意味が違う
モンゴルでは物価が上昇しています。
しかし、預金にも高い金利が付き、不動産価格なども上昇しています。
例えば物価が10%上昇しても、預金金利が10%を超え、不動産価格も同程度上昇するなら、少なくとも資産を持つ人にとっては、資産側もインフレについていく可能性があります。
一方、日本でも物価は上昇しています。
ところが預金金利による収入はまだ小さく、東京など一部を除けば、不動産が全国一律に大きく値上がりしているわけでもありません。
通帳に1,000万円あれば、1年後も数字としてはほぼ1,000万円です。
しかし物価が上がれば、その1,000万円で買えるものは少なくなります。
私は、この「数字が減らない安心感」が、逆に日本では実質的な資産価値の低下を見えにくくしているのではないかと思っています。
成長しているのに、なぜ通貨は上がらないのか
そこで気になるのがベトナムです。
ベトナムは高い経済成長を続けています。
それでもベトナムドンを見ると、
「これだけ成長しているのに、なぜ通貨はこんなに安いのだろう?」
と感じます。
しかし輸出で成長する国にとって、自国通貨が急激に高くなることが必ずしも良いとは限りません。
通貨高になれば、海外から見た自国製品の価格が上がり、輸出競争力を失う可能性があるからです。
そのため、経済が成長して通貨高の圧力が生まれても、政策によって急激な上昇を抑えながら安定を目指す国があります。
つまり、
「経済成長=通貨高」ではない
ということです。
モンゴルも同じ方向へ進むのか
私はモンゴルを実際に見ながら、ここに非常に興味を持っています。
モンゴルには石炭だけでなく、銅をはじめとする豊富な地下資源があります。
特に今後、世界的に銅の需要が増えていけば、モンゴル経済にとって大きな追い風になる可能性があります。
資源輸出が増え、海外から外貨が入ってくれば、本来ならトゥグルグ高の要因になります。
しかし、そこでトゥグルグを大幅に上昇させるのではなく、ある程度安定させながら経済成長を続けるという方向も十分考えられるのではないか。
私は今のところ、そう見ています。
もちろん、これは私自身の予想です。
モンゴルは資源価格、中国経済、インフレなどの影響を強く受けます。
未来の為替を正確に予測することなどできません。
だから私は、トゥグルグが大幅に値上がりすることを期待しているわけではありません。
大きく崩れず、ある程度安定してくれればいい。
その間に法人資金を定期預金で運用し、現在のような高い金利を受け取り、その資金をモンゴル国内で再投資する。
私にとっては、それが一番理想的な形です。
補足
実際、2026年のモンゴルは鉱業、とくに銅の伸びがかなり強く、IMFによると2025年の銅
輸出は前年比75%増、
2026年も鉱業が成長を支えています。オユトルゴイの
高品位銅の増産も大きな要因です。
協同組合かけはし/KAKEHASHI HUMAN MONGOL LLC 後藤友亮/GOTO YUSUKE
静岡県浜松市/モンゴル・ウランバートル 公式サイト:https://www.kakehasi.biz/




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