学歴も知識もない私が、なぜ今ここにいるのか
更新日:8月30日

「地球は学校である」
この仮説を考えるようになった背景には、私自身の人生があります。
私は昔から、人から教わって覚えることが、とても苦手でした。
小中学校では勉強についていくことができず、テストはほとんど0点。
書ける漢字もごくわずかで、今でもローマ字もよく分かりません。
一時は特殊学級に入ったこともあります。
その後、高校にも進学しましたが、やはり学校という環境になじめず、入学と中退を繰り返しました。
自動車学校すら途中で辞めています。
今振り返ってみると、私は「人から教えてもらい、それを覚える」という一般的な学び方が、昔から本当に苦手だったのだと思います。
学校で学べなかった私は、社会で学ぶことになった
人の意見を聞きながら、組織の中で働くことも得意ではありませんでした。
しかし、生きていくためには仕事をしなければなりません。
そこで19歳から、自分で商売を始めました。
そこから先は、教科書ではなく、実際の出来事から学ぶ人生になりました。
商売を始める。
失敗する。
考える。
別の方法を試す。
うまくいけば続ける。
また問題が起きれば考え直す。
その繰り返しです。
その後、さまざまな仕事や会社の経営に関わってきました。
親から金銭的な援助を受けたこともありません。
誰かから経営を体系的に教えてもらったわけでもありません。
それでも、失敗と経験を繰り返しながら、ここまで生きてきました。
私にとって本当の学校は、教室ではなく、社会そのものだったのかもしれません。
相場の世界でも同じだった
40歳頃からは、投資や相場の世界にも入りました。
しかし、そこでも私のやり方は変わりませんでした。
専門用語をたくさん覚えたり、世の中に流れている情報をすべて追いかけたりすることは、ほとんどありませんでした。
もちろん、これは人にすすめられる方法ではありません。
知識があれば避けられる失敗もあります。
私自身、もっと勉強していれば避けられた失敗も、たくさんあったと思います。
ただ、私の場合は昔から、情報をたくさん集めて答えを探すより、
「自分ならどう考えるか」
を先に考える癖がありました。
そして実際にやってみる。
間違っていれば修正する。
その繰り返しでした。
なぜ人生には、これほど多くの「迷う情報」があるのか
こうして自分の人生を振り返ると、一つ不思議に思うことがあります。
もし人生に「正しい答え」が一つしかないのであれば、なぜ世の中にはこれほど多くの情報があり、正反対の意見があり、専門家同士でさえ意見が違うのでしょうか。
情報が多ければ多いほど、人は正しい判断ができるとは限りません。
むしろ情報が増えることで迷い、自分で考えることをやめ、誰かの答えに頼ってしまうこともあります。
私は時々、世の中にあふれている情報そのものが、**人生に出されている「ひっかけ問題」**のように感じることがあります。
もちろん、本当に誰かが問題を作っているという意味ではありません。
「地球は学校である」と仮定して人生を眺めてみると、そう見えるということです。
学校なら、答えを覚えるだけでは意味がない
普通の学校でも、答えだけを丸暗記するのと、自分で考えて答えを出すのとでは意味が違います。
人生も同じなのではないでしょうか。
正しい知識をたくさん覚えること。
立派な理論を知っていること。
もちろん、それらは大切です。
しかし人生では、知識を持っているだけでは終わりません。
その知識と自分の経験を使って、
「では、自分はどうするのか」
を決めなければなりません。
そして、その選択によって起きたことを自分自身が経験します。
成功することもあれば、失敗することもある。
うれしいこともあれば、苦しいこともある。
そして、その経験をもとに、また次の選択をする。
私の人生そのものが、この仮説を考える材料になった
私は学校のテストでは、ほとんど点を取れませんでした。
人から教わることもうまくできませんでした。
それでも社会に出てから、
経験する → 考える → 選択する → 結果を受け取る → また考える
ということを何十年も繰り返してきました。
だからこそ、私は思うのです。
もし本当に「地球が学校」なのだとしたら、ここで問われているのは、どれだけ多くの知識を暗記したかではないのかもしれない。
与えられた環境の中で何を経験し、何を考え、最後に自分でどんな選択をしたのか。
そこに、この学校で学ぶ本当の意味があるのではないか。
私は自分の人生を振り返るほど、
「地球は学校である」
という仮説が、単なる空想ではなく、自分が経験してきたさまざまな出来事を説明する一つの考え方として、少しずつつながって見えるようになりました。
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